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王朝百首 (講談社文芸文庫) 文庫 – 2009/7/10

4.5 5つ星のうち4.5 20個の評価

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百人一首に秀歌はない――かるた遊びを通して日本人に最も親しまれる「小倉百人一首」(藤原定家・撰)にあえて挑戦、前衛歌人にして“現代の定家”とも称されたアンソロジスト塚本邦雄が選び抜き、自由奔放な散文詞と鋭い評釈を対置した秀歌百。『定家百首』『百句燦燦』と並び塚本美学の中核であると同時に、日本の言葉の「さはやかさ」「あてやかさ」を現代に蘇らせんとする至情があふれる魂魄の詞華集である。


鬼才・塚本邦雄が召喚した日本の詞華集百! 前衛短歌の雄・塚本は徹底した反リアリズム芸術の理想を業平、定家、良経ら王朝歌人に見い出した。稀代のアンソロジストがその美学の粋を凝らす塚本版百人一首。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2009/7/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/7/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 368ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062900556
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062900553
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.8 x 1.3 x 14.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 20個の評価

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塚本 邦雄
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上位レビュー、対象国: 日本

2017年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 内容紹介を一読、ギョッとした。
 「百人一首に秀歌はない。」
 な、なんて大胆発言・・・!
 『小倉百人一首』といえば、キング・オブ・和歌、藤原定家の選。小学校でロクに意味も判らぬまま丸暗記させられ、あらためて「いい・悪い」など考えたことはない。────いや、学校で習うのだから、当然「いいもの」だと無意識のうちに思い込んでいた。私に限らず、国内で教育を受けた大部分の人はそういう認識なのではあるまいか。
 しかし、ギョッとしつつも、半分は「ああ、やっぱり」と頷いている自分もいた。何年か後に『小倉百人一首』の解説本を読み、続いて、『古今集』『新古今』を読んで、この2冊のほうが断然いい!なぜ定家はこっちを採らなかったのだ!?と疑問に思ったからだ。
 その時は、単に定家と自分の好み・教養の違いと軽く考えて、そのまま忘れていた。
 そこへ、天の福音のような上記のお言葉。プロの歌人たる塚本氏も意を同じくしていたとは、これほど心強いことはない。

「ただ私の欲しいのは一読目を射、たちまち陶酔に誘われ、その感動が逆に時代、人物、作歌技法の探求に向って行くという天来の妙音である。」(“はじめに”より、原文は旧字旧仮名遣い。以下、引用も同。)
 本書には、こうした筆者の審美眼にかなった平安・鎌倉期の歌が百首選ばれ、さらに単なる現代訳にとどまらない、筆者自身によるイマジネーション豊かな散文詞と解説、歌人のその他の秀歌が収められている。
 選ばれている歌は、縁語・掛詞などの用語技法を凝らしたものより、歌人の折々の詠嘆を素直に詠んだものが多い。その点、古語辞典が必要な百人一首と違って、現代人にも理解しやすく、ストレートに心に響いてくる。そこへ筆者の散文詞と解説が加わることで、歌はまるで一編の物語のように広がり、奥行きを持つ。

  月やあらぬ春や昔の春ならぬわが身一つはもとの身にして ───在原業平

     照る月よわが春の日よ
     還らぬ夜移ろふこころ
     残されて今日身は空洞(うつろ)

     春の夜にいざ言問はむ
     君はいまみ空のいづこ
     白梅の知らぬうつつよ

 読者はまず和歌を読み、自分なりに想像の翼を広げ、次に散文詞を読んで、「こんな解釈もあったか。こんなに現代的な詞になるのか。」と新鮮な驚きの感に打たれ、最後の解説で古人たちの様々な人生に思いをはせる。そして、再び前のページに戻り、記された一首を読めば、先とはまた違う感懐を催すことだろう。
 また、本書のもうひとつの魅力は旧字旧仮名遣いにある。ルビは一部に振られているのみなので、人によっては読みにくいかもしれない。が、筆者がそれにこだわる理由と使用する意義は至言であり、旧字旧仮名は視覚的にも美しく、秀歌をより引き立てている。正直、新字新仮名遣いでは、同じだけの感動を得られたかどうか心もとない。
 筆者は「伝統的仮名遣いの精妙さと正統性を不知不識に会得するよすが」にしてほしいと望んでいるが、昨今は読書というものが教養よりも娯楽のほうへ重心が大きく傾いている。特に若い世代がページを開いて、そこではたと戸惑い、「これは読めない」と放り出すのではないかと危ぶまずにはいられない。
 さりとて、このような良書を知る妨げが伝統的仮名遣いにあり、次世代に伝わらないまま埋もれてゆくとしたら、あまりにも残念だ。
 出版社は、次の新しい読者のためにも、多少見苦しくともルビを振るべきだろう。泉下の塚本氏もそれくらいなら苦笑しつつ、許してはくれまいか。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
八代勅撰集は読んできたのですが、やはり、専門家の歌人の解説は必要です。今の日本で和歌の解説をできる歌人は塚本邦雄しかいません。やまと言葉の美しさと響きの美しさを味わうことを、主張しています。また日本人必読とも、説いています。
2014年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
鍛え上げた見巧者が選び抜いた「美しい和歌」が季節を辿るように並んでいる王朝和歌撰です。
和歌が、短歌が好きなら必ず読んで悔いは無い書物です。
特に万葉大好き、新古今嫌いな方はぜひ!
実体験、実写生でなければという基準がどれほど偏狭な、もしかしたら後から刷り込まれた概念ではないか
自省してみるきっかけになります。

