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社会的な身体-振る舞い・運動・お笑い・ゲーム (講談社現代新書) 新書 – 2009/6/18

3.3 5つ星のうち3.3 5個の評価

ケータイ有害論が意味しているものは何か? かつてのテレビ白痴化論とどう違うのか? (違わないのか?) ネット論壇とマスコミの共犯関係、ゲーム的な身体的快楽と新しい社会運動、お笑いの変化と私たちの日常の「振る舞い」の関係とは? メディア環境の激変は、私たちの“身体”をどのように作り替え続けているのか?
気鋭の批評家が2000年代の日本社会を描く画期的評論!
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商品の説明

著者について

荻上 チキ
(おぎうえ ちき)
1981年、兵庫県生まれ。成城大学文芸学部卒業。東京大学大学院情報学環・学際情報学府修士課程修了。テクスト論、メディア論を中心に、評論、編集、メディアプロデュースなどの活動を行う。人文系ニュースサイト「トラカレ!」主宰。社会学者・芹沢一也氏と共に思想系メールマガジン「αシノドス」を創刊、監修。著書に、『ウェブ炎上』(ちくま新書)、『12歳からのインターネット』(ミシマ社)、『ネットいじめ』(PHP新書)、共著に『バックラッシュ!』(上野千鶴子、宮台真司ほか、双風舎)、『革命待望!』(邨棟G実、橋本努ほか、ポプラ社)など、編著に『日本を変える「知」』(本田由紀、吉田徹ほか、光文社)など

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2009/6/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/6/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 216ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062879980
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062879989
  • カスタマーレビュー:
    3.3 5つ星のうち3.3 5個の評価

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荻上 チキ
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上位レビュー、対象国: 日本

2009年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現代のメディア環境を批評的に認識するための本。第1章では、新しいメディアの出現が「旧世代」からのバッシングを引き起こすのはなぜか?という問題提議から、「メディアは身体化される」というテーゼを打ち出しその身体的能力の獲得や運用に着目することが重要であると述べこの著書全体をつらぬく視点を提供する。こうした切り口はけっこう面白かった。第2章では、「ネットの普及はテレビの影響力を減退させる」といった俗説に対し、むしろネットにそなわったネタ共有機能はテレビをはじめとする巨大メディアの存在意義をこれまで以上に強化する、と指摘。これは中川淳一郎氏の傑作『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)でもより明解に説明されていた論点であるためか、著者の議論はややまどろっこしい感じがした。第3章ではテレビ時代における「お笑い」の変遷を概観しつつ、多くの視聴者がコミュニケーション的に「消費」しやすい一発芸、キャラ芸が現在流行していることの意味を問う。これに続けて第4章では、まるで「ゲーム」のように「楽しい」からこそ皆が参加する、ネット社会における新しい「社会運動」の構造を分析する、となかなかあわただしい立論が続く。
全体としては読みやすくて勉強にもなるのだが、なにか「さらさら」と読めてしまいすぎて刺激や驚きに乏しくもあった。ネットやテレビを中心とするメディア上の各種コンテンツをたっぷりと楽しみ、だが一歩引いて、現代思想や社会学の知見を武器にしながら目前の現象にそれらしいコメントをする、というタイプの「社会的身体」は相変わらず顕在だなあ、という印象は強かったのだけれど。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年9月2日に日本でレビュー済み
読了:2017年103冊(8月10冊)★2.2
『社会的な身体~振る舞い・運動・お笑い・ゲーム (講談社現代新書)』2009/6/18、荻上 チキ (著)

まず何より、私はこの人の文章が嫌いだ。きっと池上彰も同じことを言うだろう。この人、不要なカタカナ語が多すぎて、とても読みづらい。読み手のことを考えず、自己満足な文章を書いているとしか思えない。一番笑ったのは「文化的な織物」に「テクスト=タピストリー」とルビを振っていた部分。それ必要?!カスケード現象って、雪崩現象や連鎖反応ではダメだったの?まぁ個人の好みなのでしかたない。

