日本人の習慣とは実に不思議なものであると思う。その一つが呼称だ。ここでは二つの例を上げたい。まず自分に近しいものの呼称。例えば、自分の母親を呼ぶとき【お母さん】【ママ】【お袋】【おかん】等。もしくは結婚相手の母親であれば【お義母さん/お義母様】というのもある。次に職業的な役職に伴い付けられている呼称。これは、苗字+その役職、もしくは単に役職だけ、もしくはOOさんで事足りる場合もある。「どう呼ぶか、というのは社会的な習慣、相手の身分や役職、自分と相手との関係性、その場の状況が絡んでくる(p52)」からだ。一方、英語圏だと、もう少し複雑になる。それは相手の呼び方が、単純に社会的な慣習からだけではなく、相手が自分をどう呼んで欲しいのかというのが深く関わってくるためだ。親しい関係にあればファーストネームで呼び合うもしくは愛称で呼ぶことが英語圏では多々ある。呼び方なんて、この際、些細なことで読者は単に英語で話せるようになりたいだけかもしれない。どう呼ぶかなど、二の次三の次で、大した問題ではないと。しかし、相手をどう呼ぶかということを、意識なりその点に疑問を持つことは読み書きを単にしているだけでは身につかない。自分ができるようになりたいことが【英語で話すこと】ならば、英語圏的な習慣や感覚を身につけておくことも重要だと思えた。
【話す】と一口に言っても、そこには【時間の壁】が存在してる。それに対し「たくさん、勉強しているさ!」という話せないけれど英語の学習には労力を割いてきた人も多いはず。もちろん、読者の中には、中学・高校・大学と10年間英語を勉強してきた。10年も勉強しているのに、一向に英語で話せないという人もいるだろう。もしくは英語は中学/高校の6年や小学高学年からから英語を習っていて、大学卒業まで12年間、英語を勉強したのに、未だに英語で話せない等々、学歴問わず、年数的にはかなり学習しているのに話せるようにならないと思っている人もいるであろう。語学習得は並大抵のことではない。著者も「赤ちゃんが規則を身につけて話せるようになるのは五歳から六歳で、それまでになんと三万時間も言語刺激にさらされている(pp18-19)」と、主張しています。なるほど、多く見積もって週4時間の英語学習を中学・高校・大学と10年間していても、実質的は「たかが二ヶ月程度(p20)」。つまり、10年と言っても、その濃度は非常に薄く、濃縮させればとてもコンパクトになってしまう。
次に【距離の壁】が存在していると、著者は指摘している(pp21-24)。米国国務省が定めた英語母語話者の受講生が定めた「自分が専門とする仕事に使えるコミュニケーション力」を身に付けることを到達目標とすることに関する記述がある。
これは4つのカテゴリーに分類されている。
カテゴリーⅠ:「英語と密接な語族関係にある言語」(Languages closely cognate with English)
・デンマーク語/オランダ語/フランス語など・・・目標達成までに24-30週間
カテゴリーⅡ:「カテゴリーⅠより習得に少し長くかかる言語」(Languages that take little longer to master than Category Ⅰ languages)
・ドイツ語/ハイチ・クレオール語/インドネシア語など・・・目標達成までに36週間
カテゴリーⅢ:「『困難な言語』英語とは言語的文化的に相当な違いがある言語」("Hard languages"Languages with significant linguistic and/or cultural differences from English)
・アルバニア語/ビルマ語/ロシア語など・・・目標達成までに44週間
カテゴリーⅣ:「『超困難な言語』英語母語話者には極めて難しい言語」("Super-hard languages"Languages which are exceptionally difficult for native English speakers)
・アラビア語/中国語(広東語と北京語)/日本語/韓国語の4言語・・・目標達成までに88週間
朝から晩までガンガン英語を学習して、約1年半+半年間の留学も推奨とのこと。
英語をこの目標達成というレベルまでに近づけるのは容易ではないことが頷ける。英語は私たちにとっての『超困難な言語』である。そのため著者は集中的な特訓をしているわけではないにもかかわらず、その割に日本人学習者は英語がよくできているなぁと感心しています(p24)。
