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頭のいい人が儲からない理由 (講談社BIZ) 単行本 – 2007/3/27
- 本の長さ173ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/3/27
- ISBN-104062820455
- ISBN-13978-4062820455
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商品の説明
出版社からのコメント
本物の金儲け論です。
金儲けというと何だかうさんくさい印象をお持ちの方が多いと思いますが、そう
いう方にこそ、ぜひ読んでほしいと思います。このレベルまでくると人生哲学の
域に達していることは、推薦していただいた冨山和彦氏がおっしゃっている通り
です。
著者の坂本桂一さんは名前を聞いてもほとんどの人がピンと来ないでしょう。西
和彦氏や孫正義氏と同じ時期から活躍し、アドビシステムズやウェブマネーの設
立で有名な、IT革命草創期の立役者の一人であり、その生き字引的存在です。そ
の人の話が面白くないわけがありません。
東大在学中に起業したものの、うまくいかず、ちり紙交換で再起を期します。そ
こから戦略の神髄を学んだといいます。頭で考えた戦略論とはひと味もふた味
も違います。
つまらない人生を送らないためのヒントを詰め込みました。そのために、ペー
ジ数を少なくし、刺激的な見出しを並べ、面白く一気に読める造りにしました。
熱い語り、大胆な断言。勇気が湧くこと請け合いです。あなたも読んでみません
か?
抜粋
可能性が自分の歩く先にあり、またそれを確信しているから、毎日一生懸命働
き、あるいは模索し、勉強しているのだろう。
だが、私の周りの多くがそうであるように、あなたはムダな努力をし、ムダに金
を使い、ムダなチャレンジをし、大変ムダな時間の使い方をして、あっという間
に若くなくなっていく可能性が高い。
若いときから長時間かけて築いてきたことが、すべてムダなことだったなんて。
もうやり直せない。そんな人生誰だってイヤだろう。
本書に書かれているのは、そうならないための考え方である。ビジネス、あるい
は何かのゲームで成功しようとしている人全員に、すぐに役に立つ考え方だと思
う。
内容は、なるべく学術的にせず、むずかしい用語も避け、誰が読んでもわかりや
すく、考え方の参考になるようにしたつもりである。実際のエピソードをたくさ
ん織り込むことによって、具体的に、直感的にわかるようにもした。
本書の根底を流れる思想は、「戦略と戦術とはまったく違う、戦術の延長上に
は戦略はない」ということだ。戦略のとり方によっては、売らないほうが売れた
り、努力しないほうが結果がよかったり、鈍くさい人がトップになったほうがビ
ジネスに成功したりする。
そんな常識にはずれたことばかりが本書には登場するが、常識こそウイルスであ
る。もうすでに感染しているのに気付かない。気付かないまま寿命を迎えるか、
気付いたときにはもう手遅れか。
本書を読めば、いかに常識が間違っていて、ビジネスに害を与えているかが、わ
かるだろう。戦略を考えずに闇雲に努力することこそ、時間の浪費なのだ。
本書は、常識ウイルスに侵された人々を救う、数少ない実効性のあるワクチンの
一つで、きっとあなたのビジネスの指針となるであろう。
----「まえがき」より抜粋
著者について
中退。
東大在学中の1982年にソフトウエア制作会社サムシンググッド設立。物怖じしな
い積極果敢な営業で大手企業に食い込むものの、借金を背負い、一から出直しチ
リ紙交換を始める。この経験がプロ経営者への道を開いた。
その後、ソフトウイング、アルファシステムズ、アドビシステムズ、ウェブマ
ネーを設立、プレイステーション、Windows3.0J、ソニーSMC70、シャープX68000
等の開発に深く関わってきた。
現在、株式会社イーフロンティア、株式会社フロイデ、山形大学客員教授。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/3/27)
- 発売日 : 2007/3/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 173ページ
- ISBN-10 : 4062820455
- ISBN-13 : 978-4062820455
- Amazon 売れ筋ランキング: - 146,478位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 11,476位投資・金融・会社経営 (本)
- - 16,672位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
努力する人はお金儲けに向いていないそうです。
その理由はもちろん本書の中に書いてありますが、
それ以外にも著者の熱意がすごく伝わったように感じました。
若干、営業職向けに書かれているような感じがしましたが、
とても面白かったです。
自分が印象に残った部分は以下の通り。
・閾値を超えるまで続ける
物事に対して苦手だ、と言ったり考えたりする前に、
その物事についてどれだけ自分は努力したのか?
