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和辻哲郎-人格から間柄へ (再発見 日本の哲学) 単行本(ソフトカバー) – 2008/7/29
宮川 敬之
(著)
和辻倫理学の根底をえぐる画期的な解説書 『古寺巡礼』などの薫り高い著作で人気を誇った和辻の終生をかけた仕事は倫理学の構築であった。人ではなく人の間(じんかん)の思想はいかにしてうまれたか。
- 本の長さ276ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/7/29
- ISBN-104062787571
- ISBN-13978-4062787574
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/7/29)
- 発売日 : 2008/7/29
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 276ページ
- ISBN-10 : 4062787571
- ISBN-13 : 978-4062787574
- Amazon 売れ筋ランキング: - 911,082位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,258位日本の思想(一般)関連書籍
- - 6,570位思想
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2009年12月27日に日本でレビュー済み
「もの」と「こと」を中心にすえて、和辻の思想をたどっている。「もの」と「こと」とは書名の「人格」と「間柄」とに相応する。和辻の定義は、「もの」を同一的、独存的、「こと」を異別的、関係的としている。カントの定言命法、手段としてではなく「同時に」目的として扱え、を人間関係の原則として読むべきことであるとして、個人主義ではなく、社会主義への展望をひらくものとしている。和辻の倫理学は、個人として人を見るのではなく、すでに共同体性を担っているものとして人を見るということであった。これが「間柄」の内容であった。「人格という「もの」性の底に、それを人格たらしめる「こと」としての人格性人類性が見られる」と著者はいう。この書の特徴は『原始仏教の実践哲学』を重視したところにある。なお、熊野純彦の編集する、「再発見 日本の哲学」のなかの一冊である。