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学術都市アレクサンドリア (講談社学術文庫) 文庫 – 2009/9/10
野町 啓
(著)
プトレマイオスの庇護の下、ギリシアや東方の知を集めた思想・宗教・民族の坩堝
芸術・文学・科学の殿堂ムーセイオンや世界中の書物を集めた大図書館、さらに巨大な灯台がそびえ立つ地中海の中心都市。アレクサンドロス大王を継ぐプトレマイオス朝の「愛知」の志向はギリシア世界から東方から一流の知性を集め、学術の一大センターを築き上げた。古代における学問の隆盛を担い、やがて消えていった謎のヘレニズム都市の姿に迫る。
芸術・文学・科学の殿堂ムーセイオンや世界中の書物を集めた大図書館、さらに巨大な灯台がそびえ立つ地中海の中心都市。アレクサンドロス大王を継ぐプトレマイオス朝の「愛知」の志向はギリシア世界から東方から一流の知性を集め、学術の一大センターを築き上げた。古代における学問の隆盛を担い、やがて消えていった謎のヘレニズム都市の姿に迫る。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2009/9/10
- ISBN-104062919613
- ISBN-13978-4062919616
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2009/9/10)
- 発売日 : 2009/9/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 256ページ
- ISBN-10 : 4062919613
- ISBN-13 : 978-4062919616
- Amazon 売れ筋ランキング: - 430,329位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年7月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プトレマイオス朝のアレクサンドリアの隆盛を歴史、哲学等各分野にて著述している。
2020年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大洋を渡るほどのローマ文化の発展は、アレクサンドリアが碩学たちを集めてきた成果なのかもしれないと思って読みました。世界に散らばっていた知識や伝説が、どのように集められ翻訳されて残されてきたか、細部がとても面白い。ヘレニズムを継承してきた古代学術家たちの息吹を感じることができます。
2022年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書はプトレマイオス朝エジプトの首都であるアレクサンドリアの歴史を描くが、物語的というよりも学術書(講談社学術文庫だから当たり前だが)であり、登場する人物もおそらくは数百人に上る。
増えすぎる蔵書や積読にうんざりして、本書をkindleで読んだのだが、大失敗であった。
人命が多すぎて、パラパラと振り返りたくなるのだが、それがkindleでは紙のようにはうまくいかない。
大変なストレスを抱えつつ、重要なことは頭にあまり入らないまま読み終えた。
アレクサンドリアには、大図書館とムセイオンがあったらしいが、それがいつどのように消滅したのかを示す記録は存在しないらしい。
それでもアレクサンドリアが、学術都市となったのはギリシャ人であるプトレマイオス王家が、ギリシャからのアカメディアの伝統を引き継いでいたからだといったことが、何となく記憶に残った程度だ。
クリスト教と多神教や占星術との関係なども詳しく記述されているが、先に書いたような事情でほとんど頭に残らなかった。
加えて、著者は訳書はあるものの、本書が唯一の単著であるらしく、文章が分かりづらい。
主語と述語がセンテンスの中で離れすぎていて、意味が取りにくいのだ。
そんなわけで、実のある読書とは言えなかった。
増えすぎる蔵書や積読にうんざりして、本書をkindleで読んだのだが、大失敗であった。
人命が多すぎて、パラパラと振り返りたくなるのだが、それがkindleでは紙のようにはうまくいかない。
大変なストレスを抱えつつ、重要なことは頭にあまり入らないまま読み終えた。
アレクサンドリアには、大図書館とムセイオンがあったらしいが、それがいつどのように消滅したのかを示す記録は存在しないらしい。
それでもアレクサンドリアが、学術都市となったのはギリシャ人であるプトレマイオス王家が、ギリシャからのアカメディアの伝統を引き継いでいたからだといったことが、何となく記憶に残った程度だ。
クリスト教と多神教や占星術との関係なども詳しく記述されているが、先に書いたような事情でほとんど頭に残らなかった。
加えて、著者は訳書はあるものの、本書が唯一の単著であるらしく、文章が分かりづらい。
主語と述語がセンテンスの中で離れすぎていて、意味が取りにくいのだ。
そんなわけで、実のある読書とは言えなかった。
2018年4月24日に日本でレビュー済み
プトレマイオス朝時代に作られ、ヘレニズム期の知の集積地となった、古代の学術都市、アレキサンドリアの姿に迫る好著。
著者によれば、アリストテレスの膨大な蔵書が、このアレキサンドリアの図書館に移されたのではないか、とのこと。その後も、プトレマイオス朝の王達によって、膨大な書物が収集されていったという。
アレキサンドリアは、やがて跡形もなく崩壊してしまうが、その時期については、諸説あるという。
プトレマイオス朝の滅亡とともに滅んだという説もあれば、アラブ人の征服によって、破壊されたという説もある。
他にも、色々と興味深いエピソードが紹介されていく。
歴史のロマンを濃厚に感じる、素晴らしい本だ。
著者によれば、アリストテレスの膨大な蔵書が、このアレキサンドリアの図書館に移されたのではないか、とのこと。その後も、プトレマイオス朝の王達によって、膨大な書物が収集されていったという。
アレキサンドリアは、やがて跡形もなく崩壊してしまうが、その時期については、諸説あるという。
プトレマイオス朝の滅亡とともに滅んだという説もあれば、アラブ人の征服によって、破壊されたという説もある。
他にも、色々と興味深いエピソードが紹介されていく。
歴史のロマンを濃厚に感じる、素晴らしい本だ。
2017年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古代の学術都市アレクサンドリアの学者たちがどのような学問的成果をあげたのかを限られた紙幅の中で幅広い視点で解説されています。
多くの学者が様々な学問的立場に従ってホメロスのテクストの校訂がなされた経過の解説からは「原典」というものがいかに複雑な経過で確定されるのかがわかり興味がつきません。
その他、アレクサンドリアの学者たちによるプラトンや聖書の研究が後世にいかに影響を及ぼしているかも知ることができました。
西洋の歴史・哲学を学ぶひとにとっては必読の本です。
多くの学者が様々な学問的立場に従ってホメロスのテクストの校訂がなされた経過の解説からは「原典」というものがいかに複雑な経過で確定されるのかがわかり興味がつきません。
その他、アレクサンドリアの学者たちによるプラトンや聖書の研究が後世にいかに影響を及ぼしているかも知ることができました。
西洋の歴史・哲学を学ぶひとにとっては必読の本です。