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いい奴じゃん (講談社文庫) 文庫 – 2011/10/14
清水 義範
(著)
25歳の派遣社員鮎太(あゆた)は、毎日が不運続きでもオネエ言葉の同僚大道寺(だいどうじ)たちと能天気にたくましく生きている。ある日、警備会社の正社員になったはいいが、賊に頭を撃たれて意識不明の重態に! 最低の不運を最高のチャンスに変えて、一流の男になるべく大道寺と旅に出る。誰もが必ず元気になれる人生応援小説。
- 本の長さ392ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2011/10/14
- ISBN-104062770687
- ISBN-13978-4062770682
商品の説明
著者について
清水 義範
1947年、愛知県名古屋市生まれ。愛知教育大学国語科卒業。1981年『昭和御前試合』で文壇デビュー後、1986年『蕎麦(そば)ときしめん』でパスティーシュ文学を確立し、1988年『国語入試問題必勝法』で第9回吉川英治文学新人賞を受賞。著書に『おもしろくても理科』『雑学のすすめ』(ともに絵・西原理恵子)、『世にも珍妙な物語集』など多数。
1947年、愛知県名古屋市生まれ。愛知教育大学国語科卒業。1981年『昭和御前試合』で文壇デビュー後、1986年『蕎麦(そば)ときしめん』でパスティーシュ文学を確立し、1988年『国語入試問題必勝法』で第9回吉川英治文学新人賞を受賞。著書に『おもしろくても理科』『雑学のすすめ』(ともに絵・西原理恵子)、『世にも珍妙な物語集』など多数。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2011/10/14)
- 発売日 : 2011/10/14
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 392ページ
- ISBN-10 : 4062770687
- ISBN-13 : 978-4062770682
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,200,360位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 14,232位講談社文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
期待しないで買ったのに一晩で読み切りました。清水 義範 発見です。
2014年7月3日に日本でレビュー済み
ちょっと前までは、過去のことを後悔して、「自分はこのままでいいのか」「何になりたいんだ」とずっと考えていたけれど、最近は「違う考え方もあるかもしれない」と思うようになっていた時に本作を読み、それを見つけた。
過去を変えることは、たぶんできない。
東大の首席だろうが、ノーベル賞をとるような科学者でもおそらく不可能だろう。
だから過去を振り返って後悔ばかりしてその場に立ち尽くすということは、無意味でしかないのだ。
できることと言ったら、過去の失敗から学び、いまをそして未来を変えていくということぐらいだろう。
「だろう」といったけど、別に悲観しているわけじゃない。
どんな人間でもできることは、それ以上でも以下でもない。
まずはとにかく生きること、前を見ること、そして自分の人生を幸せにすること。
それに、自分の周りの人が幸せになる力になることができれば、なおいい。
これを目標にしてこれからも生きていきたいと思う。
過去を変えることは、たぶんできない。
東大の首席だろうが、ノーベル賞をとるような科学者でもおそらく不可能だろう。
だから過去を振り返って後悔ばかりしてその場に立ち尽くすということは、無意味でしかないのだ。
できることと言ったら、過去の失敗から学び、いまをそして未来を変えていくということぐらいだろう。
「だろう」といったけど、別に悲観しているわけじゃない。
どんな人間でもできることは、それ以上でも以下でもない。
まずはとにかく生きること、前を見ること、そして自分の人生を幸せにすること。
それに、自分の周りの人が幸せになる力になることができれば、なおいい。
これを目標にしてこれからも生きていきたいと思う。
2009年1月2日に日本でレビュー済み
この先どんな展開になるのだろうといったワクワク感はないものの、主人公鮎太の楽天的で何事も前向きに考える性格に元気付けられる青春小説だった。
25歳までに何をする、こうなっていないとダメだ、といったような年齢で人生を制限するのではなく、20代なんてまだまだ人生はじまったばかりで生き方はどんな風にだって変えていけるという前向きな発想には共感できた。
また、出世のために家庭を犠牲にするような会社に人生を振り回される生き方ではなく、自分の人生を左右したがるのなら会社なんて辞めてやるといった本来あるべき人生の考え方も納得できるものだった。
25歳までに何をする、こうなっていないとダメだ、といったような年齢で人生を制限するのではなく、20代なんてまだまだ人生はじまったばかりで生き方はどんな風にだって変えていけるという前向きな発想には共感できた。
また、出世のために家庭を犠牲にするような会社に人生を振り回される生き方ではなく、自分の人生を左右したがるのなら会社なんて辞めてやるといった本来あるべき人生の考え方も納得できるものだった。
2011年11月4日に日本でレビュー済み
何にでもなれる気がしていた年頃を過ぎ、焦りやあきらめの出てくる25歳前後の若者たちの物語。
明るい青春小説という体裁だけれど、作者の信念「自分を好きになって前向きに自信を持っていこうよ」という励ましと応援のこもったセリフが満載で、著者の思惑通り「さくさく読めて元気の出る小説」だと思う。
主人公はありえないほど脳天気、楽天的な「いい奴」で、まわりの人物造形もかなりマンガ的、ストーリー展開も都合がよすぎるけれど、気分転換読書としては上々。
清水義範らしいといえばとてもらしい作品(文体技巧系ではなく人間観察系のほう)かもしれない。
明るい青春小説という体裁だけれど、作者の信念「自分を好きになって前向きに自信を持っていこうよ」という励ましと応援のこもったセリフが満載で、著者の思惑通り「さくさく読めて元気の出る小説」だと思う。
主人公はありえないほど脳天気、楽天的な「いい奴」で、まわりの人物造形もかなりマンガ的、ストーリー展開も都合がよすぎるけれど、気分転換読書としては上々。
清水義範らしいといえばとてもらしい作品(文体技巧系ではなく人間観察系のほう)かもしれない。
2008年11月15日に日本でレビュー済み
元気で生きていられたら、それでいいじゃん。みたいなポジティブさが全編に溢れていて、読んでいると元気を分けてもっらったような気分になった。
だが、何十年も出版界の第一線で活躍してきた作者の人生観が滲み出いるようで、作者は筆一本で生きてきた逞しさがあるので、少々の困難くらい乗り越えてしまうバイタリティを持っているから、本書はやっとのことで生きている人たちの心にこの応援歌は届いているのか少し気になった。
だが、何十年も出版界の第一線で活躍してきた作者の人生観が滲み出いるようで、作者は筆一本で生きてきた逞しさがあるので、少々の困難くらい乗り越えてしまうバイタリティを持っているから、本書はやっとのことで生きている人たちの心にこの応援歌は届いているのか少し気になった。