寝る前に少しだけ…と思いながら、一気に読んでしまいました。
面白くて、どこか懐かしい。心が温かくなる一冊でした。
これから年を重ねていく中で、何度でも読み返したいと思います。

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ぐるぐる猿と歌う鳥 (講談社文庫) 文庫 – 2013/12/13
加納 朋子
(著)
父の転勤で北九州の社宅へ引っ越して来た高見森(たかみしん)。同じ社宅に住む子どもたちと仲良くなるにつれ、彼らがある秘密を共有していることに気づく。そして「パック」と呼ばれる謎の少年には、ある役割があった――。理不尽な想いを抱える仲間を守り、仲間に守られながら生きる少年少女たちの、清々しく明るい物語。
かつて子どもだった人へ。
あの日あの場所で感じた切なさが、この物語でよみがえります。
父の転勤で北九州の社宅へ引っ越して来た高見森(たかみしん)。同じ社宅に住む子どもたちと仲良くなるにつれ、彼らがある秘密を共有していることに気づく。そして「パック」と呼ばれる謎の少年には、ある役割があった――。理不尽な想いを抱える仲間を守り、仲間に守られながら生きる少年少女たちの、清々しく明るい物語。
かつて子どもだった人へ。
あの日あの場所で感じた切なさが、この物語でよみがえります。
父の転勤で北九州の社宅へ引っ越して来た高見森(たかみしん)。同じ社宅に住む子どもたちと仲良くなるにつれ、彼らがある秘密を共有していることに気づく。そして「パック」と呼ばれる謎の少年には、ある役割があった――。理不尽な想いを抱える仲間を守り、仲間に守られながら生きる少年少女たちの、清々しく明るい物語。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2013/12/13
- ISBN-104062777290
- ISBN-13978-4062777292
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2013/12/13)
- 発売日 : 2013/12/13
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 256ページ
- ISBN-10 : 4062777290
- ISBN-13 : 978-4062777292
- Amazon 売れ筋ランキング: - 791,914位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 10,574位講談社文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
しみじみと読めました!
子供のとき思っていたことを思い出しました(^^♪
子供のとき思っていたことを思い出しました(^^♪
2015年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小学校高学年ぐらいの子供が読んでも十分理解できるような内容なのに、大人の心にも強く訴える物がありました。
読み出したら止まらず、久しぶりに寝不足になりました。
このお話に出てくる子供たちの将来が非常に気になるお話です。お互いがお互いを支えあって、みんながずーーーっといい関係でいられたらいいなぁ、と願わずにはいられません。
でも、子供のときに大事だった友達が、大人になった今の自分の人生の中にいるとも限らないのが現実。いつどこで離れてしまったのだろう・・・そして、私はいつを境に大人になったのだろうか?
物語を読み終わった後に、「あぁ、あれはそういう理由だったのかー。」と気づかされる事柄がいくつかあって(パックが主人公をしきりにミモリって呼んでいた理由など)、それが話の中で特に説明がないような所も、こちら側の想像力をおおいにかき立ててくれました。
夏休みのスペシャルドラマなんかにするのにぴったりな題材だと思います。
加納朋子さんの本は『七人の敵がいる』を読んだ事がありますが、全く違った印象でどちらも面白かったです。次は、『ささらさら』あたりを読みたいと狙っています。
読み出したら止まらず、久しぶりに寝不足になりました。
このお話に出てくる子供たちの将来が非常に気になるお話です。お互いがお互いを支えあって、みんながずーーーっといい関係でいられたらいいなぁ、と願わずにはいられません。
でも、子供のときに大事だった友達が、大人になった今の自分の人生の中にいるとも限らないのが現実。いつどこで離れてしまったのだろう・・・そして、私はいつを境に大人になったのだろうか?
