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ダブル・プロット (講談社文庫) 文庫 – 2011/2/15
解散から22年、著者も驚く未収録作品発見!
オカジマフタリを読まずして、ミステリー好きを名乗るな!
若い母親が死んだ真相と赤子の行方、フィルムに記録されていた驚くべき殺人手口、遅れて配達された年賀状に隠された犯罪……日本ミステリー界の至宝・幻の名コンビ岡嶋二人による傑作短編集。既刊の『記録された殺人』に、表題作を含めた3編の未収録作品を加え、再編成した文庫オリジナル。――解説 井上夢人&新保博久
- 本の長さ488ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2011/2/15
- 寸法10.5 x 1.8 x 14.8 cm
- ISBN-104062768801
- ISBN-13978-4062768801
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2011/2/15)
- 発売日 : 2011/2/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 488ページ
- ISBN-10 : 4062768801
- ISBN-13 : 978-4062768801
- 寸法 : 10.5 x 1.8 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 764,460位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
徳山諄一と井上泉(現・井上夢人)による共作作家。
1982年
「岡嶋二人」名義による『焦茶色のパステル』で第28回江戸川乱歩賞を受賞して作家デビュー。
1985年
『チョコレートゲーム』で第39回日本推理作家協会賞受賞。
1988年
『99%の誘拐』で第10回吉川英治文学新人賞を受賞。
1989年
『クラインの壺』発刊と同時に「岡嶋二人」を解散。
1992年
「井上夢人」名義の『ダレカガナカニイル…』でソロデビュー。
上記が、恐ろしく簡単な略歴です。
デビュー当初からミステリーを書いていましたし、ミステリー作家として分類されることが多いのですが、独立して「井上夢人」として書くようになってからは、純然たるミステリーは1本も書いていません。(でももちろん、「ミステリー作家」と呼んでくださったって、ちっとも構わないのです。ただ、「ミステリーが読みたくて買ったのに……」なんてことが起こるかもしれませんけど )
ソロデビューをする以前は、「人さらいの岡嶋」などと呼ばれたりもして、誘拐物の小説が得意だったことになっているようですが、誘拐物──さほど多いわけでもありません。
「井上夢人」の名前で仕事をするようになってからは、コンピュータに強い作家などと呼ばれることもあるようですが、実際は好きでいじくっている程度ですから、そんなに強いわけじゃありません。小説の題材にしばしばコンピュータやネットが登場するので、そんなふうに思われているだけです。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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色々な犯罪が描かれています。
当事者にしてみたら「なんでそうなるの?」
という感じでしょうか?
ついてないのか、所詮、犯罪は、割りに合わないのか?
それぞれの数十ページの作品なので、気楽に読めました。
楽しみました。
新たな三篇については、岡嶋二人の割には謎解き部分は肩透かし気味ですが、その分話自体はテンポ良く(って、他作品やってテンポいいスけど)楽しく読めました。「三度目〜」みたいに入江伸子の短編集読みたかった気はしますが、まぁ闇に埋もれずに出してくれただけでもよしとせな┐('〜`;)┌
表題作「ダブル・プロット」はミステリーと言うよりは、岡嶋二人の裏側が垣間見えるみたいで楽しかったです。思わず「おかしな二人」も読みたくなる一篇です(*^o^*)
まぁ、「記録〜」持ってる方も是非お気楽にどうぞお読み下さいm(_ _)m
好きな作家なのですが本作は寄せ集めのような形でまとめた短編集なので既刊に比べるとクオリティはガクッと落ちます。以前読んだ短編集を見る限り短編が苦手というわけでもなさそうなので、言い方は悪いですが本作は岡嶋二人のボツ集のようなものかと…。起承転結はほぼなく、トリックもちゃちいです。ファンアイテムとしてはいいかもしれませんね。
腰を据えて読んでいただけに内容の薄さに拍子抜けしたので☆2以上はつけられません。ミステリーとしてはあれですが、性格の悪い女を書くのが相変わらず上手いのでそこだけやたら印象に残ってます(笑)女と別れられず苦悩する男の話はお気に入り。膨らませて長編にすれば面白そうだったのに惜しかった。