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新装版 赤い人 (講談社文庫 よ 3-28) 文庫 – 2012/4/13
吉村 昭
(著)
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囚人たちの北海道開拓裏面史。明治十四年、赤い獄衣の男たちが石狩川上流へ押送された。無報酬の労働力を利用し北海道の原野を開墾するという国策に沿って、極寒の地で足袋も支給されず重労働を課せられる囚人たち。「苦役ニタヘズ斃死(へいし)」すれば国の支出が軽減されるという提言のもと、囚人と看守の敵意にみちた極限のドラマが展開する。(講談社文庫)
囚人たちの北海道開拓裏面史
「脱獄」か「死」か 苦役から逃れる方法は他にない
明治十四年、赤い獄衣の男たちが石狩川上流へ押送された。無報酬の労働力を利用し北海道の原野を開墾するという国策に沿って、極寒の地で足袋も支給されず重労働を課せられる囚人たち。「苦役ニタヘズ斃死(へいし)」すれば国の支出が軽減されるという提言のもと、囚人と看守の敵意にみちた極限のドラマが展開する。
二月下旬、かれらはやってきた。氷結した石狩川沿いにのぼってきたかれらは、足もほとんど動かぬらしく小刻みに雪の中を集治監の大門に近づいてゆく。朱色の獄衣も編笠も、雪におおわれていた。白い列は門を入り、獄舎にみちびかれた。かれらは言葉を発することもなく、房の中でうつろな眼を弱々しくしばたたいているだけであった。看守長の命令で、雑役の囚人が味噌汁と麦飯を入れた桶をはこび、椀に入れて配った。味噌汁を口にした囚人の一人が、「極楽」と、息をつくようにつぶやいた。――<本文より>
囚人たちの北海道開拓裏面史
「脱獄」か「死」か 苦役から逃れる方法は他にない
明治十四年、赤い獄衣の男たちが石狩川上流へ押送された。無報酬の労働力を利用し北海道の原野を開墾するという国策に沿って、極寒の地で足袋も支給されず重労働を課せられる囚人たち。「苦役ニタヘズ斃死(へいし)」すれば国の支出が軽減されるという提言のもと、囚人と看守の敵意にみちた極限のドラマが展開する。
二月下旬、かれらはやってきた。氷結した石狩川沿いにのぼってきたかれらは、足もほとんど動かぬらしく小刻みに雪の中を集治監の大門に近づいてゆく。朱色の獄衣も編笠も、雪におおわれていた。白い列は門を入り、獄舎にみちびかれた。かれらは言葉を発することもなく、房の中でうつろな眼を弱々しくしばたたいているだけであった。看守長の命令で、雑役の囚人が味噌汁と麦飯を入れた桶をはこび、椀に入れて配った。味噌汁を口にした囚人の一人が、「極楽」と、息をつくようにつぶやいた。――<本文より>
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2012/4/13
- 寸法10.5 x 1.2 x 14.8 cm
- ISBN-104062772590
- ISBN-13978-4062772594
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2012/4/13)
- 発売日 : 2012/4/13
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 320ページ
- ISBN-10 : 4062772590
- ISBN-13 : 978-4062772594
- 寸法 : 10.5 x 1.2 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 19,482位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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2024年3月27日に日本でレビュー済み
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北海道の開拓の歴史に触れたくて「赤い人」を買いました。網走刑務所が囚人によってつくられたのには驚きました。北海道の鉱山も囚人の犠牲で採掘されていた。囚人も国事犯が多く、もと侍、サーベルを下げて囚人を監視したのももと侍、時代が変わるとき人間に待ち受ける過酷な運命に感動、吉村昭氏は歴史家の様に細緻にわたり調べているのでまるでノンフィクションのような一冊でした。「破獄」と同じぐらい面白く読みました。
2021年8月18日に日本でレビュー済み
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屯田兵や本土から入植者の苦労は知っていても、受刑者の悲惨すぎる扱いに衝撃を受けました。農地の開拓や道路敷設、炭鉱などの作業にただ同然で、命の消耗品として扱われていた事実、国家の政策として行われた事実に、明治維新後の日本はどれだけの人間を犠牲にしてきたのか暗澹たる思いです。