物語を読み終わった後に、「あぁ、あれはそういう理由だったのかー。」と気づかされる事柄がいくつかあって(パックが主人公をしきりにミモリって呼んでいた理由など)、それが話の中で特に説明がないような所も、こちら側の想像力をおおいにかき立ててくれました。
夏休みのスペシャルドラマなんかにするのにぴったりな題材だと思います。
加納朋子さんの本は『七人の敵がいる』を読んだ事がありますが、全く違った印象でどちらも面白かったです。次は、『ささらさら』あたりを読みたいと狙っています。
2019年4月26日に日本でレビュー済み
やられた。胸が痛い
彼を「自由なヒーロー」と受け止めて、胸がすく系に楽しめるのは、何歳位までだろう
「不憫な子」「感じが良く歓迎したい子」と「図々しい子」の境目って、割と狭い
己の立場を十分理解した上で立ち回り、ささやかでも自主的に「恩を返す」。彼の中の「自分ルール」が切ない
楽しく読みました
彼を「自由なヒーロー」と受け止めて、胸がすく系に楽しめるのは、何歳位までだろう
「不憫な子」「感じが良く歓迎したい子」と「図々しい子」の境目って、割と狭い
己の立場を十分理解した上で立ち回り、ささやかでも自主的に「恩を返す」。彼の中の「自分ルール」が切ない
楽しく読みました
2019年9月25日に日本でレビュー済み
子どもの世界は秘密と冒険に満ちてキラキラしていますが、大人になるとそうしたワクワクする世界から離れて、いつしか現実社会に身を置くようになります。
少しずつ大人に近づいていく過程において、大切なものを失わずにいようとする気持ちが子どもたちを動かし、さらなるドラマを生みだしていくことに。
守られる側から守る側へと移っていく、成長の上での必要な通過点とは。
一見、楽しい子ども向けの童話のようですが、読んでみるとお金や仕事、夫婦間の問題などを含んだ、大人にも読みごたえある内容。
ミステリー要素も含まれた、せつなくも爽やかな物語です。
少しずつ大人に近づいていく過程において、大切なものを失わずにいようとする気持ちが子どもたちを動かし、さらなるドラマを生みだしていくことに。
守られる側から守る側へと移っていく、成長の上での必要な通過点とは。
一見、楽しい子ども向けの童話のようですが、読んでみるとお金や仕事、夫婦間の問題などを含んだ、大人にも読みごたえある内容。
ミステリー要素も含まれた、せつなくも爽やかな物語です。
2015年6月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作家さんミステリー?得意ですね。こんな展開から、ここまで引きつけて、ラストは、、、なかなか読み応え有りました。
2014年3月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
奇妙なタイトルが気になって購入。読み始めたらやめられず、久々に一気読み。
深刻な題材を扱っているにもかかわらず、読後感は爽やか。少年の成長物でもあり、
ミステリー要素もあり、懐かしい情景と現代の家族や地域社会が抱える問題も考えさせられた。
深刻な題材を扱っているにもかかわらず、読後感は爽やか。少年の成長物でもあり、
ミステリー要素もあり、懐かしい情景と現代の家族や地域社会が抱える問題も考えさせられた。
2011年5月28日に日本でレビュー済み
「かつて子どもだったあなたと少年少女のための」と銘打たれた講談社のミステリーランドの一冊。小中学生くらいの、読書……特にミステリーに興味を持ち始めた子どもたちに読んでもらえたらいいなという作品。
親の仕事の都合で北九州に引っ越すことになった小学5年生の高見森(たかみ しん)。乱暴者で考え無しと親には思われていて、親にも同級生にもどうにも素直に接することができない。
「世界は金魚鉢みたいにせまく、もやもやとした藻のような不安に満ちて」いる子どもの世界を舞台に、読みやすく、ちょっとドキッとしてはらはらする、ミステリーランドらしい1冊に仕上がっています。
加納朋子さんらしくミステリー色は薄めで、子どもたちと謎の子ども・パックとの関係性を丁寧に描いていて、読んでいると、海と、工場と、社宅が並んだ地方都市の屋根に描かれた絵を見下ろしている風景に入り込んだかのような錯覚にとらわれます。
良い作品だと思います。
親の仕事の都合で北九州に引っ越すことになった小学5年生の高見森(たかみ しん)。乱暴者で考え無しと親には思われていて、親にも同級生にもどうにも素直に接することができない。
「世界は金魚鉢みたいにせまく、もやもやとした藻のような不安に満ちて」いる子どもの世界を舞台に、読みやすく、ちょっとドキッとしてはらはらする、ミステリーランドらしい1冊に仕上がっています。
加納朋子さんらしくミステリー色は薄めで、子どもたちと謎の子ども・パックとの関係性を丁寧に描いていて、読んでいると、海と、工場と、社宅が並んだ地方都市の屋根に描かれた絵を見下ろしている風景に入り込んだかのような錯覚にとらわれます。
良い作品だと思います。