本書の1/3は興味深く拝読した。新しい文明が現れると必ずそれに噛みつく人はいる。最近、近くの小学校に「ノーメディアデー」という旗がかかっていた(ケータイやゲーム機、テレビに×マークが描かれていた)。そんなこと学校単位でやることだろうか?メディアは上手に使えばとても便利だ。多分ガラケーを使っている保護者がスマホを使えない腹いせにでっち上げたイベントなのだろう。各家庭でやればいいと思うが。
本書では、1900年ごろに自転車が徐々に増え始めた際、女性は自転車に乗るべきでないという風潮だったとい。その理由は、生意気で美徳に反する、子宮に悪影響、不自然な性的快感を覚えてしまう、処女膜破損の恐れあり、など、かなり笑ってしまう。しかし、当時は女性が自転車に乗っていると、水をかけられたりと本当にその風潮はあったらしい。新しい文明が興ると、それは身体にも影響し、今までの文化を変容することも多い。反体制はそれを恐れ、保守的な感情をもってしまうのだ。

そして、本書2/3、3/3は何も目的に書かれたのか?お笑いとゲームに関して社会への影響や変遷が書かれている。意図が全く分からない。久々にストレスがたまった本でした。今年一番の低評価かも?
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年2月21日に日本でレビュー済み
著者のことをまったく知らなかったため、
カタカナの名前だけで軽いタッチの内容かと思いきや
とっても真面目な一冊でした。失礼。

身体・快楽・欲望といった、仏現代思想っぽい武器で
現代のメディア・ウェブ環境を斬っている。

外国のメディアや文献への言及が少なく
そういう意味で日本のガラパゴス分析かもしれないが
ウェブ界内外の多彩な事例を良くご存知なのはうらやましい限り。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年8月19日に日本でレビュー済み
非常に多彩な事例を駆使し、書名にある社会的身体、それに関連して有害メディア、そして振る舞い、お笑い、ゲーム、ネット、ニコニコ動画、祭り、運動(ちなみにこの場合の運動とは政治運動的な意味)といった事、現象について分析していく。それなりに面白いのだが分析に徹している感があり、やたらと自作(?)の用語を持ち出して「これはAだ」「これをBと呼ぶ事にしよう」といった分類が連発されている印象がある。別にそれが悪いといわけではなく、それを駆使して先に踏み込んでいくというよりは圧倒的にそういう分類、分析をその内容にしている、という点だけ指摘したい。

実際著者も最後に本書の分類は、この先必要な事を考えるための有効なツール(道具)になるだろう、といった事を言う事でこれからもっと踏み込んで実践的な提言をやっていくような素振りを見せている。見せているが、本書で最後にそれを見せているという事は要するに本書はツール作りに徹したという事だろう。暫くの間はそのツールを使って踏み込んで物事を論じるのは読者に任せるとの事だ。僕は色々用語を作って綺麗に分類したから皆この用語と分類で色々自分で考えてみてね、というわけだ。

本書で言われる事は、社会的身体、有害メディアからゲームやネットの話まで、それらを多少知っていたり経験のある人にとっては殆ど真新しい指摘はないかもしれない。ただ実感的に本書で言われる事と同じ事を理解していても、著者のようにやたらと用語を駆使して綺麗に整理分類して理解するような事は恐らくそこらの一般人はしていないはずである。だから著者のこういった事についての綺麗な整理分類はこれらの事についてのよりまとまった理解を可能にするという意味で有意義なものだと思う。

個人的には特に最後の運動を三つに分類した箇所が面白かった。そこでは階級闘争のような古い社会運動、マイノリティ運動や反核運動のような新しい社会運動、、そして硬い政治的目標よりも単なる快楽や楽しみを目的としたネットの祭りのようなポスト社会運動の三つが運動の形として紹介されているのだが、ネット上においてそういう現象があるとは知りつつもあまりこのように三つの運動形態を比較して把握しようとした事はなかったため若干目から鱗な気もした。まぁよくよく考えればこの分類もなんら珍しいものにも思えず、経験的な実感としては殆ど既に知っているような事なのだが、それが改めてネット上の政治運動においてこういう奴は新しい社会運動的な活動家タイプなのだとかなんだとかと綺麗に整理された嬉しさがある。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年9月25日に日本でレビュー済み
身体を社会的構成物として捉え直す.いいです.長い時間かけて変わっていく生物学的身体と短い時間で作り替えられる社会的身体の対比.「操作性」が,快楽に結びつく.それは社会的でもあると同時,とっても生物学的なことでもあるように,僕は感じています.
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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