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新装版 白い航跡(上) (講談社文庫) 文庫 – 2009/12/15

4.2 5つ星のうち4.2 171個の評価

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薩摩藩の軍医として戊辰戦役に従軍した高木兼寛は、西洋医術を学んだ医師たちが傷病兵たちの肉を切り開き弾丸を取り出す姿を見聞し、自らの無力さを痛感すると同時に、まばゆい別世界にあこがれる。やがて海軍に入った兼寛は海外留学生としてイギリスに派遣され、抜群の成績で最新の医学を修め帰国した。(講談社文庫)


西洋医術にあこがれ海を渡った薩摩の若者が海軍を救った!

薩摩藩の軍医として戊辰戦役に従軍した高木兼寛は、西洋医術を学んだ医師たちが傷病兵たちの肉を切り開き弾丸を取り出す姿を見聞し、自らの無力さを痛感すると同時に、まばゆい別世界にあこがれる。やがて海軍に入った兼寛は海外留学生としてイギリスに派遣され、抜群の成績で最新の医学を修め帰国した。

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2009/12/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/12/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 320ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062765411
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062765411
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.8 x 1.3 x 14.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 171個の評価

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吉村 昭
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上位レビュー、対象国: 日本

2019年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
徳川時代
「江戸疫」(えどえき)(えどえやみ)
「江戸煩」(えどわずらい)
と呼ばれた病いがありました。
参勤交代で江戸と封地を往復する
大名とそれに従う家臣団の中で
江戸にいる間にかかる奇病とされました。
あるいは国許から出てきた農民が
江戸に出てくるとかかり
国許に帰すと治る病でした。
初めは胸(心臓)がどきどきし
足がしびれ、足がむくみ
呼吸が苦しくなり、のたうち回って
ついには死に至る病です。

十三代将軍
徳川家定(1824-1858)も
この病にかかっていました。
当時からどうやら封地や国許で
玄米や雑穀を食べているとかからず
江戸で白米ばかり食べているとかかる
という言い伝えもありました。
しかし原因も分からず
治療法もない
(国許に帰すのは別として)
苦しんで死に至る恐ろしい病でした。

種を明かせば
これは「脚気」です。
脚気はビタミン(ヴィタミン)B1の
欠乏によって起こります。つまり
ビタミンB1欠乏症です。症状としては
重症の末梢神経障害と
循環器障害を起こし
心機能が異常に亢進して
死に至ります。
最後の段階を「衝心」と言い
あわせて「脚気衝心」と呼びます。

しかし世界史において
ビタミンという概念が確立されたのは
ポーランド生まれで英国で研究していた
生化学者フンク(1884-1967)が
1911(明治44)年、米ぬかから
今で言うビタミンB1を分離し
翌1912(明治45)年、それに
「ビタミン」と命名したのが最初です。
しかもフンクは当初
「生命(vita)に欠かすことのできない
アミン(amine)」という意味を込めて
「vitamine」と命名したのですが
実はアミンではないと判明したので
現在では末尾の e を取って
「vitamin」 (ビタミン)
(英語ならヴァイタミン)
と呼ばれています。

日本の鈴木梅太郎(1874-1943)も
1910(明治43)年
米ぬかから「アベリ酸」と称する成分を
分離することに成功しましたが
酸ではないと判明したので
1912(大正元)年
「オリザニン」と改名されます。

実はヨーロッパには
「脚気」という病気は存在しませんでした。
しかしアジアの各地に「ベリベリ」と称する
奇病が存在することは知られていました。
「ベリベリ」が「脚気」のことです。
鈴木梅太郎はこの「ベリベリ」に
対抗する酸性物質という意味で
「アベリ」酸と名付けたようです。
仕切り直しで改名した
「オリザニン」という名前は
米の学名「オリザ・サティヴァ」に
由来します。
オリザニンはビタミンB1製剤の名前
として知られています。

