剛腕、わがまま、生意気、無愛想、壊し屋、自分勝手という
虚像が確立されて、久しい小沢一郎氏について本当の姿が書かれた本である。
私自身も20年前には、小沢一郎=剛腕、悪そうな人、裏で悪い事をしていそう
というイメージがありました。
今でも私の周りには、そう思っている人はいます。
それは、マスメディア主にテレビから伝えられる情報しかなかった時代だったからです。
今では、小沢一郎氏に関する本が出版されていたり、インターネットの動画に
出演し、生の小沢一郎氏の姿をみることができるので、悪いイメージは払拭されました。
初めて、衆議院議員に立候補した、昭和44年には、もうすでに「官僚政治を打破」
「政策決定を政治家の手に取り戻す」という公約をしているのです。
このような事は、この本に出会うまで、全く知りませんでした。
不勉強な私は、政権交代となった、先の総選挙の時に初めて出てきた公約であると思っていました。
42年も前からご自身の考えを変えずに政治を行っている事に驚嘆しました。
更に、常に国民の事を第一に考えて、政策について立案し、行動している事にも感心しました。
小沢一郎氏の周りには、志を同じにする同士がいますが、小沢一郎氏の考えについて行けない
政治家や、連立与党として与党になると、そこに留まりたい為だけに、自民党から一本釣りに遭い
小沢一郎氏から離れていき、更にその人たちは小沢一郎氏を誹謗中傷をするのです。
そして、それらの政治家はなれ合い政治をして、日本を悪い方へ悪い方へと引っ張っていくことも
この本は指摘しています。
真実が日本ではマスメディアを通じて、日本国民には伝えられませんが
今では、インターネットなどがありますので、真実を多くの国民が共有し
より良い日本にするためには、どうしたら良いのか一人一人が考え、行動することが
今の日本を変える原動力になるのではないでしょうか。
(インターネットには正反対のデマを流している番組もありますが)
小沢一郎氏が親からの躾で「弁解や、言い訳を絶対するな」
「他人を傷つける事はするな、我慢することが大事な事と教えられて育った」
とありますが、頭の中ではわかっていても、それを守り、実行できる人はそういないでしょう。
この様な立派な人を、自分たちの既得権を守るために攻撃する既得権側にいる人たちは
「悪魔」なのではないでしょうか。
小沢一郎=剛腕と思っている人に、騙されたと思って、一度読んでほしい一冊です。
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虚像に囚われた政治家 小沢一郎の真実 (講談社+α文庫) 単行本 – 2007/10/19
平野 貞夫
(著)
政権交代を狙う真の実力者は、梟雄か英雄か? 出生の秘密、自民党幹事長時代の「自民党総裁候補面接事件」の真相、新生党結成から非自民連立政権樹立までの全内幕、そして、次々と離れていった側近たちの思惑などのすべてを、初めて明らかにするインサイド・ストーリー! 側近中の側近が見た政治家「小沢」の虚像、そして人間「一郎」の実像とは!?
側近中の側近が初めて語る「豪腕伝説」の全真相!!
政権交代を狙う真の実力者は、梟雄か英雄か? 出生の秘密、自民党幹事長時代の「自民党総裁候補面接事件」の真相、新生党結成から非自民連立政権樹立までの全内幕、そして、次々と離れていった側近たちの思惑などのすべてを、初めて明らかにするインサイド・ストーリー! 側近中の側近が見た政治家「小沢」の虚像、そして人間「一郎」の実像とは!?
※本作品は2006年9月、小社から刊行されたものを文庫収録にあたり大幅に加筆、再編集しました。
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※本作品は2006年9月、小社から刊行されたものを文庫収録にあたり大幅に加筆、再編集しました。
- 本の長さ416ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/10/19
- 寸法10.8 x 1.9 x 15.2 cm
- ISBN-104062811545
- ISBN-13978-4062811545
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/10/19)
- 発売日 : 2007/10/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 416ページ
- ISBN-10 : 4062811545
- ISBN-13 : 978-4062811545
- 寸法 : 10.8 x 1.9 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,172,554位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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◆著者プロフィール◆
平野貞夫(ひらのさだお)
1935年、高知県生まれ
法政大学大学院政治学修士課程終了。
衆議院事務局に入り、副議長(園田直)秘書、
議長(前尾繁三郞)秘書などを経て、
委員部長となる。
1992年、参議院高知地方区で当選し、
小沢一郎と行動を共にする。
2004年、参議院議員を引退。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2007年11月30日に日本でレビュー済み
著者は元参議院議員であり、政界のウラもオモテも知り尽くした手練の者。事実を捏造はしていないんでしょうけど、解釈はひとそれぞれだと思います。個人的見解として、文章の迫力がなくて、黄色ランプが灯ります。痔の妙薬『狸の油』は幾らなんでしょうね?
