本書は「算数・数学が得意になる本パート2」といった内容で、全体を1とする、難しい文章の理解の仕方、作図文の要点などが分かり易く書かれています。
一方で、発展する数学書としての要素も多く、割り切れない分数はなぜ循環小数になるか、エラトステネスの篩の話、面積から積分に至る関心、オイラーの多面体定理、置換ゲームの話など、興味・関心を高める話題が楽しいです。
ぼくも算数が苦手だった (講談社現代新書 1946)
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ぼくも算数が苦手だった (講談社現代新書) 新書 – 2008/6/19
芳沢 光雄
(著)
理由もわからず条件反射的な処理能力を鍛えるよりも、論理的に考える力を育てることが大切。 算数が苦手だったのに数学者になった著者が算数の「つまずき」を乗り越えるコツを伝授。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/6/19
- ISBN-104062879468
- ISBN-13978-4062879460
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/6/19)
- 発売日 : 2008/6/19
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4062879468
- ISBN-13 : 978-4062879460
- Amazon 売れ筋ランキング: - 750,926位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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基礎学力
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算数の苦手な子どもに‘なんでこんなのがわからないの?’とか‘これはこうすればいい’とか大人の感情や都合で決して教えてはいけないことを教えてくれる本です。
筆者の芦沢先生は実際に算数の苦手な子どもだったとのことですが、出会った大人(お父さんや学校の先生)から丁寧に数の魅力に気づかされた思い出を語っておられます。筆者のお父様への思慕も伝わるいい本だと思いました。
筆者の芦沢先生は実際に算数の苦手な子どもだったとのことですが、出会った大人(お父さんや学校の先生)から丁寧に数の魅力に気づかされた思い出を語っておられます。筆者のお父様への思慕も伝わるいい本だと思いました。
ワタヤ
Amazonで購入
結局、できる人には、できない人の気持ちが分からないのだろうなと思いました。第2部の「図形のつまずき」で扱うオイラーの定理辺りから、急に話が難しくなっていき。学校時代の授業を思い出してしまいました。他の方のレビューを読む限り、数学的センスのある方はコラム的な感じで楽しんでサクサク読み進められるようです。ただ、数学や算数に苦手意識のある方にはお勧めできません。よけいやっぱり自分って数学(算数)向いてないんだなと再確認させられます。
大地
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人は親、友、師、などの出会う人によって、大きく変わることを正直に謙虚に述べた本。その内容が、たまたま苦手だった算数から得意な数学へ変わることを、具体的なヒントを満載して書いてあります。考え抜くこと、左右などの定義できない言葉の遊び、多様な計算練習をやること、プロセスを大切にすること、2次元の画面のゲームでなく3次元の綾取り、積み木、プラモデルなどなどが大切であること。などなど、子どもの教育を真剣に考えている名著となるでしょう。