少し時代を戻しましょう。
「ビタミン」という概念が生まれたのは
1912(明治45)年ですから
江戸時代はもちろん明治年間もほぼ
「ビタミン」という概念は
ありませんでした。従って
「脚気」の原因も不明でした。
有効な治療法もありませんでした。
明治年間を通じて「脚気」は
結核と並ぶ恐ろしい国民病であった
と言えます。
特にできたばかりの帝国陸軍・海軍は
徴兵制をしいたものの当初は
あまり人気がなかったため
「軍隊に入れば白米を腹いっぱい
(一日六合)食べることができる」
といううたい文句で兵士をリクルート
しました。従って
玄米や麦飯やパン食ではなく
白米ばかりを過食することによって
大量の脚気患者を生んでしまいました。

例えば
1894(M27)年の日清戦争では
4万人の脚気患者を出し
4千人近くが亡くなりました。
1904(M37)-1905(M38)年の
日露戦争では
25万人の脚気患者を出し
3万人の死者を出しました。
トータルの戦勝病死者が4万人と
言いますから
純粋に戦闘行為で亡くなった方より
脚気で亡くなった方のほうが
多かったことになります。

脚気患者は特に帝国陸軍に多く
帝国海軍でほぼ皆無でした。なぜなら
日清戦争の4年前
日露戦争の14年前にあたる
1890(明治23)年
海軍軍医総監であった
高木兼寛(たかぎ・かねひろ)
(1849-1920)は
明治天皇に対して
「海軍兵士における脚気の発生が
ほぼ熄滅(そくめつ)したこと」を
奏上しています。それは
軍艦「竜驤」(りゅうじょう)の航海と
軍艦「筑波」による航海を比較したとき
高木兼寛は
脚気をある種の栄養障害と考え
海軍の兵食は和食から洋食へ
主食も白米からパン食・麦飯へ
切り替えたことが奏功したのです。

軍艦「竜驤」は
1882(明治15)年12月25日
品川港を出港し
南米からニュージーランドをめぐり
272日間の練習航海を行いました。
その結果
乗組員371名中
169名が脚気にかかり
25名が死亡しました。
惨憺たる航海でした。
高木兼寛は
脚気の原因について
「米食を主体にした日本食による
栄養のかたよりにあるのではないか」
と考えました。そこで
食事を洋食に切り替え
タンパク質と野菜の量を大幅に増やした
兵食にすればどうなるか
--一種の「実験航海」を行うことを
決定しました。
それが軍艦「筑波」の「実験航海」です。
軍艦「筑波」は
1884(明治17)年
軍艦「竜驤」とほぼ同じコースで
ニュージーランドへ
287日間の航海を行いました。
その結果
脚気患者は14名にとどまり
死者は一名も出さずに
品川ふ頭に帰港しました。

これ以後
帝国海軍は兵食を白米主体から
パン食・麦飯の洋食へと切り替え
脚気を追放することに成功しました。
そして1890(明治23)年の
明治天皇への「海軍脚気熄滅」の上奏
となります。

西洋の薬理学の教科書では
この軍艦「筑波」による「実験航海」を
「ビタミンという概念がない時代に
ビタミンの存在を証明した」
画期的な医学的成果として
記載してあるものもあります。
その意味で
高木兼寛を「ビタミンの父」と
呼ぶこともあります。

玄米を精製すると白米になります。
[玄米]ー[米ぬか]ー[胚芽]=[白米]=[胚乳]
ということになります。
フンクは米ぬかからビタミン
(今のコトバで言うビタミンB1)を
鈴木梅太郎は米ぬかから
オリザニンを抽出しました。
好みにもよるでしょうが
「味」「食べやすさ」で言えば
白米のほうが好まれるのに対し
「ビタミン」や「ミネラル」という点では
玄米のほうが優れていることになります。
また
刑務所の食事は
[麦]:[白米]=3:7
と言われています。麦は白米に比べて
ビタミン・タンパク質・食物繊維が
多く含まれています。
24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年10月18日に日本でレビュー済み
硬質の文章で、無駄は一切ない。

テーマは江戸から明治、大正にかけて海軍の軍人で、医者であった高木兼寛の生涯。上巻では兼寛の戊辰戦争従軍(薩摩藩兵の軍医として九番隊で行動)から、イギリス留学を終え帰国するまで。戊辰戦争後、兼寛は開成所洋学局に入学、英語と西洋医学とを学び、さらに明治3年に薩摩藩によって創設された鹿児島医学校に入学。校長のイギリス人ウィリアム・ウィリスに認められる。その後、兼寛は明治5年に海軍医務行政の中央機関である海軍軍医寮の幹部であった石神良作の推薦で一等軍医副として海軍入り。軍医小監の頃に海軍病院学舎教官のアンダーソンに認められ、彼の母校聖トーマス病院医学校に留学し数々の名誉を受けた。

