柳沢教授は、一見、融通の利かない頑固な大学教授と見受ける。交通規則を遵守し、9時には眠りについてしまう。往々にして、教授の周りの人々は窮屈な思いをしているのである。この巻ののっけでは、若かりし奥さんの運転をことごとく注意し、ドライブをムードの無いものにしている。数十年経って、教授の家に車が来た時に、再び、奥さんと教授の同じやり取りが繰り返される。しかも奥さんは数十年間ペーパードライバーというハンデまでしょってのドライブだ。教授は交通規則遵守、奥さんはそんな事は些細なことというズレ。しかし、柳沢教授は自分の限界ギリギリのところで余裕があるのだ。
柳沢教授という人は、知識が豊富で、理屈っぽい。しかし、その反面、豊富な知識から物事の真理も鋭く導き出してし!まうのだ。そして、その真理はうわべに惑わされない絶対の真理。それから生まれる余裕は、時として非常に「お気楽」にも思えるから不思議だ。理屈や道理の中でがんじがらめになることもなく、実に自由に思えるのだ。自由奔放というより、鳥が上空から下を見下ろしているような自由、といった感じ。この極端さが私にとっての柳沢教授の魅力だと思う。こんな人、もう一人いたなぁ・・・。「エロイカより愛をこめて」の、エーベルバッハ少佐だ!かの人も、こだわりの中に、妙な真理で伯爵といいお付き合いをしていたっけ・・・。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
天才 柳沢教授の生活(17) (モーニング KC) コミック – 2001/4/20
山下 和美
(著)
Y大経済学部教授、柳沢良則。道路は右端を歩き、横断歩道以外で道を渡らない。
安くてうまい“さんま”のためなら、足を棒にしても歩きつづける。本書は、道
路交通法を遵守し、自由経済の法則に忠実な学者の、克明で愉快な記録である。
Y大経済学部教授、柳沢良則。道路は右端を歩き、横断歩道以外で道を渡らない。安くてうまい“さんま”のためなら、足を棒にしても歩きつづける。本書は、道路交通法を遵守し、自由経済の法則に忠実な学者の、克明で愉快な記録である。
安くてうまい“さんま”のためなら、足を棒にしても歩きつづける。本書は、道
路交通法を遵守し、自由経済の法則に忠実な学者の、克明で愉快な記録である。
Y大経済学部教授、柳沢良則。道路は右端を歩き、横断歩道以外で道を渡らない。安くてうまい“さんま”のためなら、足を棒にしても歩きつづける。本書は、道路交通法を遵守し、自由経済の法則に忠実な学者の、克明で愉快な記録である。
- 本の長さ184ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2001/4/20
- ISBN-104063002292
- ISBN-13978-4063002294
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
山下 和美
1980年、週刊マーガレットからデビュー。主に少女マンガ誌を中心に活躍していたが、『天才柳沢教授の生活』でモーニングに不定期連載を開始。以後、女性に限らず、男性からも支持され、幅広い人気を得る。現在は、『寿町美女御殿』を「YOU」(集英社)に不定期連載中。もうひとつのライフワーク『不思議な少年』はモーニング・ツーへ移籍!
「山下和美公式サイト 天才柳沢教授ゼミナール」
http://home.b01.itscom.net/kyoju/
1980年、週刊マーガレットからデビュー。主に少女マンガ誌を中心に活躍していたが、『天才柳沢教授の生活』でモーニングに不定期連載を開始。以後、女性に限らず、男性からも支持され、幅広い人気を得る。現在は、『寿町美女御殿』を「YOU」(集英社)に不定期連載中。もうひとつのライフワーク『不思議な少年』はモーニング・ツーへ移籍!
「山下和美公式サイト 天才柳沢教授ゼミナール」
http://home.b01.itscom.net/kyoju/
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2001/4/20)
- 発売日 : 2001/4/20
- 言語 : 日本語
- コミック : 184ページ
- ISBN-10 : 4063002292
- ISBN-13 : 978-4063002294
- Amazon 売れ筋ランキング: - 373,472位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう