女性がすごく尊く感じられます。
もっと優しくなれそうです。
読んで良かったです。

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身体知―カラダをちゃんと使うと幸せがやってくる (講談社+α文庫) 単行本 – 2010/10/21
男手一つで子育てした内田樹と「オニババ」論の三砂ちづるが“おじさん”“おばさん”として提言! 「いいから黙って結婚しなさい!」……なんで?――大きな価値観の変動のなかで個人が幸せになるための条件を、気鋭の学者たちがそれぞれ一人のおとなとして、家庭人として提言。結婚や出産にも流行があり、悲しい思いやつらい経験をした前の世代へのいたわりの視線をもちつつ、日本人が培ってきた身体の知恵、日本文化のもつ他者への愛情や距離の取り方についてまとめていく。結婚したり出産したり、家庭をもったりして見えてくる人生の味わいを若者たちに見失わせてはならない。
●変なおじさん、おばさんが役に立つ
●ネガティブなオーラから逃げる武道の感受性
●結婚の相手は結局誰でもいい
●何でオニババになっちゃうの?
●夫婦のエロス的結びつきから家庭がはじまる
※本書は2006年バジリコ株式会社から刊行された『身体知――身体が教えてくれること』を文庫化したものです。
●変なおじさん、おばさんが役に立つ
●ネガティブなオーラから逃げる武道の感受性
●結婚の相手は結局誰でもいい
●何でオニババになっちゃうの?
●夫婦のエロス的結びつきから家庭がはじまる
※本書は2006年バジリコ株式会社から刊行された『身体知――身体が教えてくれること』を文庫化したものです。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2010/10/21
- 寸法10.8 x 1 x 15.2 cm
- ISBN-104062813947
- ISBN-13978-4062813945
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2010/10/21)
- 発売日 : 2010/10/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 224ページ
- ISBN-10 : 4062813947
- ISBN-13 : 978-4062813945
- 寸法 : 10.8 x 1 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 132,109位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 105位産科・婦人科学 (本)
- - 151位婦人病
- - 169位講談社+α文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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1950(昭和25)年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。現在、神戸女学院大学文学部総合文化学科教授。専門はフランス現代思想。ブログ「内田樹の研究室」を拠点に武道(合気道六段)、ユダヤ、教育、アメリカ、中国、メディアなど幅広いテーマを縦横無尽に論じて多くの読者を得ている。『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第六回小林秀雄賞受賞、『日本辺境論』(新潮新書)で第三回新書大賞を受賞。二〇一〇年七月より大阪市特別顧問に就任。近著に『沈む日本を愛せますか?』(高橋源一郎との共著、ロッキング・オン)、『もういちど村上春樹にご用心』(アルテスパブリッシング)、『武道的思考』(筑摩選書)、『街場のマンガ論』(小学館)、『おせっかい教育論』(鷲田清一他との共著、140B)、『街場のメディア論』(光文社新書)、『若者よ、マルクスを読もう』(石川康宏との共著、かもがわ出版)などがある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内田先生は、娘が大学で教えて頂いていたので、ご活躍を陰ながら応援させて頂いています。合気道も習いに行きたいなと思いながらも、なかなか実現しませんが、せめて本から体得しようと・・三砂さんは初めましてですが、「いいから黙って結婚しなさい」は、つぼにはまりました。ぐじゃぐじゃ言っている娘に読ませたい!! 「結婚の相手は結局だれでもいい」とは!! 土地が悪いと身体感覚が鈍感になる・・なんとなくいやな感じになるというのもうなづける。コミュニケーション能力が低くなっているとは思わないが、先祖代々の土地に縛られ、騒動に巻き込まれている日々を思うと、身体感受性が鈍っている感じがする。ネガティブなオーラを出している人のそばにいるとこちらの生命力がゆっくり損なわれていくという話も面白い。マオ・レゾルビータ・・地位があっても人間として尊敬されない人、個人的なありようを大切にしてきていない人が日本人には多いというのも興味深かった。
2016年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小さくコンパクトに簡易包装だったので、後の片付けに助かりました!
