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池田屋事件の研究 (講談社現代新書) 新書 – 2011/11/18

4.5 5つ星のうち4.5 21個の評価

幕末政治史の空白を埋める決定版!
商人古高俊太郎とは何者か。桂小五郎は池田屋にいたのか。
現場に踏み込んだ新選組隊士は?――
禁門の変、戊辰戦争へと至る長州・会津戦争の幕を開けた事件の真相を、
膨大な史料をもとに描き出す一冊。
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商品の説明

著者について

中村 武生
(なかむら たけお)
一九六七年、島根県生まれ。大阪府に育つ。佛教大学大学院文学研究科博士課程前期日本史学専攻修了。歴史地理史学者。専攻は明治維新史、都市史、史蹟論など。立命館大学・京都女子大学・大谷大学・天理大学非常勤講師、特定非営利活動法人京都歴史地理同考会理事長、明治維新史学会大会運営委員、文化庁近代遺跡(政治の分野)詳細調査調査員。
著書に、『御土居堀ものがたり』『中村武生の京都検定日めくりドリル500問』『中村武生とあるく洛中洛外』(以上、京都新聞出版センター)、『京都の江戸時代をあるく――秀吉の城から龍馬の寺田屋伝説まで』(文理閣)がある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2011/11/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/11/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 416ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062881314
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062881319
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 21個の評価

著者について

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中村 武生
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池田屋事件および長州藩の動向を丁寧に紐解き新構築する歴史書
5 星
池田屋事件および長州藩の動向を丁寧に紐解き新構築する歴史書
今さらだが、中村武生氏の『池田屋事件の研究』を拝読した。「本書は、近年実証的成果著しい幕末史研究の新たな枠組のなかで、その是正をめざしてきたものである。」とあるとおり、さまざまな信頼性ある同時代の文献に当たりながら、当時起きた事象を浮かび上がらせる。「池田屋事件とは、文久三年の八月一八日の政変(1863)から翌年の禁門の変にいたる政局に関わる」ひとつの事件だ。古高俊太郎の供述書から始まり、乃美織江の手記など現存する文献をもとに、確実な情報だけを紡いでいくことで、リアルな情景が思い浮かぶ。また、歴史地理学の研究者としての同氏ならではの発見も多く、池田屋の実際の所在地や同事件の被害者たちの埋葬地、坂本龍馬の当時の居住地跡などにも触れる。点と点を結ぶとは上手く言ったもので、同時代の文献を多角的に調査しながら、対象を浮かび上がらせる探求作業は、かなりの労力を要したと推察されるが、そのロジックは圧倒的な説得力を持つ。今後も新発見が見つかれば、そのロジックは変化し続けることだろう。期待しかない。
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上位レビュー、対象国: 日本

2021年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今さらだが、中村武生氏の『池田屋事件の研究』を拝読した。

「本書は、近年実証的成果著しい幕末史研究の新たな枠組のなかで、その是正をめざしてきたものである。」とあるとおり、さまざまな信頼性ある同時代の文献に当たりながら、当時起きた事象を浮かび上がらせる。

「池田屋事件とは、文久三年の八月一八日の政変(1863)から翌年の禁門の変にいたる政局に関わる」ひとつの事件だ。古高俊太郎の供述書から始まり、乃美織江の手記など現存する文献をもとに、確実な情報だけを紡いでいくことで、リアルな情景が思い浮かぶ。

また、歴史地理学の研究者としての同氏ならではの発見も多く、池田屋の実際の所在地や同事件の被害者たちの埋葬地、坂本龍馬の当時の居住地跡などにも触れる。

点と点を結ぶとは上手く言ったもので、同時代の文献を多角的に調査しながら、対象を浮かび上がらせる探求作業は、かなりの労力を要したと推察されるが、そのロジックは圧倒的な説得力を持つ。

今後も新発見が見つかれば、そのロジックは変化し続けることだろう。期待しかない。
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5つ星のうち5.0 池田屋事件および長州藩の動向を丁寧に紐解き新構築する歴史書
2021年11月7日に日本でレビュー済み
今さらだが、中村武生氏の『池田屋事件の研究』を拝読した。

「本書は、近年実証的成果著しい幕末史研究の新たな枠組のなかで、その是正をめざしてきたものである。」とあるとおり、さまざまな信頼性ある同時代の文献に当たりながら、当時起きた事象を浮かび上がらせる。

