私は本を読むことに対して若干抵抗がありました。
この本にも書いてあるように、本を読むためには「読書の時間」が必要で、
読解力のない自分は1〜10まで何度も繰り返し読まないと、
内容を理解できないと思い込んでいたからです。
本とまともに向き合う時間が少ない私は、語彙力もなく、
自分が本当に伝えたいことも言葉が足りず相手にうまく伝わらない、
なんてこともありました。
そんなときにこの本に出会い、読書をすることで語彙力を磨き、
コミュニケーション能力をアップできるだけでなく、
仕事の知識やスキルまでも読書によって得られることを知り、
しかも短時間で本を読めるようになれるならば読んでみたいと思いました。
はじめは正直半信半疑でしたが、どうして今までよりも早く内容を理解でき、
その記憶を定着させるのかを、心理学や脳との関係性をもとに、
わかりやすく説明されてあるし、その訓練方法もゲーム形式だったりと、
本を読んでいるというよりは、実際に著者である園先生の速習セミナーに
参加しているような感覚に陥るほどで、大変読みやすかったです。
本を読めば自分が何を得られるかという目的や、
それを得てからの目標を明確に設定することで、本に対する抵抗感も減り、
本を読みたいという意欲が湧いてきました。
すぐにでもこの速習法を活用し、一日でも多く、
本屋へ足を運び、一冊でも多くの本を読めるように、
訓練をしていきたいと思える一冊でした。
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