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江戸の小判ゲーム (講談社現代新書) 新書 – 2013/2/15

4.4 5つ星のうち4.4 12個の評価

松平定信と経済官僚たちの所得再分配のためのプロジェクト! 幕府も武家も商人もWin-Winの関係だった!? 借金棒引き、貨幣改鋳に込められた真の狙い? 支配-被支配という旧来の歴史認識ではわからない江戸時代の実像に迫る興奮の一冊。


松平定信と経済官僚たちの所得再分配のためのプロジェクト!
幕府も武家も商人もWin-Winの関係だった!?
借金棒引き、貨幣改鋳に込められた真の狙い?
支配-被支配という旧来の歴史認識ではわからない江戸時代の実像に迫る興奮の一冊。
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商品の説明

著者について

山室 恭子
1956年東京都生まれ。東京大学文学部卒業、同大学大学院人文科学研究科博士課程中退。文学博士。現在、東京工業大学大学院社会理工学研究科教授。専攻は日本史。主な著書に、『中世のなかに生まれた近世』(吉川弘文館、サントリー学芸賞受賞)、『黄金太閤』(中公新書)、『群雄創世紀』『歴史小説の懐』(以上、朝日新聞社)、『黄門さまと犬公方』(文春新書)がある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2013/2/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/2/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 200ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062881926
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062881920
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.7 x 0.9 x 17.3 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 12個の評価

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山室 恭子
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大満足です。
2022年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
江戸時代に頻繁に繰り返された棄捐令=強制的な債務破棄・債権放棄や貨幣改鋳など、これらの金融経済政策の多くは今日の視点では非正規的(ヘテロドックス)な政策と位置付けられる。しかし、本書が指摘するところでは、これらの政策が採用された背景を考慮すれば、政策の内容や選択には一定の(むしろ正当な)経済合理性があるという。そこでは、従来から言われている幕府官吏が無能(硬直的な精神気質・組織文化、知識の不足、組織・人材登用の非効率性、無気力やモチベーション不足など)との一方的な見方が当てはまるものでもない。ただし、従来の幕府官吏に対する評価が適切ではないとして、また著者の描くプロジェクトXのストーリーが魅力的(創意工夫や努力、熱意やモラル)であっても、その再評価に最も重要な意義があるわけではないと思う。むしろ、非正規的政策が一定の経済合理性の下で採用された背景を分析し理解することが重要であろう。そこにこそ経済史が、単なる歴史的な興味を超えて、今日にとっても有益な発見として学びうる点を持つのではないだろうか。本書は、現代の経済社会に生きる私達にとって有益な発見に満ちた良書である。
という堅苦しいことは抜きに、講談調でムチャおもしろい。将軍様びいきの江戸っ子としては、胸がスッとする。
2021年8月19日に日本でレビュー済み
この本は間違いなく名著の一つ。

現代と違い、江戸時代では、金を預かって他への貸し出しに回す「銀行」がなく、どうしても商人などが自分自身で持つ貨幣を退蔵しがちになる。
本書では、貨幣改鋳は新規格の貨幣への切り替えを強制することで、退蔵されている旧貨幣を吐き出させて、再び金を循環させて経済を回すのもだったと提唱している。改鋳差益はそのための必要経費を賄うための貨幣改鋳は水増ししての短絡的な通貨発行益狙いでなく、貨幣流通のテコ入れ政策だったのでは、という見解を出している。

お金を江戸全体で循環させるための有効かつ社会不安を最小限にする方法として、定期的に武士の借金棒引きを行っていたというのが当時の書状に書きこのっていたというのは興味深い。
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