勝利の方程式 というと、実は大学側の学生を集めたいための手段なのかなあ、と期待はしないで購入しました。自分の中で箱根駅伝はアンチ駒沢、早稲田があって、東洋大学はその中でこの２校を破る新しい大学でした。柏原選手のカリスマ性より、山本憲二選手の２４秒差のリベンジが箱根駅伝のファンになった瞬間で、それに答えるかのよな今回のこの本でした。酒井監督のところから読み出し、次に嫌いだった（昔からアンチ巨人だったので、その流れでアンチ駒沢で・・・）駒沢、早稲田と読んで行って、良かった。学生達は箱根での優勝をもちろんめざすんでしょうが、もちろん実力が伴わなくてはスカウトもされない、でも、自分が信じる監督と４年間学ぶことは優勝という枠をこえ、自分を発見し、生涯の心の支えを得られる貴重な体験を得られる４年間なんだ、ということが、監督たちの選手に対する思いで知ることができた１冊でした。
最初から最後まであっという間に完読しました。ありがとうございました。
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