2016年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新品のようなきれいな本で、大満足です。内容もよかったです。ありがとうございます。ありがとうございます。
2010年11月28日に日本でレビュー済み
武道には、決定的な断絶が二度ある。
一回目は明治維新。身体を基盤とする形而上学的思考が武士階級の消滅とともに失われた。
二回目は敗戦により。生き延びるためスポーツ化した。数値化可能な能力の比較が全てとなった。そこから身体文化は出てこない。気配等を感じ取る身体感受性の鋭さが損なわれてしまった。「かくれんぼ」「ハンカチ落とし」みたいな訓練法ともなっていた遊びの文化もなくなった。
男性が武道でできるようになることが、女性では妊娠・出産でいっぺんに出来る。
着物も体軸と時空を貫く一本の線が同軸的に繋がり身体感覚を鋭くする。
.自分探しなんかしても自分は無い。ただ身体があるから役割が来る。その時「ありがとう」と言って受ければいい。
.自己決定、自己責任でなく、ご縁つながり。
.認知症になるというのは、自分が受けとめられたかった時まで戻ることではないか、どうもそうではないか。
等々いい話がいっぱいある。
一回目は明治維新。身体を基盤とする形而上学的思考が武士階級の消滅とともに失われた。
二回目は敗戦により。生き延びるためスポーツ化した。数値化可能な能力の比較が全てとなった。そこから身体文化は出てこない。気配等を感じ取る身体感受性の鋭さが損なわれてしまった。「かくれんぼ」「ハンカチ落とし」みたいな訓練法ともなっていた遊びの文化もなくなった。
男性が武道でできるようになることが、女性では妊娠・出産でいっぺんに出来る。
着物も体軸と時空を貫く一本の線が同軸的に繋がり身体感覚を鋭くする。
.自分探しなんかしても自分は無い。ただ身体があるから役割が来る。その時「ありがとう」と言って受ければいい。
.自己決定、自己責任でなく、ご縁つながり。
.認知症になるというのは、自分が受けとめられたかった時まで戻ることではないか、どうもそうではないか。
等々いい話がいっぱいある。
2020年6月12日に日本でレビュー済み
2020年にこの本を読んだのですが、かなり内容は古臭く感じました。もともと2006年の本を文庫化したものなので仕方がないとは思うのですが、ただのおじさんとおばさんの対談集になっています。内容は今時の若者は身体性が足りないこと、家に一人でいる分、昔の人が多く出入りしていたころと違って体の感覚が色々な意味で鈍っていることを言われています。また結婚や子どもについてのことも多く、結婚の相手は誰でもいい、子どもを産んでみると親としての実感がわくことなどが書かれています。全体的に結論ありきでいらないお説教のような内容になっています。図書館で借りて読むことをおすすめします。
2010年11月16日に日本でレビュー済み
対談だからでしょうか、根拠がはっきりしない漠然とした話も
多いのですが、それでも十分刺激的な本です。
一読して極端に捉えられかねない議論がそうならなくて済んでいるのは、
両著者の経験(ブラジルでの母子保健活動、父子家庭、・・・)の
エピソードと一緒に語られているからでしょうか。
以下の点が特に響きました。
・ブラジルの女の子は思春期でも父親嫌いにならないが、日本では
そうなってしまうのは親の夫婦仲が良くなくて、家庭内での
「エロティックな力学」が働いていないから。
・厳しく社会的な価値観を教え込む「父」の役割と、子どもが発する
ノイズをシグナルとして受け取って生理的欲求を満たす「母」の役割、
両方やってみると、男だって「母」の役割を果たせるのは、「父」「母」が
性の問題ではなく機能の問題だから。でも両者を一人でやるのは困難。
・「子どもと密着している母親が厳しく
社会的な価値観を教え込み」「子どもに干渉しない父親が無原則に
甘やかす」という逆パターンがたぶん子どもにとっての地獄ではないか。
多いのですが、それでも十分刺激的な本です。
一読して極端に捉えられかねない議論がそうならなくて済んでいるのは、
両著者の経験(ブラジルでの母子保健活動、父子家庭、・・・)の
エピソードと一緒に語られているからでしょうか。
以下の点が特に響きました。
・ブラジルの女の子は思春期でも父親嫌いにならないが、日本では
そうなってしまうのは親の夫婦仲が良くなくて、家庭内での
「エロティックな力学」が働いていないから。
・厳しく社会的な価値観を教え込む「父」の役割と、子どもが発する
ノイズをシグナルとして受け取って生理的欲求を満たす「母」の役割、
両方やってみると、男だって「母」の役割を果たせるのは、「父」「母」が
性の問題ではなく機能の問題だから。でも両者を一人でやるのは困難。
・「子どもと密着している母親が厳しく
社会的な価値観を教え込み」「子どもに干渉しない父親が無原則に
甘やかす」という逆パターンがたぶん子どもにとっての地獄ではないか。
2010年11月3日に日本でレビュー済み
自分の感覚より数値化されたデータを信じてしまう思考癖、身体能力・身体感受性の低下が、
原因で、人本来の身体性が失われてきている。そうなってしまった原因を、著者らの体験を元に
分析しています。観点としては、お産、結婚、子育て、コミュニケーション。
身体性は、生身の体のことと自身を取り巻く社会のことを合わせて考えないといけないはずであり、
この観点を採ったのは成功であろうと思います。
失われてきている身体性は、おそらく幸せに生きていくためのカギになります。この意味において、
対談で包括的に論じられている身体性から読者が得られることは、現代では、大きいと感じます。
原因で、人本来の身体性が失われてきている。そうなってしまった原因を、著者らの体験を元に
分析しています。観点としては、お産、結婚、子育て、コミュニケーション。
身体性は、生身の体のことと自身を取り巻く社会のことを合わせて考えないといけないはずであり、
この観点を採ったのは成功であろうと思います。
失われてきている身体性は、おそらく幸せに生きていくためのカギになります。この意味において、
対談で包括的に論じられている身体性から読者が得られることは、現代では、大きいと感じます。