正直なところ、「鳥の鳴き声で一冊の本になもるのか」と思っていたが、読んでみて反省させられた。
古典文学から童謡まで、歴史上の鳥の鳴き声を拾い、日本人がそれらを「どう聞き」、「どう書きとめたか」見ていく。そこには豊かで愛情にあふれた日本人と鳥の関係が見えてくる。背景的知識も論じられ、大変奥深い一冊となっている。
筆者のテーマに対する愛着もうかがわれる。さぞ楽しく充実した研究であったことだろう。
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ちんちん千鳥のなく声は (講談社学術文庫) 文庫 – 2008/11/6
山口 仲美
(著)
日本人は鳥の声をどのように聴いてきたか? 「父父」とスズメが呼べば「子かあ子かあ」とカラスが応え、ホトトギスは「時過ぎにけり」と鳴いていた――万葉集から童謡まで、日本語の豊かさを鳥声でたどる。
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/11/6
- ISBN-104062919265
- ISBN-13978-4062919265
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/11/6)
- 発売日 : 2008/11/6
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 320ページ
- ISBN-10 : 4062919265
- ISBN-13 : 978-4062919265
- Amazon 売れ筋ランキング: - 813,728位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 463位日本語の語源・歴史・方言
- - 688位日本語の語彙・熟語
- - 2,041位講談社学術文庫
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