本書では、新政府のもとでの医学の方向付けの選択肢をめぐっての対立、兼寛の父母愛、師弟愛、妻との信頼関係が印象に残った。

医学の方向付けの選択肢に関して、新政府は当初、ウィリスの功績もあってイギリス医学の導入を意図したが、ドイツ医学を推奨する相良知安らの意見がこの意図を圧するに及び、イギリス医学は傍系とされ、退潮の憂き目をみる。

ウィリスが失意のうちに鹿児島に下るも、大久保利通、西郷隆盛の支援をえて、鹿児島での医療は注目すべき水準を維持する。兼寛はこのような時代背景と環境のなかで医学をおさめ、医の道をきわめていく。このプロセスがいきいきと客観的描かれていて、一気に読みとおすことができた。下巻が楽しみである。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年6月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
南極半島に「高木岬」があるということをどれだけの日本人が知っているのでしょうか?

医学界に絶大な功績を残した大日本帝国海軍の軍医(最終階級は海軍軍医総監)の
高木 兼寛にちなんで命名された岬が南極にあるなんてお恥ずかしながら私は知りませんでした。

慈恵医大の創設者で日本人特有の恐怖の病「脚気」処方に画期的な功績を残した
世界が認める偉人の「高木兼寛」を知っている人は殆どいないでしょうね。

この方がいなかったら日清戦争に日露戦争では日本は負けていたかもしれない。
当時の海軍・陸軍では戦死者よりも「脚気」による死者のほうが圧倒的に多かった。
その「脚気」を食事療法で見事に解決した高木 兼寛の偉業はあまりにも大きい。

されど意外なことにも、評価されるどころか根拠のない治癒方がドイツ医学信望者から
邪道とされ忌み嫌われた。明治天皇でさえ認めていたのにもかかわらず。
そんな事情を鑑みても当時の軍事態勢が異常であったことが良くわかる。

されど晩年にかけて高木 兼寛は世界各国の大学や医学界から招聘され名誉教授称号を
立て続けに授与され留飲をさげる。おまけに執拗に敵視し高木 兼寛を貶めたドイツ医学信望者の
森林太郎(鴎外)が脚気に苦しんでいた陸軍大臣・寺内正毅にこっぴどくやっつけられるところが
実に爽快です。

でもね、そんな高木 兼寛は次々に子息子女を病気や事故で失っていく。
考えられる不幸が立て続けに起こり茫然自失となり隠遁生活を送ることになる。
ここまでか!と思いきや、さすがの偉人は違う。当時の日本人を苦しめていた数々の病気の
原因は文化風習や食生活にあると看破し、日本全国を講演のために奔走し平均寿命を
伸ばすことに尽力した。当時の女性の平均寿命が30歳代だったなんて信じられますか?

その他、資生堂や日本生命を支えた功績も大きい。

でもね、高木 兼寛は臨終の間際に後悔は無かったのでしょうか?
絶人のような業績を残し、世界が評価し名前が地名になっても、子供達を失った喪失感や
絶望感に最後まで苛まれたのはないかと私は思います。

吉村昭はやっぱり物凄い作家です。全ての日本人にこの本を読んでもらいたい。
されど森鷗外って嫌な奴だったんですねえ(-_-;)
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
個人的にはフィクションが好きなので、ノンフィクションのような小説はダメでした。完読できず
2019年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
明治維新前後の日本の医学に貢献した、重要な人物と思います。脚気の病因について、森鴎外と論争があった話はおぼろげにしっていましたが、この本を読むことで、詳細をしることができました。つくづくと歴史を知ることの重要さを認識させられました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年11月30日に日本でレビュー済み
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海軍省医務局長で慈恵会医大創設者、高木兼寛は、実践的に、脚気を予防し、外国では、高く評価されています。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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