「池田屋事件とは、文久三年の八月一八日の政変(1863)から翌年の禁門の変にいたる政局に関わる」ひとつの事件だ。古高俊太郎の供述書から始まり、乃美織江の手記など現存する文献をもとに、確実な情報だけを紡いでいくことで、リアルな情景が思い浮かぶ。

また、歴史地理学の研究者としての同氏ならではの発見も多く、池田屋の実際の所在地や同事件の被害者たちの埋葬地、坂本龍馬の当時の居住地跡などにも触れる。

点と点を結ぶとは上手く言ったもので、同時代の文献を多角的に調査しながら、対象を浮かび上がらせる探求作業は、かなりの労力を要したと推察されるが、そのロジックは圧倒的な説得力を持つ。

今後も新発見が見つかれば、そのロジックは変化し続けることだろう。期待しかない。
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2019年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
可能な限り信用のおける文献史料を集め倒された志士たちの動向を分析している
細かく結果を手繰り寄せる様子は手に汗握るよう
「わかっていない謎」がたくさんあるという「真実」
何より丹念に追求し疑問を持ち想像で物事を決めていない その姿勢が一番印象に残った
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ありとあらゆる事柄に関連する資料を提示する。
この姿勢を終始一貫している本に、ひたすら感動しました。
僕が知る限りの歴史書の中で、この五冊と選んだときに必ず入る本です。
池田屋事件という事柄だけでは無く、当時の日本を描いている。
必読書のひとつだね~。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年3月4日に日本でレビュー済み
池田屋事件を深く掘り下げた研究本です。

いろんな角度で分析されており、歴史上の事件とその背景が生き生きと浮かび上がってきます。

歴史好きと歴史研究の違いが分かる良書です。
2017年4月2日に日本でレビュー済み
幕末の有名な事件については、思いのほか本格的な研究が少ないということが、あらためて本書をとおしてわかったような気がする。よく知られている内部の写真も、じつは池田屋の写真ではないし、さらには、現在、石碑が建っているところでさえ、池田屋の跡ではない、このような基本的なことも今まであきらかにされてこなかったというのはおどろきであった。
本書は、いわゆる「池田屋事件」を研究するための、いわば序説と読みとった。
その先には、いわゆる「池田屋事件」はなかった、というおどろきの結論が待ち受けているかもしれない。楽しみである。

ついでに、坂本龍馬暗殺といわれる「近江屋事件」もなかった、というのもお願いできれば、と思う。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年2月4日に日本でレビュー済み
会津が長州との対決已む無しとの腹を決めたのが新撰組近藤勇の浪士取締りの提言・申し入れであり、それが池田屋で発火し、そして禁門の変以降の幕末の動乱、会津戦争に至った。

司馬遼太郎の「燃えよ剣」などのイメージにある幕末の英雄伝としての新撰組、一方で学校の教科書にはあまり記述がなく存在感の薄い新撰組。そして新撰組といえば池田屋事件。正規軍同士の戦いではない浪士取締りの一事件がどうしてここまで話題となり幕末の重要事件とみなされるのか、本書を読んでよく理解できた。

そして、新撰組、池田屋事件というこれだけ有名な事柄に対しても、いまだに多くの文献をもとにあらたな発見と解釈がなされることに感銘を覚えた。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この著者、普段からTwitterやブログで他人の史料批判姿勢をクソミソにけなしているが、本書の最初に出てくる古高俊太郎のくだりで、
「1996年に金沢市で発見された」とされる古高と志士との往復書簡を真贋を全く検証せず、画像も掲載せずに採用している点で明らかな言動不一致。

文体も回りくどいレトリックが鼻につき、伝わってくるのは自分の書いた文章に酔いしれる著者の姿ばかり。
「である」調と「ですます」調の混在も気になって仕方ない。
他の方も指摘する通り、きちんと要点だけにまとめて推敲すれば4割以上はページ数の減る本。
27人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年7月7日に日本でレビュー済み
他の方も書いてますが、この著者は何年もネットで他の研究者や歴史ファンの悪口を言って、最近はTwitterでもエゴサして一般人の感想にすら突っかかって詰っています。

今も「池田屋事件を正確に理解できてない人ばかり」「自分の本を読んでいない」と他人をけなして俺の研究はすごいと自画自賛。

本書もそういう傾向で、文章が稚拙かつ読みづらいので、オススメしません。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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