2013年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小沢氏の知嚢・平野貞夫元参院議員が著した小沢本のひとつ。
この本が言いたいのは、小沢は決して政界のドンでも人を操る闇将軍でも何でも無い。と言うことを伝えている。
まあ、今の世にあって一人の政治家が他の政治家を操れるなんて事は出来ようはずもないのだが、メディア戦略は
小沢抹殺でこの数十年培ってきたのである。
虚像と言うほど、小沢氏に力があるとは私は最初から思っていなかったが、仮にそうだとしても、小沢氏がいない
政治報道などに微塵の興味が無いというのはやはりそうなのである。
この本が言いたいのは、小沢は決して政界のドンでも人を操る闇将軍でも何でも無い。と言うことを伝えている。
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虚像と言うほど、小沢氏に力があるとは私は最初から思っていなかったが、仮にそうだとしても、小沢氏がいない
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2009年5月21日に日本でレビュー済み
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小沢氏の業績をほめながら、実は著作者本人の自己満足・自己宣伝臭が強すぎる作品。
2013年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
彼の父の生い立ちを知れば知るほど、彼の信念の強さがよく分かる。
涙なしには読めなかった。
草の根運動に千代田区麹町ノマンションを惜しげもなく提供したことなど、全く知られていない。
私はそのマンションのすぐ下に住んでいたのでよく知っている。
中国や東南アジアの人々がそこを拠点に活動していた。
我が国に尽くしていることを知ら図にカネのことばかり言うのは不公平この上もない。
この国はマスゴミと官僚に潰される。
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草の根運動に千代田区麹町ノマンションを惜しげもなく提供したことなど、全く知られていない。
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我が国に尽くしていることを知ら図にカネのことばかり言うのは不公平この上もない。
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2010年10月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
週刊誌などが報じない小沢一郎先生の姿がこの本の中にはあります。
最大派閥の有力ポストよりも政治改革を目指された小沢一郎先生の姿にTVのイメージとは違うものを感じました。
最大派閥の有力ポストよりも政治改革を目指された小沢一郎先生の姿にTVのイメージとは違うものを感じました。
2007年11月10日に日本でレビュー済み
本書を手に取った理由:小泉=大脳皮質なし(感性だけ) 安倍=ぼっちゃん 福田=酷薄 小沢さん=???? 判らない政治家だった。しかし何か前者の3人とは常に異質なものを感じさせる人物であり、小泉政治において閉塞感が増した日本という国で、彼は何者かを知りたくなった。ご本人が書いたものを読む前に、周りの人物が書いたものをと思い、本書を手にしました。多少、平野さんのお手盛りの部分もありますが、永田町村社会の中で、社会人を始めた小沢さんが、その中で生き続けそしてその枠組みを壊してしかるべきという、普通の政治屋では考えないことを考えているということが伝わってきました。国民ももっと危機感を持って変わらなければならないこと、そして自民党の監視を怠らないようにしなければならないことに改めて気がつきました。読書中に辞任騒ぎドラマがありましたが、最も人間らしい姿を見せたのは著者だったのではないでしょうか?
2006年11月9日に日本でレビュー済み
著者は小沢一郎の最側近として知られる人物であり、本書の内容については割り引いて読む必要があると思うし、一種のパブ本と見做されることが多いかもしれない。しかしながら、国政の実態の一部が垣間見れる点については十分評価できるものと思う。
特に政治家が政策を練り上げてゆくプロセス、国会運営における与野党協議等が実際どのように行なわれるのかの一端についての記述は非常に面白く読めた。
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