すなわち年数的に見れば「何年も英語を勉強しているのに!」という気持ちはある。ただ実際には言語習得時間は足りていないので、日々、英語を学習することがいかに【英語で話す】ために必要かということが頷けた。さらに、どのように英語を学習していけばいいか等も詳細に記載されており、身が引き締まる思いだった。【英語ができない】と悩んでいる人に、客観的な視点から捉えた当該書籍を読んでもらいたいと思った。
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話すための英語力 (講談社現代新書) 新書 – 2017/2/15
鳥飼 玖美子
(著)
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「英語をうまくしゃべれるようになりたい」は見果てぬ夢でしょうか。日本人の「英語苦手意識」の根幹には、外国人を前にすると緊張し、言葉を即座に発することができないことにあります。短い言葉で切り抜けようとしたり、思い出せるフレーズを連発するだけで、話が続かない、自分の意見を言わない等、落ち込んでしまいます。こうした状況を打破する最良のストラテジーを同時通訳者としての経験豊富な著者が丁寧に指導します
幕末から現在に至るまで、日本人を魅了してやまない「英語」。
「英語をうまくしゃべれるようになりたい」は見果てぬ夢なのでしょうか。日本(もしくは日本人)が抱えている「英語コンプレックス」の根幹にあるのは、外国人を前にすると萎縮してしまい、言葉を発することができないことにあります。いわゆる「外国語不安」です。
短い言葉で切り抜けようとしたり、思い出せるフレーズを連発するだけで、相手と話が続かない(続けようとする意思がないと見られても仕方がない応答をします)、自分の意見を言わない(そうした日本人特有の習慣があることも事実です)等、相手よりも話し手の自分の方が落ち込んでしまうのが現状です。
こうした「英語コンプレックス」を打破するための最良の「コミュニケーション・ストラテジー」を同時通訳者としての経験豊富な著者が丁寧に教授します。
1・会話の「目的」は何か
2・会話では「場」を読む
3・会話の「参加者」と向き合う
4・困った時の最強の作戦
5・異文化コミュニケーション理解
6・英語学習の真実
以上に的を絞って分かりやすく解説します。
幕末から現在に至るまで、日本人を魅了してやまない「英語」。
「英語をうまくしゃべれるようになりたい」は見果てぬ夢なのでしょうか。日本(もしくは日本人)が抱えている「英語コンプレックス」の根幹にあるのは、外国人を前にすると萎縮してしまい、言葉を発することができないことにあります。いわゆる「外国語不安」です。
短い言葉で切り抜けようとしたり、思い出せるフレーズを連発するだけで、相手と話が続かない(続けようとする意思がないと見られても仕方がない応答をします)、自分の意見を言わない(そうした日本人特有の習慣があることも事実です)等、相手よりも話し手の自分の方が落ち込んでしまうのが現状です。
こうした「英語コンプレックス」を打破するための最良の「コミュニケーション・ストラテジー」を同時通訳者としての経験豊富な著者が丁寧に教授します。
1・会話の「目的」は何か
2・会話では「場」を読む
3・会話の「参加者」と向き合う
4・困った時の最強の作戦
5・異文化コミュニケーション理解
6・英語学習の真実
以上に的を絞って分かりやすく解説します。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2017/2/15
- 寸法10.6 x 1 x 17.4 cm
- ISBN-104062884119
- ISBN-13978-4062884112
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商品の説明
著者について
鳥飼 玖美子
東京都に生まれる。東洋英和女学院卒業。上智大学外国語学部卒業。コロンビア大学大学院修士課程修了。サウサンプトン大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。NHK「ニュースで英会話」監修およびテレビ講師。立教大学名誉教授。