また
崇徳院、後鳥羽院、西行、良経、特に実朝
本歌取り云々の単なる鑑賞にとどまらす、またそれに煩わされる事無く、
作者の本質にたどりつこうとする無駄の無い切れのいい解説です。
実朝に関しては、小林秀雄、太宰治、吉本隆明それぞれが魅力的で代表作のひとつだと思いますが、
ここでも、わずか2首から見事に「個」「孤」「虚」を浮き上がらせている文章は見事です。

欲を言えば、橋本治 の解説もKindleでは読めるようにして頂きたかった・・・
遠い昔にどきどきしながら買ったハードカバーと、あら出てたんだ!と買った文庫本と、
出先でふと思い立ったときに読みたいと買った電子本と、どれも手放せません・・・
 
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年12月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この美意識の高さには圧倒される。また繊細な言語感覚にも。作者とは面識あり、あるいはひいきの引き落としかも?それにしても凄い本である。詩歌に携わる人は必携の書である。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年10月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
塚本先生のファンです。と名乗ってもいいのかわからないけど。
先生の選んだ和歌がいったいどんなものか、一度でも読んで置きたいな、ならいろいろな作者を読めるほうがいいかな、と思いこの本を購入。

確かに百人一首は何これ?ってな歌もけっこうあるかもしれない、それで一時期、百人一首暗号論とか、そんなのも出たのかも。
塚本先生がご自分の百人一首を選歌されたくなったのもわかるような。

構成が、まず表題に塚本チョイスの各歌人の代表作一首、その歌に対して、歌合のように塚本先生の現代詩が添えられ(それもまた凝っている)、さらに解説、表題作以外の、その歌人の心に残る作品を数首(かもうちょっと)挙げているという、サービス精神の素晴らしさ。
紀貫之いいです、定家よいです、もともと式子内親王は好きだけど、こんな歌もあるんだ、これは和歌より塚本先生の現代詩の勝ちかな、などといろいろ楽しめるのですが、なんというか一番すごいのは、塚本先生の現代詩や解説も及ばないような古代の歌人の和歌が在る、ということ。
時空を超えて、天才は天才に出会った瞬間を読んでいるような、、、

構えなくても、塚本チョイスの名和歌集を一度読んでみない?てな感じで勧めてみたくなる。
ちょびちょび読んでも、それでもやっぱりああって、言葉が好きなかたなら、思える瞬間が必ずあると思うんです。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年7月7日に日本でレビュー済み
あとがきに、「日本人必読の書」とある。果たしてその通りだったと思う。なによりも、著者の冒頭の名文がすごい。旧仮名の味わいが見事なのは当然として、散文にして詩であるような、しかし、往々あるような冗長さは全くない。選ばれた和歌の秀逸さはどれも絶品で、教えられること多く、空振りは一つもない。「百人一首」には一つも名歌はない、と断じる果敢さには当初驚いた。が、かねがね、百人一首の歌がどれも、流れは悪いものばかりで、ただ調子を七五に合わせたような味気のないものばかりで、今度こそ全部暗記しようと思っても、詰らなさが先に立ってしまった、その実感が正しかったわけだと合点した。万葉の秀歌を詰らぬ助詞の改悪を以ってめちゃくちゃにしている例ばかりでもある。それに引き換え、本書の「百選」は見事なものばかり、関連して引かれる和歌にも良いものが多い。解釈は理が先に立たず、言わずもがなの説明を感情に任せる野暮もない。プロの歌人らしく、藤原定家のような選者のごとき、詩人にして批評家のような歌人の作が特に好きなようだが、この点は、私の感覚とは少しだけ違っていると思うが、専門歌人の目を尊重したいと思う。だが、式子内親王、俊成女らの作を圧倒的に評価する目はとても共感した。明治のころ樋口一葉が文章のうまさでは、漱石鴎外を圧倒して前人未到の境地に立っていたように、この二人の女流歌人も私には新古今までの中では他を絶していると思う。本書を通読した後は、折に触れて好きな個所を何度でも拾い読みしたい名著だと思う。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年7月10日に日本でレビュー済み
他のレビュアーの方が書かれている通り内容は素晴らしい。ただ和歌の出典が書かれておらず、同著者の『清唄千首』を引いたり検索したりして補っている。それはそれで勉強になるが、やはり本文中に記載が欲しかった。
2010年1月16日に日本でレビュー済み
 定家の歌論書は、そこいらの文才のない輩が和歌らしきものをでっち上げるための手引きだ、というのは橋本治の名言だが、その伝でいけば、百人一首はそうした連中のための見本帳といってよいだろう。名歌がないのは当たり前。
 ところが邦雄は本気で百人一首に対抗して秀歌選を作ってしまった。雑誌連載時の斬新なデザインが失われているのはいたしかたないが、それでも邦雄渾身の蘊蓄が楽しい。唯一の欠点はダンデイな男性に点が甘いところだろうか。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート