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あきらめの悪い人 切り替えの上手い人 (講談社+アルファ文庫 A 111-1) 文庫 – 2009/2/20
下園 壮太
(著)
あきらめ=切り替えの能力を養う技術とは 長嶋茂雄、山口百恵、石井慧。人生の達人は「あきらめ」をうまく制御していた! あの人はなぜいつも人生を楽しめるのか。誤解の理由と即実践できる方法を紹介。
- 本の長さ221ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2009/2/20
- ISBN-104062812630
- ISBN-13978-4062812634
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2009/2/20)
- 発売日 : 2009/2/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 221ページ
- ISBN-10 : 4062812630
- ISBN-13 : 978-4062812634
- Amazon 売れ筋ランキング: - 562,154位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
状態も問題なく、予定通りに手元に届き満足しております。ありがとございました。
2021年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あきらめる事が悪だと考えていたので典型的な日本人でした。
あきらめる=切り替え上手と考えればあきらめる事が全面敗北とならずにいられる点は為になりました。
あきらめる=切り替え上手と考えればあきらめる事が全面敗北とならずにいられる点は為になりました。
2014年8月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本人は努力する、あきらめないことを美徳としがち。
しかし、それが現代人のストレスとなっており、人生がよくなる
ことだとは限らない。
あきらめる、手放すことは決して悪いことではない。
よりよい道に切り替えるために、手放すことができる人。
そんな人間になれたら、、、と思いました。
何度も何度も読み直したい本です。
しかし、それが現代人のストレスとなっており、人生がよくなる
ことだとは限らない。
あきらめる、手放すことは決して悪いことではない。
よりよい道に切り替えるために、手放すことができる人。
そんな人間になれたら、、、と思いました。
何度も何度も読み直したい本です。
2015年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
諦めの悪さは、我慢強いとも言えるが、実はマイナスの要素もある。それは、引っ張りすぎて落ち込んでしまったり、それが原因で立ち直れなくなったりする弊害である。諦めの良さは、立ち直りの早さを意味する。それは正確ではなくて技術がある。考え方のフレームを変えることで諦めの良さを身につける床ができる
例えば、「責任」を感じて休めない人は「こんなことで気になって休めないのは、自分が小さいからだ」と考えると休めるようになる。なるほど、これは使える技術であると思った。責任感が強く仕事を休むと不安になってしまう方におすすめです。
【学びのポイント】
1)切り替えの上手い人は落ち込まずに新しい可能性に目を向ける
・人はこのように激しく変化する環境におかれた場合、大きく2つのタイプに分かれる。しがみつく(=あきらめの悪い)人と、切り替えの上手い人だ。 「しがみつく」人は、環境の変化に気づきながら、自分を変える勇気を持てず決心が遅れてじり貧に陥る。そして切羽詰まってから行動するが、すでに事態は悪化しており、結果が伴わないことが多い。
・さらにたった一度の失敗を「全面敗北」と感じて、自信を喪失してしまう。その結果、決心すること自体が怖くなり、一層しがみついてしまう。このサイクルは、現代人に多くなってきた「うつ」にも大きく関係している。
・しがみついて見切りが遅れたケースとしては、過去の栄光におぼれた小室哲哉、食品の偽装表示問題や企業の不祥事で対応が遅れ、長い間マスコミをにぎわせたさまざまな企業。多くの資金をつぎ込んだ公共事業。株や為替で大きく損失を抱えた人々、そのほかにもギャンブルや借金を止められない人々、DV(家庭内の暴力)から逃れられない人々、ニート(自らの意志で修学も勤労もしていない人々)など。現状に見切りをつけられず、事態がどんどん悪くなっている人やケースを数多く見かける。