著書に『歴史をかえた誤訳』(新潮文庫)、『危うし! 小学校英語』(文春新書)、『通訳者と戦後日米外交』『戦後史の中の英語と私』『英語教育論争から考える』(以上、みすず書房)、『国際共通語としての英語』『本物の英語力』(講談社現代新書)などがある。
東京都に生まれる。東洋英和女学院卒業。上智大学外国語学部卒業。コロンビア大学大学院修士課程修了。サウサンプトン大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。NHK「ニュースで英会話」監修およびテレビ講師。立教大学名誉教授。
著書に『歴史をかえた誤訳』(新潮文庫)、『危うし! 小学校英語』(文春新書)、『通訳者と戦後日米外交』『戦後史の中の英語と私』『英語教育論争から考える』(以上、みすず書房)、『国際共通語としての英語』『本物の英語力』(講談社現代新書)などがある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2017/2/15)
- 発売日 : 2017/2/15
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4062884119
- ISBN-13 : 978-4062884112
- 寸法 : 10.6 x 1 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 249,700位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 184位ゲルマン諸語
- - 203位その他のドイツ語・ゲルマン諸語関連書籍
- - 404位英語・英語学
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年6月1日に日本でレビュー済み
2020年8月13日に日本でレビュー済み
著者(町田玖美子)は東京都生まれ。69年学部卒業(上智大学外国語学部)という事実から引き算すると,1946年生まれ。高三のとき,英検1級特別賞(?)を受賞した。会議通訳は大学2年から。国広正雄とならんで,同時通訳者の草分けの一人。『同時通訳の女神』(命名はBCKTさん)。コロンビア大学大学院修士課程(ティーチャーズ・カレッジ,英語教授法専攻)修了(90年,44歳)。Ph.D(サウサンプトン大学,2006年,60歳)。『百万人の英語』講師(71-92年,25-46歳)。東洋英和女学院大学(89-97年),現在は立教大学(教授,97-年)。著書に『危うし!小学校英語』,『TOEFL・TOEICと日本人の英語力』など。
著者あとがきによれば、『本物の英語力』の続編で『国際共通語としての英語』と併せて三部作。『本物』が10万部売ったらしく、出版社がこんな美味しい著者に筆を折らせるはずがない。
高校生か、せいぜい大学生までになら新情報もあるだろうが、わたしのような、「あ〜あ、やっぱ英語はしゃべれるようにはなれなかったなぁ」で人生終わりそうな人にはありきたりな話ばかりだった。鳥飼玖美子先生は尊敬してるし大好きなので、損した感じはないけれど、本音を言わしてもらえば、新ネタが欲しいところではある。
三つ編みで英検一級特別賞のスピーチをしていた女子学生が、もう立教大学の名誉教授かと思うと、俺も歳とったよなぁ。
著者あとがきによれば、『本物の英語力』の続編で『国際共通語としての英語』と併せて三部作。『本物』が10万部売ったらしく、出版社がこんな美味しい著者に筆を折らせるはずがない。
高校生か、せいぜい大学生までになら新情報もあるだろうが、わたしのような、「あ〜あ、やっぱ英語はしゃべれるようにはなれなかったなぁ」で人生終わりそうな人にはありきたりな話ばかりだった。鳥飼玖美子先生は尊敬してるし大好きなので、損した感じはないけれど、本音を言わしてもらえば、新ネタが欲しいところではある。
三つ編みで英検一級特別賞のスピーチをしていた女子学生が、もう立教大学の名誉教授かと思うと、俺も歳とったよなぁ。
2018年5月8日に日本でレビュー済み
色々と勉強になりました。それに,読んでいて面白い。知らないことも一杯。さすが達人! その意味で,買って損はありません。