作者はこの本に、主人公を設けず、感情移入を出来るだけ抑え、淡々と事実のみを書くことで、国家や、官僚、そして弱い立場の人間を描こうとした。ソ連で多くの政治犯がシベリアに送られ、強制労度の極悪な環境の中で殺されたことと、同じことが日本でも行われてきた。この様な地獄絵図を二度と再現してはならないと心から思う。
作者はこの本に、主人公を設けず、感情移入を出来るだけ抑え、淡々と事実のみを書くことで、国家や、官僚、そして弱い立場の人間を描こうとした。ソ連で多くの政治犯がシベリアに送られ、強制労度の極悪な環境の中で殺されたことと、同じことが日本でも行われてきた。この様な地獄絵図を二度と再現してはならないと心から思う。
2022年12月9日に日本でレビュー済み
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屯田兵は知っていても、この話は知らなかったので新鮮だった。
明治政府に断罪された思想犯らが北海道の原野を切り拓いたという壮絶な前史は、知っておく価値がある。囚人だから悪と決めつけ残酷な境遇に置く政府役人や学者には寒気を催すが、江戸時代の旧い価値観を引きずっていた人々かという感興も湧いた。
明治政府に断罪された思想犯らが北海道の原野を切り拓いたという壮絶な前史は、知っておく価値がある。囚人だから悪と決めつけ残酷な境遇に置く政府役人や学者には寒気を催すが、江戸時代の旧い価値観を引きずっていた人々かという感興も湧いた。
2021年5月5日に日本でレビュー済み
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北海道開拓とそれに従事した囚人の話。
日本の黒歴史の一つですね。人権などの意識が低い当時、まして囚人の人権など気にする人などなく、そして内外の事情から富国強兵政策を推し進めるには北海道の開拓は急務だったし、囚人は都合のよい便利な労力、過酷な労働環境はむしろ懲罰であり、それによる病気や死は二の次といった状況のようでした。
これらのことは大変興味深く読みましたが、どこか歴史資料を読んでるような気がしました。多分それは主人公が赤い人(囚人たち)で特定の誰かでないので、今一感情移入できないからだと思います。
ただ最後に樺戸監獄の終焉、後に残された墓地、死んで行った囚人の思いなど栄枯盛衰を感じさせ感慨深かったです。
日本の黒歴史の一つですね。人権などの意識が低い当時、まして囚人の人権など気にする人などなく、そして内外の事情から富国強兵政策を推し進めるには北海道の開拓は急務だったし、囚人は都合のよい便利な労力、過酷な労働環境はむしろ懲罰であり、それによる病気や死は二の次といった状況のようでした。
これらのことは大変興味深く読みましたが、どこか歴史資料を読んでるような気がしました。多分それは主人公が赤い人(囚人たち)で特定の誰かでないので、今一感情移入できないからだと思います。
ただ最後に樺戸監獄の終焉、後に残された墓地、死んで行った囚人の思いなど栄枯盛衰を感じさせ感慨深かったです。
2022年9月26日に日本でレビュー済み
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あまりに人を人とも思わないような囚人の扱いがひどい。
氷点下で足袋なしってことは草鞋なのか?
当然のごとくやせ衰えて、病死していく。
炭鉱でもガスにやられたり、崩落したりでとんでもない数が死んでいく
犯罪者だからって何されても良いわけでは決してない。今の時代でも、刑務所の中の可視化など考えさせられるテーマ。
氷点下で足袋なしってことは草鞋なのか?
当然のごとくやせ衰えて、病死していく。
炭鉱でもガスにやられたり、崩落したりでとんでもない数が死んでいく
犯罪者だからって何されても良いわけでは決してない。今の時代でも、刑務所の中の可視化など考えさせられるテーマ。
2022年6月26日に日本でレビュー済み
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博物館で集治監の歴史を知り、自分の地元ということもあって深掘りしたくて手に取りました。囚人とはいうものの国事犯扱いということで、元々は士族だった人たちが大半。いわゆる普通の人たち。拷問というべき労役は、当時の政犯弾圧と北海道開拓という大義によって、組織的になされていた。開墾、開鑿、採掘。一般の人夫では過酷すぎる労働ゆえ依頼することができず、悔悟させることを理由に囚人を酷使した。採掘では、囚人を縛り付け地下坑道まで下ろし、実際の挙動から酸欠の有無を確認したり、脱獄囚人を捉えサーベルでメッタ斬りにし、スコップで肉片をすくい囚人たちに見せつけ恐怖を植え付けようとしていたなど、人の所業とは言えない。恨んだ囚人が看守を残忍な手口で殺害したり、怨嗟の歴史でもありました。そうした犠牲のもとに今の北海道の道路があるのだということを知らことができました。
2021年1月27日に日本でレビュー済み
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北海道の開拓史のワンシーンを知ることができます。飽きずに最後まで読みました。