閾値とはある現象を起こすための最小限のエネルギーの事で、
それを超えるまではひたすら続けてみることが大切。
・若いうちに自分の価値やスタイルを決めるな
これは後々に変化に弱いという致命的な弱点になる。
日々刻々と変わる環境の中で変化を捉えきれずにいることは、
氷河期を迎えた恐竜と同じ運命を辿ることになる。
「頭のいい人 = 受験秀才 = 自分の頭で考えることをせず、情報を集めるだけの人
であり、こんな人は決まった回答がないビジネスの場では全く通用しないからだ」
と言う。先行者と同じことをやっていては成功する訳がない。常識を捨てて、
自分の頭で徹底的に考え戦略を立てるしかない。軍事の世界では「戦略の失敗を
戦術で取り返すことはできない」と言われているようだが、ビジネスの世界でも
全く同じことが言える。
また「新聞を読むのはムダ」「人脈など必要ない」など刺激的な内容が続くが、
一つ一つに説得力があり、おもしろい。
本書はビジネス本だが、著者の考えは他のあらゆる分野で通用するんじゃないか
と思う。一読の価値あり、オススメです。
「上手く起業しよう」とか「効率的な経営をするには」なんてテキスト的な書籍とは全く異なり、
著者の生き方論みたいなものがギュっと詰まっている感じ。
仕事や起業云々を抜きにしても、こんな風に考えながら生きられたら人生楽しいだろうなぁと思う。
最後の方にある、「失敗は恥ずかしくない」「カネは人を殺しに来ない」というのは
これから起業しようとしている人達、あるいは(圧倒的に多い)失敗した人達に対する
著者の思いやりなんでしょうね。
読み終わると何故だか元気が出ますよ。
仕事に対して問題意識を持って取り組んでいる方にとっては、当たり前のことばかりだと思います。
それなのに「そんなことみんな気付いていないだろう!」というような高飛車な語り口が鼻につきました。
もう少し謙虚な物言いなら、もっと素直に受け取れたかもしれません。
私は、ダメでした。
余りぶつくさ考えているよりも前に動くドライブの強さが、
起業には必要なんだということを認識した。
それに、これらは事業を創り出していくことにすごく
必要なことで、企業内で新規の取り組みをしている人にも
お勧めできる事柄だと実感した。
氏の思考パターンが単純でかつ、スピード感が溢れているのが印象的。
小気味よく、刺さった!!
漠然としたものが頭の中に次々に浮かび、そして消えていくといった
状態で、一体それが何なのかまでは分からなかった。
「確かにそうだなぁ。凄いことが書かれてる。でも、どうやって実行すればいいんだろう」
と、表面的な理解に留まっていた。
しかし、マーケティング関連の本や「誰のためのデザイン?」などを読んだ後に
本書を読み返してみると、短い言葉の下に秘められた本質的な概念に
気づかされることが非常に多かった。
語り口調はやや高圧的で、高慢ではあるが、書いてあることの本質は正論だらけ。
なので、雰囲気に馴染める人にはお勧めの一冊です。
極論すれば、「儲かっていない」時点で、もうその人は「頭がいい」とは呼べないのではないだろうか?
本書は、書店で立ち読みするだけで十分である。もしかしたら、その立ち読みの時間さえ無駄かもしれず、気楽な週刊誌を読んでリラックスしたほうがよっぽど生産性を高められるかも知れない。