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私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback? (講談社タイガ) 文庫 – 2017/2/21
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富の谷。「行ったが最後、誰も戻ってこない」と言われ、警察も立ち入らない閉ざされた場所。そこにフランスの博覧会から脱走したウォーカロンたちが、潜んでいるという情報を得たハギリは、ウグイ、アネバネと共にアフリカ南端にあるその地を訪問した。
富の谷にある巨大な岩を穿って作られた地下都市で、ハギリらは新しい生のあり方を体験する。知性が提示する実存の物語。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2017/2/21
- 寸法10.8 x 1.1 x 14.8 cm
- ISBN-104062940612
- ISBN-13978-4062940610
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2017/2/21)
- 発売日 : 2017/2/21
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 288ページ
- ISBN-10 : 4062940612
- ISBN-13 : 978-4062940610
- 寸法 : 10.8 x 1.1 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 36,164位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 192位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- - 8,328位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について

1957年愛知県生まれ。工学博士。
某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φ(ファイ)は壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある。
ほかに『女王の百年密室』(幻冬舎文庫・新潮文庫)、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)、『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(メディアファクトリー)などの小説のほか、『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)、『森博嗣の半熟セミナ博士、質問があります!』(講談社)などのエッセィ、ささきすばる氏との絵本『悪戯王子と猫の物語』(講談社文庫)、庭園鉄道敷設レポート『ミニチュア庭園鉄道』1~3(中公新書ラクレ)、『自由をつくる 自在に生きる』(集英社新書)など新書の著作も多数ある。
ホームページ「森博嗣の浮遊工作室」(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/)
●これから出る本→予定表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/timetable.html)
●作者による作品の紹介(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/myst_index.html)
●出版された本の一覧→出版年表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/nenpyo.html)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
今回の舞台はアフリカ。
アフリカらしいことは冒頭のバイクに乗る場面くらい(新鮮でしたが)で、むしろ大事な舞台はバーチャル世界。バーチャルだから「あの方」が登場するかと思いましたが…
人間ではない存在は、かえって人間ってなんなんだろう、と考えるきっかけになる。
哲学書ではなく「物語」ではありますが、読み終わると深く考えさせられます。
ラストシーン、好きです。
次は2017年6月「青白く輝く月を見たか?」との旨、森博嗣先生のサイトにありました。
楽しみです。
これは今までのシリーズでも出され続けた命題でした。
その答えは、人と人の造物であるウォーカロンとの対比が見えるWシリーズだからこそ出すことができたのだと
実感できます。
そして、最後にのデボラとのやりとりは胸にずっとしまっていたくなるくらいに素敵でした。
もうこれ以上がないくらいに良い読後感でしたが、まだ予定の10冊の半分にきたところなんですね。
残り半分をどのような話が飾るのか、楽しみでなりません。
ハギリの思考中心に、このテーマを論じる場面が多い。
人と人に作られた存在ウォーカロンが接近している状態。生命とは、人とは何か、という問いが不可避のものとなる。
一方、現在の私たちがこのテーマをもっと考えようとしていないのはなぜか、ということまで考えさせられた。
やはり、森博嗣作品のファンとしては、ハギリとウグイのやりとりがご褒美でしょう。とても素敵。
他シリーズに散りばめられた伏線拾いが次回作も楽しみです。そしてまた他のも読み返したくなります。
それ以降苦手な作家さんでした。
が、たまたま本屋で見かけタイトルに興味を持って
買って読んでみたところ
面白くてハマってしまいました。
主人公の科学者が工学博士にも関わらず、
理屈っぽさと人間味をほどよく持ち合わせていて親近感も感じるし、
ウグイをはじめアネバネなど他の登場人物も格好よくて魅力的です。
基本的に淡々と物語が進行するのに対して、
緊迫するシーンはベテランの作家さんらしく、
非常に臨場感がありハラハラさせられます。
SFも普段あまり読まないタイプですし、
巻数が長いものは敬遠していますが
大人になってからここまでワクワクするような
本に出会えたことはありません。
シリーズはまだ続くということで、新作を心待ちにしています。
今回の舞台は南アフリカである。なにやら謎めいた存在である「富の谷」なる地区に赴くいつもの面々。ちょっとしたドタバタを経て、やや原始的な移動手段でもって現地潜入を敢行。意外にすんなりと当該地区の責任者と面会できるのだが・・・というストーリ展開。
実はこのあたりからが先が本作のメインなのだが、ネタバレになるのでちょっと語るのが難しい。
前作までもそうだったのだが、Wシリーズはわれわれ人類が近い将来に選択するかもしれない未来を描いている。本作の目玉技術も、10年余り前にものすごく話題になった某・アクション映画の流れと言えなくもないが、突き詰めていけばありえない選択でもないのかもしれない。果たして我々はこの方向性を検討するのだろうか。
(ところでこのシリーズ、毎回それなりに派手な戦闘シーンが出てくるのだが、本作ではあんまりそういうところは描かれていない。作者の趣向が変わったのかもしれない。個人的には少々鼻白む気分だったので無くても良いのですが。)