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消えた駅名 駅名改称の裏に隠された謎と秘密 (講談社+α文庫) 単行本 – 2010/12/21
今尾 恵介
(著)
鉄道界のカリスマが読み解く、駅名の改称に秘められた歴史と社会の縮図!――駅名の改称の理由は実に様々である。太平洋戦争前の軍施設を名乗る駅を地元の地名に変えた「防諜型」。高度成長期に目立った、著名観光地の名をつけその玄関地であることを印象づける「アピール型」。墓地など名称として縁起の悪い駅名を避ける「忌避型」……。駅名の変更には社会情勢が反映され、世の価値観が滲みでている。鉄道同士の競争、市町村の思惑、地名に関する住民の意識、掘り下げれば掘り下げるほど面白い、駅と鉄道に秘められた不思議。
●明大前(旧・火薬庫前)……元は陸軍の火薬庫
●北新横浜(旧・新横浜北)……新横浜との勘違い続出
●汐入(旧・横須賀軍港)……防諜のため駅名変更
●河内永和(旧・人ノ道)……宗教弾圧のため即改称
●松山市(旧・外側)……国鉄に名前を奪われる
※本書は2004年8月に刊行された『消えた駅名 駅名改称の裏に隠された謎と秘密』(東京堂出版)を文庫化にあたり、加筆・修正したものです。
●明大前(旧・火薬庫前)……元は陸軍の火薬庫
●北新横浜(旧・新横浜北)……新横浜との勘違い続出
●汐入(旧・横須賀軍港)……防諜のため駅名変更
●河内永和(旧・人ノ道)……宗教弾圧のため即改称
●松山市(旧・外側)……国鉄に名前を奪われる
※本書は2004年8月に刊行された『消えた駅名 駅名改称の裏に隠された謎と秘密』(東京堂出版)を文庫化にあたり、加筆・修正したものです。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2010/12/21
- 寸法10.8 x 1.4 x 15.2 cm
- ISBN-104062814072
- ISBN-13978-4062814072
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2010/12/21)
- 発売日 : 2010/12/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 288ページ
- ISBN-10 : 4062814072
- ISBN-13 : 978-4062814072
- 寸法 : 10.8 x 1.4 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,033,529位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変満足しています。Netで簡単に欲しいもの探せるので外出が減ってしまいました。
2016年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「消えた駅名」というより「変わった駅名」か。
改称された駅名の経緯を探る本。
読み応えのある本だが、扱う内容の性質上仕方がないものの、「変わった理由」の重複が目立つ
改称理由は全体の4割ほどが「戦時中の情報統制」「所在の市町村名の変更」「観光地化のため親しみやすい名前に」の3つのうちのいずれかの理由だ。
また、いくつかの駅では確信たる改称理由が明示されていないのは残念だ。
ただ、北は北海道から南は鹿児島、国鉄から私鉄まで多くの駅を対象としたこと、巻末の全駅名変更リストの存在は評価したい。
改称された駅名の経緯を探る本。
読み応えのある本だが、扱う内容の性質上仕方がないものの、「変わった理由」の重複が目立つ
改称理由は全体の4割ほどが「戦時中の情報統制」「所在の市町村名の変更」「観光地化のため親しみやすい名前に」の3つのうちのいずれかの理由だ。
また、いくつかの駅では確信たる改称理由が明示されていないのは残念だ。
ただ、北は北海道から南は鹿児島、国鉄から私鉄まで多くの駅を対象としたこと、巻末の全駅名変更リストの存在は評価したい。
2022年4月8日に日本でレビュー済み
都営地下鉄浅草線の現在の「日本橋」は、1989年まで「江戸橋」という駅名だった。真下に走る東西線、そして100メートルくらい歩けば乗り換えられる銀座線、2つの東京メトロ線の駅名は、いずれも「日本橋」だった。おそらく最初に「江戸橋駅」に降りて東西線、銀座線に乗り換える人は、日本橋までどのくらい歩かなくてはいけないのか、不安に思ったかもしれない。ところがこの3つの駅は、とても近いのだ、おまけに10数分歩けば、JR東京駅に辿り着ける。さらに”江戸橋”という橋は、実際に存在するのだ。ちょうどJR大阪駅で降りた人が、阪急・阪神・大阪メトロ御堂筋線の「梅田」までどのくらい歩かなくてはいけないのか、訝しむのと同じかもしれない。
