西暦3世紀のローマでは、半世紀の間に70人の皇帝が出現したとの事。
これを指して著者は「皇帝の数が大インフレーションすれば、
皇帝の威光は大暴落するしかなかった」と言っており、
非常に分かりやすいたとえだな、と思いました。
登場してから、わずか2行で殺されてしまう皇帝もいたりして、
不謹慎ながら、面白かったです。(実際、帝位に就いてから、
わずか20日で自殺した皇帝もいたそうです。)
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地中海世界とローマ帝国 (興亡の世界史) 単行本 – 2007/8/21
本村 凌二
(著)
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地中海の覇者ローマはなぜ栄え、滅亡したかイタリアの一都市国家が、なぜ大帝国を築きえたのか。王政から共和制ファシズムそして帝政へ、多神教から一神教へと転換しながら古代を生き延びた歴史の奇跡。
- ISBN-104062807041
- ISBN-13978-4062807043
- 出版社講談社
- 発売日2007/8/21
- 言語日本語
- 本の長さ406ページ
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/8/21)
- 発売日 : 2007/8/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 406ページ
- ISBN-10 : 4062807041
- ISBN-13 : 978-4062807043
- Amazon 売れ筋ランキング: - 410,508位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,116位ヨーロッパ史一般の本
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上位レビュー、対象国: 日本
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2017年6月30日に日本でレビュー済み
時系列に沿った話の展開と、「見出し」から推測できるように興味をひくエピソードがちりばめられており、厚めの本ですが楽しく読み終えることができました。
[見出しの一部 ※本文から抜き出し]
・温厚な私人にして冷酷な支配者
・子飼いの解放奴隷を行政に活用
・実母、義弟に2人の妻まで殺したネロ
・唯一のコロッセオ建設
・芸術と狩猟を愛する趣味人
・男あさりをする女装の皇帝
・担ぎ出された老帝の悲劇
・半世紀で70人の皇帝が出現
・社会危機の中で芽を出すキリスト教
・虐殺された女哲学者
丸山真男はある対談で「ローマ帝国の歴史には人類の経験のすべてがつまっている」と発言したとの紹介もありますが、私も「ヨーロッパの礎としてのローマ帝国とはどんなものであったのか?」という問題意識で読み進めました。
もともと持っていた問題式につらなるキーワードは次のようなものです。
[キーワード]
ローマ法、人間の能力、都市の成り立ちと魅力、政治、支配、産業(農業)、ギリシャとの関係、軍事力、キリスト教、階級社会、奴隷、文明の衝突と協調
[見出しの一部 ※本文から抜き出し]
・温厚な私人にして冷酷な支配者
・子飼いの解放奴隷を行政に活用
・実母、義弟に2人の妻まで殺したネロ
・唯一のコロッセオ建設
・芸術と狩猟を愛する趣味人
・男あさりをする女装の皇帝
・担ぎ出された老帝の悲劇
・半世紀で70人の皇帝が出現
・社会危機の中で芽を出すキリスト教
・虐殺された女哲学者
丸山真男はある対談で「ローマ帝国の歴史には人類の経験のすべてがつまっている」と発言したとの紹介もありますが、私も「ヨーロッパの礎としてのローマ帝国とはどんなものであったのか?」という問題意識で読み進めました。
もともと持っていた問題式につらなるキーワードは次のようなものです。
[キーワード]
ローマ法、人間の能力、都市の成り立ちと魅力、政治、支配、産業(農業)、ギリシャとの関係、軍事力、キリスト教、階級社会、奴隷、文明の衝突と協調
2012年3月14日に日本でレビュー済み
いろいろとローマ史に目を通しましたが、テルマエ・ロマーエの背景を知るにはこれが一番おすすめです。まず、建国から五賢帝時代までの各皇帝、軍人、その他政治家、哲学者についての記述が詳しいです。そして、いわゆる「衰退の時代」については、ピーター・ブラウンの吹き込んだ新しい見方が紹介されています。ローマというとやはりシーザーなどのヒーローが活躍した国家、という前知識だと、数十年の間に数十人の皇帝がいた時期もあった、と知ると驚きます。そういった意味も含めて、いろいろなローマが紹介されています。
2000円超で、全集の中の1冊ですので買いにくいかもしれませんが、他の本を数冊買うよりもこれ1冊で大部分のことがわかる、というメリットがありますのでおすすめです。
2000円超で、全集の中の1冊ですので買いにくいかもしれませんが、他の本を数冊買うよりもこれ1冊で大部分のことがわかる、というメリットがありますのでおすすめです。
2008年8月5日に日本でレビュー済み
学者が書いたローマ史であるが、明快な表現で読者にわかりやすい。
長々と書き連ねた塩野七生の「ローマ人の物語」は、その詳細な記述がおもしろかったが、本書は長大なローマ史を簡潔にしかも明快な解釈に心がけて書かれている。
しかし、明快さも行き過ぎ、「共和政ファシズム」などは、少し無理のある表現ではないか。「好戦的共和政」が妥当なところであろう。近代ファシズムは社会の危機に登場し、喧伝により民衆を熱狂せしめ政権奪取後に独裁、反進歩的、人権の制限などが特徴、ローマは日の出の勢いの国家、身分闘争が進歩的成文法を生み、マリウスやスラの登場までは少なくとも独裁ではなかった(独裁を嫌っていた)。農業国ローマの民衆は喧伝によって熱狂するような好戦的な民衆だろうか。好戦的なのは指導者で、政治的野心が軍事的野心と結びついていた。アナロジーということであれば共和政ローマは、むしろ民主国家でありながら好戦的なアメリカ合衆国に似ている。アメリカの大衆はどちらかというと戦争は嫌いだが、指導者は戦争大好きだ。大統領候補は必ず戦争への参加や姿勢を糺されるではないか。
まあ、そんなことは些細なこと、明快さをかって星5つにします。お読みください。やはりローマ史はおもしろい。
長々と書き連ねた塩野七生の「ローマ人の物語」は、その詳細な記述がおもしろかったが、本書は長大なローマ史を簡潔にしかも明快な解釈に心がけて書かれている。
しかし、明快さも行き過ぎ、「共和政ファシズム」などは、少し無理のある表現ではないか。「好戦的共和政」が妥当なところであろう。近代ファシズムは社会の危機に登場し、喧伝により民衆を熱狂せしめ政権奪取後に独裁、反進歩的、人権の制限などが特徴、ローマは日の出の勢いの国家、身分闘争が進歩的成文法を生み、マリウスやスラの登場までは少なくとも独裁ではなかった(独裁を嫌っていた)。農業国ローマの民衆は喧伝によって熱狂するような好戦的な民衆だろうか。好戦的なのは指導者で、政治的野心が軍事的野心と結びついていた。アナロジーということであれば共和政ローマは、むしろ民主国家でありながら好戦的なアメリカ合衆国に似ている。アメリカの大衆はどちらかというと戦争は嫌いだが、指導者は戦争大好きだ。大統領候補は必ず戦争への参加や姿勢を糺されるではないか。
まあ、そんなことは些細なこと、明快さをかって星5つにします。お読みください。やはりローマ史はおもしろい。