この話の印象を一言で言うなら、すれ違いさせるためにすれ違わせている話だろう。
作者がそうしようという意図がみえみえだと思う。
特に、イオに感情移入ができない。一番、できなければならないはずのキャラなのだが。
それにラストまでイオとジクルスがマトモに会話を交わすシーンがないのはいかがなものか。
あと、普通血縁関係のない男女が膝枕をしていたら、特別な関係に思われても仕方がないし、ジクルスが疑ったのも無理はないと思う。
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罪と楽園の香り 白銀の民 (講談社X文庫ホワイトハート) 文庫 – 2009/7/3
港町に起こる変死事件の裏には!? 白銀の民、イオは精霊と会話できる不思議な力を持っている。その力を海兵隊の隊長ジクルスの役に立てたいと思っている。だが、ジクルスとはすれ違っていて……。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2009/7/3
- ISBN-104062866064
- ISBN-13978-4062866064
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2009/7/3)
- 発売日 : 2009/7/3
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 256ページ
- ISBN-10 : 4062866064
- ISBN-13 : 978-4062866064
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