でも,これを読んでも英語が話せるようにはなりません。自分の英語の弱点がわかるわけでもありません。英語力自体が向上するわけでもありません。
あくまでも日本語の本。教養が増すだけです。タイトルの付け方はうまいですけどね。
でも,これを読んでも英語が話せるようにはなりません。自分の英語の弱点がわかるわけでもありません。英語力自体が向上するわけでもありません。
あくまでも日本語の本。教養が増すだけです。タイトルの付け方はうまいですけどね。
2017年3月4日に日本でレビュー済み
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特に良いのはスモールトークで、「なんだそんなことか」そんなことなら、という気になります。相手の友愛心にぬくもりを感じることは幸せなことだと思います。
うなづき、あいづち、褒められたら、反論の仕方、丁寧な言い方、依頼、断り、お礼、謝罪、質問、お悔み等、その場にふさわしい単語、語句についても書いてあるので、話すだけでなく書く時にも参考になります。
うなづき、あいづち、褒められたら、反論の仕方、丁寧な言い方、依頼、断り、お礼、謝罪、質問、お悔み等、その場にふさわしい単語、語句についても書いてあるので、話すだけでなく書く時にも参考になります。
2017年6月30日に日本でレビュー済み
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鳥飼玖美子先生の三部作の最後。2020年オリンピックを前に日本人の英語は何を、どのレベルを目指すのか? 異文化コミュニケーションとしての英語教育、学習についての好著です。
2017年5月15日に日本でレビュー済み
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本書を読んで、語学の勉強をする大切さを改めて知りました。今日からまた勉強を始めたいと思います。
2017年7月27日に日本でレビュー済み
表紙のイラストにつられて買つた(なんじゃそりゃ).ヒースロー空港での出来事とか,バカ息子の話が,強く印象に残る.お説ごもつともで,うなづくことしきりなんだけど,だけど,それ以上でもそれ以下でもないと云ふか,理路整然としてゐてギャップがなく,萌えない.英語の文献とか脚注に示してあるものの,研究者でもあるまいし,取り寄せて読んでみるか,と云ふ人はほぼ皆無では.本書と似たテーマでなら,浦出善文『不惑の楽々英語術』集英社新書 (2006)の方が,楽しい.
僕の拙い経験から云はせて頂ければ,英語を話すときにはバカになること.バカというと聞こえは悪いが,何につけ一応は絶望的観測をするのが癖では,英語は話せぬと思ふ.気分を無理矢理にでもハイに持つていかないと(もちろん,話す内容にも依ることではあるが).
院生の頃,先生は東欧の方で,先生の母国語から英語への辞書を,たまに引いておられた.僕のハチャメチャ英語に耳を傾けていただいたのは,ありがたいことだつた.今でも,懐かしく思い出す.
ひとつ,細かきことで恐縮だが,「〜してくれる」(p. 46, 170, 198)と云ふのは,目上が目下に対して使ふ言葉だと,中学の時に国語の有友先生に教はつたので,少し引つ掛かる.
僕の拙い経験から云はせて頂ければ,英語を話すときにはバカになること.バカというと聞こえは悪いが,何につけ一応は絶望的観測をするのが癖では,英語は話せぬと思ふ.気分を無理矢理にでもハイに持つていかないと(もちろん,話す内容にも依ることではあるが).
院生の頃,先生は東欧の方で,先生の母国語から英語への辞書を,たまに引いておられた.僕のハチャメチャ英語に耳を傾けていただいたのは,ありがたいことだつた.今でも,懐かしく思い出す.
ひとつ,細かきことで恐縮だが,「〜してくれる」(p. 46, 170, 198)と云ふのは,目上が目下に対して使ふ言葉だと,中学の時に国語の有友先生に教はつたので,少し引つ掛かる.
2018年5月13日に日本でレビュー済み
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日本人の英語学習にとって、当たり前のことばかり述べてある。
そして、いつもの鳥飼節(「私的自己」がなく、「公的自己」ばかり。)。
読んで損した。
そして、いつもの鳥飼節(「私的自己」がなく、「公的自己」ばかり。)。
読んで損した。