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悪酒の時代/猫のことなど 梅崎春生随筆集 (講談社文芸文庫) 文庫 – 2015/11/11

4.4 5つ星のうち4.4 8個の評価
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『桜島』『日の果て』『幻化』など、戦後派を代表し
生と死を見つめ続けた梅崎春生。
多くの作家や読者を惹きつけやまない、その自由な精神、
人生や社会への深い洞察とユーモアとアイロニー。
鬱々とした戦時の記憶を奥に潜ませながら、
内なる孤独と向き合った作家の日常への思い。
人に優しく、酒におぼれた梅崎春生の名随筆集。
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  1. 本の長さ
    352ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    講談社
  4. 発売日
    2015/11/11
  5. 寸法
    10.7 x 1.1 x 15.2 cm
  6. ISBN-10
    4062902907
  7. ISBN-13
    978-4062902908
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商品の説明

著者について

梅崎 春生
梅崎春生(1915.2.15~1965.7.19) 小説家。福岡県生まれ。東京帝国大学文学部国文科在学中に「風宴」が「早稲田文学」に掲載される。太平洋戦争での軍隊生活を経て、戦後『桜島』を始めとした小説を次々に発表し、第一次戦後派と呼ばれる。54年「ボロ屋の春秋」で第32回直木賞、「砂時計」で第二回新潮社文学賞、64年「狂い凧」で芸術選奨文部大臣賞を受賞。著書に『日の果て』『幻化』他多数がある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2015/11/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2015/11/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 352ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062902907
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062902908
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.7 x 1.1 x 15.2 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 8個の評価

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5つ星のうち4.0 梅崎春生が好きなら
2016年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
単なる身辺雑記ではなく、文学的な考察なども(本人は嫌々ながら)行っていますので、氏の文学をある程度嗜んでいた方が楽しめると思います。むしろ梅崎春生の文学を多少愛玩してらっしゃる方には、梅崎の新たな一面が見れるので読んだ方がいいと思います。

梅崎春生は「どうだ！」という様な偉そうな芸術家気取りの男ではなく、むしろ自分のことを内省しているばかりの男ですので、世の中に切羽詰まったような気持ちになっている人にとってはちょうどよい癒しになる文学だと思います。

例えばちょっとした話で「酒飲みの万ちゃん」の話があります。万ちゃんが、とある行列のできる飲み屋で、「どぶろく」という酒を飲んだ後、また行列に並ぶべく疾走する姿は笑います。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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片耳ヘッドホン　リモ吉
5つ星のうち4.0 梅崎春生の随筆集(一部、小説もあり）
2022年4月24日に日本でレビュー済み
身辺雑記、文学観、社会時評、故郷への旅行記などが収録された随筆集。

また、小説も８編ほど収められている。

これらの随筆は、等身大に近い一個人の趣味思考を知ることができるという意味で興味深かった。

いくらか梅崎小説を読んでいた方が、それらの小説の源流を探れるという点で、より楽しめるかもしれない。

が、随筆は随筆で梅崎の個性は感じ取れるものの、小説の強烈なそれには及ばないという結論に至った次第。
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