・一方、軽やかな切り替えで印象深いのは、山口百恵、長嶋一茂、小泉純一郎元総理……。 「切り替えの上手い」人とは、単に決心が早いことだけを意味しない。物事が上手くいかないとき、それを認めた上で過剰に落ち込まず、次、つまり新しい可能性にどんどん目を向けていける人なのだ。
・記憶に新しいのは、北京オリンピック柔道100kg超級金メダリストの石井慧。
・オリンピック終了後数ヵ月もしないうちに彼は柔道を引退し、総合格闘家としてプロの道への転向を表明した。当時21歳の若さ。次のオリンピックでの連覇の期待が高かっただけに、日本中が驚いた。
2)悩んだ時は事情を知らない第三者と話すと良い
・人は、冷静なときは、あきらめられるし、しっかり選択もできる。ところが感情に飲まれるとそれができなくなることが多いのだ。
・そんなときは、人と話をしてみよう。できれば事情を知らない第三者がいい。下手にアドバイスをもらうより、自分の言葉で、事の始めから現在の状態までをおさらいする、その作業が必要なのだ。
・だから何も知らないで、あなたの回想に口を挟まない人に話をするのが、この場合ちょうどいい。それをすれば冷静な自分に戻れることも多い。
3)人と話すと客観的な視点を取り戻せる
・人は、落ち込んでいるときは不安のプログラムが優勢になる。これ以上の危険や損害を避けるために、必要以上に過敏に防衛姿勢を取ってしまう。するとどうしても「悪いほう、悪いほう」を想像したり、これ以上の危険がないかという目で周囲を見てしまう。私はこれを不安のプログラムの「最悪連鎖思考」「びくびく色眼鏡視点」と呼んでいる。
・さて、この最悪連鎖思考や色眼鏡視点は、一人で考えているうちは、限りなく暴走する。
・人と話をしたり、人から情報を仕入れたりすることで、落ち着き、かつ客観的な思考や視点に戻れるのだ。
・だから、あなたがあることをあきらめようとするとき、まず自分の頭で整理し、それで納得いかなければ、人に話を聞いてもらったり、同じような立場の人がどう考えるのか意見を聞いたり、課題についての情報を集めたりして、もがいて(苦しんで)みてほしい。
4)人は不安を感じないためにコントローラブルだと思うようにしている
・例えば、原始人の生活は、天候や気象に大きく影響されただろう。日照りが続くと水がなくなり、作物も枯れる。
・そんなとき、人々は雨乞いを始めた。自分たちが何か悪いことをした→自分が雨乞いをする(神に謝る)→神が怒りを鎮める→雨が降る、と発想したのだ。これは天候も自分たちの行為の結果で変わると思っているからだ。
・自分のコントロール内であると思えると、次から悲惨な事態を避けることができるし、事態をより良い方向に変化させることもできる。
・つまり人は、できるだけ未来に対する不安を感じたくないので、今の事態を「自責で考えたい」という側面があるのだ。事態が重大で緊迫するほど、この傾向が強くなる。
5)休めない人は「こんなことで気になって休めないのは、自分が小さいからだ」と考えるべし
・休めない人は、やたらと「自分がいなければ」と思う傾向がある。つまり、「責任」や「男らしさ」「リーダーシップ」という言葉に敏感に反応する人なのだ。だから、あなたは自分がそういうタイプなら、「こんなことで気になって休めないのは、自分が小さいからだ」「自分には休む勇気が足りないんだ」と考えるようにしてみてほしい。
・正面から行くだけが勇気ではない。下山する勇気、迂回する勇気を持つものこそが、本物の勇者だ。男の人にはこのくどき文句は相当効果があるが、女性の場合は違う説得をする。
・休みを取ることに罪悪感を感じてしまうのは、日本人のDNAのせいだ。特に、女性の場合は、苦しんでいるダメな自分に休みを与えると、ダメな自分が定着してしまうと考えることがある。だから苦しんで当たり前、楽しいことや楽なことはしてはいけないと思ってしまうのだ。
・そんな発想の人には、休憩したりストレス解消のために楽しいことをしたりするのを「エネルギー補給」という表現で説明する。この場合、「ご褒美」という発想は避けたほうがいい。ご褒美だと、かえって「ダメな私にご褒美を与えると、ダメな私が定着してしまう」という不安を刺激してしまうからだ。ご褒美ではなくエネルギー補給、戦い続けなければならないあなたに必要なサプリメントだ。
例えば、「責任」を感じて休めない人は「こんなことで気になって休めないのは、自分が小さいからだ」と考えると休めるようになる。なるほど、これは使える技術であると思った。責任感が強く仕事を休むと不安になってしまう方におすすめです。
【学びのポイント】
1)切り替えの上手い人は落ち込まずに新しい可能性に目を向ける
・人はこのように激しく変化する環境におかれた場合、大きく2つのタイプに分かれる。しがみつく(=あきらめの悪い)人と、切り替えの上手い人だ。 「しがみつく」人は、環境の変化に気づきながら、自分を変える勇気を持てず決心が遅れてじり貧に陥る。そして切羽詰まってから行動するが、すでに事態は悪化しており、結果が伴わないことが多い。
・さらにたった一度の失敗を「全面敗北」と感じて、自信を喪失してしまう。その結果、決心すること自体が怖くなり、一層しがみついてしまう。このサイクルは、現代人に多くなってきた「うつ」にも大きく関係している。
・しがみついて見切りが遅れたケースとしては、過去の栄光におぼれた小室哲哉、食品の偽装表示問題や企業の不祥事で対応が遅れ、長い間マスコミをにぎわせたさまざまな企業。多くの資金をつぎ込んだ公共事業。株や為替で大きく損失を抱えた人々、そのほかにもギャンブルや借金を止められない人々、DV(家庭内の暴力)から逃れられない人々、ニート(自らの意志で修学も勤労もしていない人々)など。現状に見切りをつけられず、事態がどんどん悪くなっている人やケースを数多く見かける。
・一方、軽やかな切り替えで印象深いのは、山口百恵、長嶋一茂、小泉純一郎元総理……。 「切り替えの上手い」人とは、単に決心が早いことだけを意味しない。物事が上手くいかないとき、それを認めた上で過剰に落ち込まず、次、つまり新しい可能性にどんどん目を向けていける人なのだ。
・記憶に新しいのは、北京オリンピック柔道100kg超級金メダリストの石井慧。
・オリンピック終了後数ヵ月もしないうちに彼は柔道を引退し、総合格闘家としてプロの道への転向を表明した。当時21歳の若さ。次のオリンピックでの連覇の期待が高かっただけに、日本中が驚いた。
2)悩んだ時は事情を知らない第三者と話すと良い
・人は、冷静なときは、あきらめられるし、しっかり選択もできる。ところが感情に飲まれるとそれができなくなることが多いのだ。
・そんなときは、人と話をしてみよう。できれば事情を知らない第三者がいい。下手にアドバイスをもらうより、自分の言葉で、事の始めから現在の状態までをおさらいする、その作業が必要なのだ。
・だから何も知らないで、あなたの回想に口を挟まない人に話をするのが、この場合ちょうどいい。それをすれば冷静な自分に戻れることも多い。
3)人と話すと客観的な視点を取り戻せる
・人は、落ち込んでいるときは不安のプログラムが優勢になる。これ以上の危険や損害を避けるために、必要以上に過敏に防衛姿勢を取ってしまう。するとどうしても「悪いほう、悪いほう」を想像したり、これ以上の危険がないかという目で周囲を見てしまう。私はこれを不安のプログラムの「最悪連鎖思考」「びくびく色眼鏡視点」と呼んでいる。
・さて、この最悪連鎖思考や色眼鏡視点は、一人で考えているうちは、限りなく暴走する。
・人と話をしたり、人から情報を仕入れたりすることで、落ち着き、かつ客観的な思考や視点に戻れるのだ。
・だから、あなたがあることをあきらめようとするとき、まず自分の頭で整理し、それで納得いかなければ、人に話を聞いてもらったり、同じような立場の人がどう考えるのか意見を聞いたり、課題についての情報を集めたりして、もがいて(苦しんで)みてほしい。
4)人は不安を感じないためにコントローラブルだと思うようにしている
・例えば、原始人の生活は、天候や気象に大きく影響されただろう。日照りが続くと水がなくなり、作物も枯れる。
・そんなとき、人々は雨乞いを始めた。自分たちが何か悪いことをした→自分が雨乞いをする(神に謝る)→神が怒りを鎮める→雨が降る、と発想したのだ。これは天候も自分たちの行為の結果で変わると思っているからだ。
・自分のコントロール内であると思えると、次から悲惨な事態を避けることができるし、事態をより良い方向に変化させることもできる。
・つまり人は、できるだけ未来に対する不安を感じたくないので、今の事態を「自責で考えたい」という側面があるのだ。事態が重大で緊迫するほど、この傾向が強くなる。
5)休めない人は「こんなことで気になって休めないのは、自分が小さいからだ」と考えるべし
・休めない人は、やたらと「自分がいなければ」と思う傾向がある。つまり、「責任」や「男らしさ」「リーダーシップ」という言葉に敏感に反応する人なのだ。だから、あなたは自分がそういうタイプなら、「こんなことで気になって休めないのは、自分が小さいからだ」「自分には休む勇気が足りないんだ」と考えるようにしてみてほしい。
