コレクションではないので、中古品を買いました。
何も問題なく読めました。
本の内容は涙あり笑ありで休憩せずに読みたくなります。あったかい気持ちになれます。
小学生から大人まで読めるので家族でシェアして読んでみてください。
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しずかな日々 (講談社文庫 や 58-2) 文庫 – 2010/6/15
椰月 美智子
(著)
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第23回(2007年) 坪田譲治文学賞受賞
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2010/6/15
- 寸法10.8 x 1.2 x 14.8 cm
- ISBN-104062766779
- ISBN-13978-4062766777
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2010/6/15)
- 発売日 : 2010/6/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 272ページ
- ISBN-10 : 4062766779
- ISBN-13 : 978-4062766777
- 寸法 : 10.8 x 1.2 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 24,359位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2019年9月11日に日本でレビュー済み
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この本を読んで、最後の「人生は劇的ではない。ぼくはこれからも生きていく。」という一文がとても腑に落ちました。タイトル通りのしずかな話だけれども、非常に腑に落ちる話だというのがこの小説の印象です。
主人公の少年にとって輝かしい小5の日々を過ごしたのに、現在はパッとしない…という感想をお書きの方もいらっしゃいますが、パッとしない日々であってもこの世に人が生きて行くのは難儀なものです。
そしてその難儀な人生を生き抜くには、この少年が過ごした様なあたりまえの子供時代の日々の存在が不可欠です。
この少年は小5になって友達が出来、おじいさんと生活して、安心な、孤独でない毎日の生活を送ります。母親の不在は残念な事ではありますが、代わりに肉親であるおじいさんがいて、仲の良い友達がいて、理解してくれる先生もいて、子供にとっては当たり前とも言える夏休み、毎日の生活を送ります。それは人生の基盤です。
人の人生の基盤となるものは、劇的な出来事や日々ではない、こうしたしずかな日々なのだと、作者は伝えたいのではないかと思いました。
ただこれは大人向けの小説だという気がします。青い鳥文庫にも収録され、入試問題に出る作品の第1位だそうですが、子供には読むべき作品、読みたいと思う様な作品が他に沢山ある様に思います。
主人公の少年にとって輝かしい小5の日々を過ごしたのに、現在はパッとしない…という感想をお書きの方もいらっしゃいますが、パッとしない日々であってもこの世に人が生きて行くのは難儀なものです。
そしてその難儀な人生を生き抜くには、この少年が過ごした様なあたりまえの子供時代の日々の存在が不可欠です。
この少年は小5になって友達が出来、おじいさんと生活して、安心な、孤独でない毎日の生活を送ります。母親の不在は残念な事ではありますが、代わりに肉親であるおじいさんがいて、仲の良い友達がいて、理解してくれる先生もいて、子供にとっては当たり前とも言える夏休み、毎日の生活を送ります。それは人生の基盤です。
人の人生の基盤となるものは、劇的な出来事や日々ではない、こうしたしずかな日々なのだと、作者は伝えたいのではないかと思いました。
ただこれは大人向けの小説だという気がします。青い鳥文庫にも収録され、入試問題に出る作品の第1位だそうですが、子供には読むべき作品、読みたいと思う様な作品が他に沢山ある様に思います。
2019年10月16日に日本でレビュー済み
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こういう、淡々と生活してますよ、みたいな小説好きです。いいことも、辛いこともあるけど、「そのとき」のことでしかなくて、たしかにその積み重ねが今を作ってるんだけど、全てが伏線だったり人に説明するためのものだったりしないのが。無理にテンション上げて読まなくていいので、心に染み込みやすい。
椰月さんの小説はいくつか読みました。どれも上に書いたような話なのですが、本の帯に煽ってくるものが多く、悲しいと思います。この淡々とした感じをどう伝えれば魅力的になるのか、個人の好みを言う以外にわからないのですが、好きです。
椰月さんの小説はいくつか読みました。どれも上に書いたような話なのですが、本の帯に煽ってくるものが多く、悲しいと思います。この淡々とした感じをどう伝えれば魅力的になるのか、個人の好みを言う以外にわからないのですが、好きです。
2019年8月26日に日本でレビュー済み
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このところなかなか面白い小説に出会えなかったが、これは良かった。淡々とした日々を淡々と書いていて、読後感爽やかな小説。おすすめ。
2015年7月22日に日本でレビュー済み
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小学生5年生の男子の新学期から夏休みの終わりの出来事を描いた物語を読み終えて、素直に読んでよかったと思えた。
大人の私が読んで、しみじみしてしまった。人生ってそれほど劇的ではなく、劇的に思えたことも今思えば、しずかな日々の連続かもしれないと。
しかしこれは児童書なんだろうか?小学生真っ最中の子供たちの中学入試出題問題第一位ってなっていたけど、もっとわくわくする物語が山ほどあるのになあ。いまどきの小学生はそういうものなのかな。
大人の私が読んで、しみじみしてしまった。人生ってそれほど劇的ではなく、劇的に思えたことも今思えば、しずかな日々の連続かもしれないと。
しかしこれは児童書なんだろうか?小学生真っ最中の子供たちの中学入試出題問題第一位ってなっていたけど、もっとわくわくする物語が山ほどあるのになあ。いまどきの小学生はそういうものなのかな。
2019年6月27日に日本でレビュー済み
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思春期に関わる立場の方は、数ページで涙が込み上げてくると思います。単なる懐かしさを感じる話ではなく、心の機微が手に取るようにわかります。なんでもない描写が、静かな、まさにしずかな日々を際立たせています。子どもの持つ力、育つ力、共に過ごす仲間、家族の力。お粗末なレビューですが、しずかな感動が心に染み入りました。
2019年8月16日に日本でレビュー済み
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小学生の頃って、こうだったかなあ、と考えながらあっという間に読んだ。いつも一人で過ごしていた「ぼく」が友達ができ、おじいさんと一緒に暮らして気持ちがどんどん豊かになっていく過程が心に染みる。爽やかでしみじみとした読後感の一書。
2019年6月21日に日本でレビュー済み
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平易な文章で読み易い。素直な子供の気持ちが良く描かれているし、友達関係では、こんな子供がいたら、楽しい学校生活が送れるだろうと思ってしまう。