この作品中ではツンデレは病気として扱われているが、そこから派生する精神状態は現実社会でも見られる。
百舌谷さんはツンデレが発症することを避けるため誰にも関わらないように生きようとしているが、それは嫌われたくないという感情からなのだ。
好きな人から嫌われたくないから自分の本性を隠す。相手を遠ざける。嫌われている自分に関わって迷惑をこうむって欲しくない。
これって病気を発端としなくともありふれている感情なんだよね。
過剰なだけで、この漫画は病気ではなく普通の人を描いているんだ。
こんな鬱屈した感情を描けていることも、訳のわからないギャグ漫画に仕上げていることも驚嘆の一言。
まあギャグパートが無いと重すぎて読めないけどね(笑)
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百舌谷さん逆上する(4) (アフタヌーンKC) コミック – 2010/2/23
篠房 六郎
(著)
『空談師』『ナツノクモ』とネットゲーム世界を描いてきた篠房六郎が、新たな世界に挑戦する――その名はツンデレ!! いろんな皮がむけてアフタヌーンに帰ってきた孤高の漫画家が、ため込んだ素敵なルサンチマンを込めて贈る、ボーイ・ミーツ・ガールみたいな何か! 言語道断のすこやか倒錯バイオレンス萌え萌えラブコメディ、一部良識派からのいろんな外圧にも負けずに、爆笑必死でお届けします!!
転校生の百舌谷小音は、「ヨーゼフ・ツンデレ博士型双極性パーソナリティ障害」=「ツンデレ」だった! 「ツンデレ」とは好意が攻撃性に変換される症状で、好きと思った相手に罵詈雑言や暴力が出てしまうのだ。同じクラスの竜田揚介は百舌谷さんに興味を示すが、あまりのバカぶりに空回り。竜田の幼なじみで委員長である五島千鶴は、そんな竜田を気にしつつ百舌谷さんを陥れようとするが……。思惑が交錯する運動会が始まる!
転校生の百舌谷小音は、「ヨーゼフ・ツンデレ博士型双極性パーソナリティ障害」=「ツンデレ」だった! 「ツンデレ」とは好意が攻撃性に変換される症状で、好きと思った相手に罵詈雑言や暴力が出てしまうのだ。同じクラスの竜田揚介は百舌谷さんに興味を示すが、あまりのバカぶりに空回り。竜田の幼なじみで委員長である五島千鶴は、そんな竜田を気にしつつ百舌谷さんを陥れようとするが……。思惑が交錯する運動会が始まる!
- 本の長さ232ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2010/2/23
- ISBN-104063106314
- ISBN-13978-4063106312
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商品の説明
著者について
篠房 六郎
漫画家。東京都出身。1998年、「やさしいこどものつくりかた」で「アフタヌーン」(講談社)主催の新人賞「四季賞」春のコンテスト四季大賞を受賞、同誌同年6月号に掲載されデビュー。
漫画家。東京都出身。1998年、「やさしいこどものつくりかた」で「アフタヌーン」(講談社)主催の新人賞「四季賞」春のコンテスト四季大賞を受賞、同誌同年6月号に掲載されデビュー。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2010/2/23)
- 発売日 : 2010/2/23
- 言語 : 日本語
- コミック : 232ページ
- ISBN-10 : 4063106314
- ISBN-13 : 978-4063106312
- Amazon 売れ筋ランキング: - 505,240位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年2月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界初のツンデレ病漫画といえよう。
それ以外、この漫画の評価をするのは厚かましくて
語ることができません。
まぁ、別作品で篠房六郎様の漫画の評価をしますと・・・
全作品が☆10超えです。
5つじゃ収まりません。
空談師・ナツノクモ・多々短編集含め、作品としての
内容の濃さは篠房六郎様しか表現できない世界観だと思います。
まぁ、参考になりませんが「百舌谷さん逆上する」は一読かとおもいます。
それ以外、この漫画の評価をするのは厚かましくて
語ることができません。
まぁ、別作品で篠房六郎様の漫画の評価をしますと・・・
全作品が☆10超えです。
5つじゃ収まりません。
空談師・ナツノクモ・多々短編集含め、作品としての
内容の濃さは篠房六郎様しか表現できない世界観だと思います。
まぁ、参考になりませんが「百舌谷さん逆上する」は一読かとおもいます。
2010年3月14日に日本でレビュー済み
時限爆弾の秒針を刻む音を思わせる「夏休み篇」の3巻から半年少々、
待ちに待った百舌谷さんが帰ってきた!
4巻では「肩の力が抜けた」味を楽しめました。
怒涛の「感情の奔流」を続ける泥臭さは、
篠房さんには気恥ずかしいのでしょうか?
しかしながら、4巻で楽しめるコミカルな少年少女たちの
エピソードはやがて来る「終劇」に向けて、爆発力を溜め
込むかのような不穏な「軽さ」が漂います。
願わくば、少年少女たちが明日も生き抜き、
大人たちは責任に耐えうる大人たらんことを。
待ちに待った百舌谷さんが帰ってきた!
4巻では「肩の力が抜けた」味を楽しめました。
怒涛の「感情の奔流」を続ける泥臭さは、
篠房さんには気恥ずかしいのでしょうか?
しかしながら、4巻で楽しめるコミカルな少年少女たちの
エピソードはやがて来る「終劇」に向けて、爆発力を溜め
込むかのような不穏な「軽さ」が漂います。
願わくば、少年少女たちが明日も生き抜き、
大人たちは責任に耐えうる大人たらんことを。
2010年5月17日に日本でレビュー済み
このツンデレ・ラブコメ(?)も4巻目。3巻目でちょっとその変態ぶりが大人しくなったかと思わせたが、今回は、その変態ぶりが復活。ただ、それだけではなく、主人公たちの微妙な恋愛関係(子どもだけどね)が微笑ましくもある。
ストーリーは支離滅裂だけど、なかなか面白いコミック。
ストーリーは支離滅裂だけど、なかなか面白いコミック。