タイトルに騙された。
著者の若者論は特に開陳されず、見田宗介をはじめとする他者の引用による世代論が続く。だが、それで自説が展開できているというわけでもない。
途中までは「他人の褌で相撲を取るのか?」と思ったが、褌を巻けないまま土俵に上がってしまったという印象。
著者も著者だが、編集者は何をしていたのだろうか?
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生きる希望を忘れた若者たち (講談社現代新書) 新書 – 2012/2/17
鈴木 弘輝
(著)
年長者が最近の若者に感じる感覚のズレの正体とは何か? 「自分たちの側に彼らが成長してこない」という感覚の正体とは何か? なぜ若者が、「いま」だけを重視しているように見えるのか。宮台真司門下の俊英が、若者の感じているリアル、彼らのコミュニケーション作法から、1970年代後半以降の日本社会の変動とその問題点を鮮やかに描き、「不確実で残酷な世界」を生きるための処方箋を示す。
- ISBN-10406288142X
- ISBN-13978-4062881425
- 出版社講談社
- 発売日2012/2/17
- 言語日本語
- 本の長さ232ページ
商品の説明
著者について
鈴木 弘輝
1970年神奈川県生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了。都留文科大学・首都大学東京非常勤講師。社会学博士。著書に『憲法教育と社会理論 立憲主義は現代教育に通用するか』(勁草書房)、共著に『幸福論 〈共生〉の不可能の不可避について』(NHKブックス)、『ブリッジブック社会学』(信山社)、共編著に『21世紀の現実 社会学の挑戦』(ミネルヴァ書房)などがある。
1970年神奈川県生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了。都留文科大学・首都大学東京非常勤講師。社会学博士。著書に『憲法教育と社会理論 立憲主義は現代教育に通用するか』(勁草書房)、共著に『幸福論 〈共生〉の不可能の不可避について』(NHKブックス)、『ブリッジブック社会学』(信山社)、共編著に『21世紀の現実 社会学の挑戦』(ミネルヴァ書房)などがある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2012/2/17)
- 発売日 : 2012/2/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 232ページ
- ISBN-10 : 406288142X
- ISBN-13 : 978-4062881425
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,015,588位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,690位講談社現代新書
- カスタマーレビュー:
著者について
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上位レビュー、対象国: 日本
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2016年9月29日に日本でレビュー済み
マンセーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2013年8月14日に日本でレビュー済み
帯に宮台真司の薫陶を受けた云々と書かれていますがなんのことはない、
師匠として議論を戦わせたわけでもなく(もしあればかいてあるはずだが)
ただ講義を受けたというだけのことだ。
また紙面の大半が自分の講師経験を滔々と述べているが
言っていることがさっぱりわからない(わかる人解説してください)
おまけに後半の大半は橘玲の”残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法”
に対する”読書感想文”だ(それ以外に表現のしようがない)
最近人文書をよく読むがこれほどまずいのはあまりみなかった。
師匠として議論を戦わせたわけでもなく(もしあればかいてあるはずだが)
ただ講義を受けたというだけのことだ。
また紙面の大半が自分の講師経験を滔々と述べているが
言っていることがさっぱりわからない(わかる人解説してください)
おまけに後半の大半は橘玲の”残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法”
に対する”読書感想文”だ(それ以外に表現のしようがない)
最近人文書をよく読むがこれほどまずいのはあまりみなかった。
2015年5月20日に日本でレビュー済み
マンセーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!(万歳)
2015年5月29日に日本でレビュー済み
非常に魅力的なタイトルとテーマで、まさしく生きる希望が持てない若者であり、しかも宮台愛読者でもある私は宮台氏の代表的な弟子が書いた本書に直ぐに飛びついた。しかし具体的内容に触れていないという問題は承知の上で言えば、本書は他の評者も言っているように非常に読み難い。兎に角、読み難い。単に読み難いというより「妙に」読み難い。色々な事が言われているのだが、どうにもスラスラと読めない。それは「難しい」とはまた別の感覚であり、「読みたくない」という感情の方が近い。しかしその「読みたくない」は読者の怠惰や意地悪や無関心に起因する者ではなく、どこまでも著者の文体、語り口の「読み難さ」に起因するものなのだ。本書に何が書かれているのか本当に純粋に気になっており、普段から読書にも社会学にも哲学にも慣れ親しんでおり、別に意地悪でも何でもない普通の読者でも、恐らく多くの人は本書に「奇妙な読み難さ」を感じ「こんな物は読んでいられない」と思ってしまうだろう。何を言っているのか分からないかもしれないが、本書はそういう奇妙な読み難さで書き貫かれた稀有な本である。それでもあまりに魅力的な書名なので私は本書を三年間の間に三度手に取ったが、一度たりとも通読する事はできなかった。つい先日も見事に挫折してきたところだ。時間も知力も教養も関心も状況も殆ど関係がない。いつ読んだって本書は読み難いのだ。内容以前の問題があまりに多すぎて内容を検討するどころではない。著者はもう少し自分の文体について考えた方が良い。