この他、「粕壁」や「杉戸」、いずれも東武線、といったいかにも昔の土地の名前という駅名も、「春日部」や「東武動物公園前」という名に変更されている。そう銀座線の「表参道」は、以前は「神宮前」という駅名だったのだが、千代田線がJR「原宿」駅の真下に「明治神宮前」という駅を設けたために、「表参道」という名に変更したのだった。愛する「関大前」駅も、当初は「花壇前」という洒落のような名前のあと、数度名前を変更したり、一時は廃止された後、現在の駅名になったという。
なつかしさあり、新しい発見あり、の楽しめる本である。
この他、「粕壁」や「杉戸」、いずれも東武線、といったいかにも昔の土地の名前という駅名も、「春日部」や「東武動物公園前」という名に変更されている。そう銀座線の「表参道」は、以前は「神宮前」という駅名だったのだが、千代田線がJR「原宿」駅の真下に「明治神宮前」という駅を設けたために、「表参道」という名に変更したのだった。愛する「関大前」駅も、当初は「花壇前」という洒落のような名前のあと、数度名前を変更したり、一時は廃止された後、現在の駅名になったという。
なつかしさあり、新しい発見あり、の楽しめる本である。
2004年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
鉄道のウンチク話となれば多岐に渡るが、そのうちの「駅名の変遷」に的を絞り、それぞれの改名について歴史を紐解き、背景となった社会情勢や世相も交えて解説。1ページに1駅と割り切った体裁(数箇所地図を織り込む)なのも読みやすくてよい。
ただ、弟子屈(摩周)の項で川湯(川湯温泉)や斜里(知床斜里)の件も触れているのに、日下部(山梨市)では隣の別田(春日居町)について触れてないなど、全体のバランスを悪くしてしまっているところが散見されるので、そこのところで☆1つ欠け。
ただ、弟子屈(摩周)の項で川湯(川湯温泉)や斜里(知床斜里)の件も触れているのに、日下部(山梨市)では隣の別田(春日居町)について触れてないなど、全体のバランスを悪くしてしまっているところが散見されるので、そこのところで☆1つ欠け。
2012年3月18日に日本でレビュー済み
各駅の解説が1ページのみで、文章の正味は750文字以内に纏められている。駅名の変遷が少ないものであれば、これでも十分なのだが、複雑な変遷を辿ったものでは物足りなさが目立つ。一部に国土地理院地図で変遷の見比べがあるが、地図は引用されているだけなので、解説としてはちょっと不親切。全体的に単調な理由が多いため、どうしても興味ある駅以外は退屈になってしまうのは、この手の本の宿命だろうか…。ただ紹介されている旧駅名と現駅名にはルビが振られているので、正確に駅名の読み方を知れた点は良かった。
2012年3月11日に日本でレビュー済み
テーマはすごく面白い。地名の歴史も好きなので、駅名の歴史ときいてとびつきました。
ただ、実際読んでみたところ面白いは面白いのですが、「改名された駅を網羅するぞ!」という意気込みは感じたのですが、「駅名になっていた会社がなくなったから。○○工場前から△△丘へ変更」みたいな地味な話が多すぎて飽きました。
自分の知っている場所ならばそれでも「へー」とは思いますが、そういった地味な内容で全国の行ったこともないような場所のことが書かれていても「で?それで?」でしかありません。
もっと派手な改名理由のものだけに絞って全国網羅してくれるか、東北編、関東編とか地域ごとに(東日本と西日本くらいでもいいから)にしてくれるかしてくれれば飽きずに楽しめたのに。残念なつくりです。
ただ、実際読んでみたところ面白いは面白いのですが、「改名された駅を網羅するぞ!」という意気込みは感じたのですが、「駅名になっていた会社がなくなったから。○○工場前から△△丘へ変更」みたいな地味な話が多すぎて飽きました。
自分の知っている場所ならばそれでも「へー」とは思いますが、そういった地味な内容で全国の行ったこともないような場所のことが書かれていても「で?それで?」でしかありません。
もっと派手な改名理由のものだけに絞って全国網羅してくれるか、東北編、関東編とか地域ごとに(東日本と西日本くらいでもいいから)にしてくれるかしてくれれば飽きずに楽しめたのに。残念なつくりです。