・正面から行くだけが勇気ではない。下山する勇気、迂回する勇気を持つものこそが、本物の勇者だ。男の人にはこのくどき文句は相当効果があるが、女性の場合は違う説得をする。
・休みを取ることに罪悪感を感じてしまうのは、日本人のDNAのせいだ。特に、女性の場合は、苦しんでいるダメな自分に休みを与えると、ダメな自分が定着してしまうと考えることがある。だから苦しんで当たり前、楽しいことや楽なことはしてはいけないと思ってしまうのだ。
・そんな発想の人には、休憩したりストレス解消のために楽しいことをしたりするのを「エネルギー補給」という表現で説明する。この場合、「ご褒美」という発想は避けたほうがいい。ご褒美だと、かえって「ダメな私にご褒美を与えると、ダメな私が定着してしまう」という不安を刺激してしまうからだ。ご褒美ではなくエネルギー補給、戦い続けなければならないあなたに必要なサプリメントだ。
2022年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初めの数ページで信じられない記述が出てきて読むのを止めて捨てた。
この著者の書いたものは二度と読まない。
生きるのをあきらめて死のうかと思った。
この著者の書いたものは二度と読まない。
生きるのをあきらめて死のうかと思った。
2010年8月27日に日本でレビュー済み
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なかなか諦められない性質というのが、自分にはあるんだろうなあと思ってはいたものの、それがどういう論理で諦められないのかは分からずに日々を過ごしていました。しかし、この本を読むことで、その大体の理由が分かり気が楽になったのは確かです。
諦めるというのは、全てを諦めるのではなく、部分的に諦めることで、解決するという考え方もなんとなくしっくりきました。また日本人は、これまで中間目標を達成するということで、日々の生活に満足していたのに、今の時代はそれ自体が困難であるということも知りました。先の見えない時代に、いくら先読みしようとしても、こんがらがるだけ。こうなりたいという自分の理想のために、中間目標すらも設定しずらい時代。その中で、一旦きちんと整理せず引きずりながら中間目標的なことを実行しようとしていては苦しくなるだけです。そういう意味で、まずは諦めの良さを実行できるようになることが大切だと感じました。
諦めるというのは、全てを諦めるのではなく、部分的に諦めることで、解決するという考え方もなんとなくしっくりきました。また日本人は、これまで中間目標を達成するということで、日々の生活に満足していたのに、今の時代はそれ自体が困難であるということも知りました。先の見えない時代に、いくら先読みしようとしても、こんがらがるだけ。こうなりたいという自分の理想のために、中間目標すらも設定しずらい時代。その中で、一旦きちんと整理せず引きずりながら中間目標的なことを実行しようとしていては苦しくなるだけです。そういう意味で、まずは諦めの良さを実行できるようになることが大切だと感じました。
2013年9月1日に日本でレビュー済み
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あきらめの悪い人、切り替えの上手い人というテーマで書かれた本で、あきらめ方(選択の仕方とポジティブに言うべきか)、切り替え方について受け入れやすい切り口で書かれておりました。私としては、その前提となる苦境に立たされた(苦境にたっていると本人が感じている時)の心理や思考の仕方についての記載が非常に勉強になりました。苦境に立ったと感じている時は、どうしてもネガティブな思考に入ってしまうことや、モノゴトに対するこだわりといった心理がよくわかりました。本書は、そのような心理や思考からの脱却の仕方についても書かれており、非常に参考になりました。
2009年3月8日に日本でレビュー済み
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この本は「あきらめ上手は生き方上手」を
改題、加筆、改筆したものです。
タイトルはこの方がしっくり来ます。
個人的には「うつからの脱出」より、
この本から得るものの方が多かったです。
文庫化により、もっと読まれるようになってほしいです。
改題、加筆、改筆したものです。
タイトルはこの方がしっくり来ます。
個人的には「うつからの脱出」より、
この本から得るものの方が多かったです。
文庫化により、もっと読まれるようになってほしいです。