無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ムカシ×ムカシ (講談社ノベルス モF- 49) 新書 – 2014/6/5
東京近郊の広大な敷地に建つ住宅で資産家の老夫婦が刺殺された。遺された美術品を鑑定するためSYアート&リサーチのメンバは、殺人のあった邸宅へ通うこととなった。大正時代の作家・百目一葉を輩出した旧家を襲う更なる悲劇。Xシリーズ第4弾。
- 本の長さ339ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2014/6/5
- ISBN-104062990202
- ISBN-13978-4062990202
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2014/6/5)
- 発売日 : 2014/6/5
- 言語 : 日本語
- 新書 : 339ページ
- ISBN-10 : 4062990202
- ISBN-13 : 978-4062990202
- Amazon 売れ筋ランキング: - 939,735位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1957年愛知県生まれ。工学博士。
某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φ(ファイ)は壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある。
ほかに『女王の百年密室』(幻冬舎文庫・新潮文庫)、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)、『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(メディアファクトリー)などの小説のほか、『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)、『森博嗣の半熟セミナ博士、質問があります!』(講談社)などのエッセィ、ささきすばる氏との絵本『悪戯王子と猫の物語』(講談社文庫)、庭園鉄道敷設レポート『ミニチュア庭園鉄道』1~3(中公新書ラクレ)、『自由をつくる 自在に生きる』(集英社新書)など新書の著作も多数ある。
ホームページ「森博嗣の浮遊工作室」(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/)
●これから出る本→予定表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/timetable.html)
●作者による作品の紹介(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/myst_index.html)
●出版された本の一覧→出版年表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/nenpyo.html)
カスタマーレビュー
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
そして、それをうまく物語のクライマックスに昇華させているのは、流石の作家さんだと思いました。
本Xシリーズは一冊完結構成になっているので、これまでの記憶がなくても十分に楽しめました。
本作のデキは、個人的には「おとなしい」と言うか「静かな」印象を受けました。
猟奇的な殺人事件がおこるわけでもなければ、ミステリ独特のわざとらしい謎解きが仕掛けられて
いるわけでもなく、淡々と物語が進行していきます。
最後のエピローグでのやりとりがなければ、これがXシリーズであることを忘れてしまうぐらいでした。
やっぱり、椙田ってこういう抜け目のない奴なんだよな、と(笑)。
詳しくは、本編をお楽しみくださいと思いますが、この一連のシリーズを読んでない読者には、
エピローグの意味が理解できないよなと思いつつ、エピローグだけはシリーズの読者への
ファンサービスなのかなとも思ったり。
要は全てが「あの人」に収束していくんですね。
って、全く以って意味不明な書評ですね、すみません。
ちなみにこの『ムカシ×ムカシ』のあとは、『サイタ×サイタ』、『ダマシ×ダマシ』の全6作で完結するそうです。
残り2作も、他のシリーズ同様楽しみに待ちたいと思います。
椙田の部下たちの掛け合いの台詞がすごく多くなったように感じる。
一応、密室は登場する。けれど、登場するだけ・・かな。
ただ、Vシリーズの頃のようなホワイダニットの要素の・・・何ていうか、苦味というか、それが解った時のなんともいえない…味のような感覚が、懐かしく感じた。
ラスト近くの「文章」が始まるあたりからの展開、彼女の心境の描写は、好きです。
SM・Vシリーズの単作と比べると☆4つは付けすぎかもしれないけど、
個人的には、良かった。
暗号的な文章なんかも出てきたりして、この内容にも、ちょっと、良い意味で、やられた。
PS:今作にも、森さんがこれまでに日記やモリログで何度も言っている発想が所々に出てくるけれど(マスコミの報道の仕方についてさらっと触れている一言なんか、ここ数日起きた、女子高生が中年男に殺された事件で接点があったことを強調してる報道もそう見えてたから同感だと思った)、
けど、「今は昔と比べて好きなことをやってもあまり誰も文句を言わない時代」のような言葉があったと思う(違ったらごめんなさい)
最近は、むしろひどくなってるんじゃないかという気もする…。いや、これ以上はレビューじゃないから、やめておく。きっと森さんもここを見られると思うから、・・・どうでしょう?
ずっと続いているシリーズの物なので、バックグラウンドにあるものの影を感じさせつつ終わるところが一連の流れを思い起こさせてくれます。
しかし本作で起こる出来事とそれは直接関係なく、主な登場人物たちは一般的な等身大の人物としてみずみずしい心の動きが感じられて良かったです。