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ヤマシタトモコ

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BUTTER!!!(1) (アフタヌーンKC) コミック – 2010/7/23

ヤマシタトモコ (著)

4.2 134個の評価

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アフタヌーン誌面で人気急上昇! いま読むべき大注目の青春活劇、最新第3巻
登場! 舞台は高校の社交ダンス部。元気女子・夏とオタク男子・端場が、ひょ
んなことからペアを組むことに! 反りが合わない夏と端場だが、社交ダンスは
2人で1つ。衝突や和解を繰り返しつつ、ペアでしか味わえない喜びや興奮を獲
得していく……! いたたまれないけど、いとおしい。実力派気鋭・ヤマシタトモ
コが熱筆する、誰もが共感する青春ダンス漫画!

ヒップホップに憧れ、高校入学後、ダンス部に入った元気少女・夏。そこで彼女を待っていたのは、ダンスはダンスでも、なんと社交ダンス! 戸惑いを隠せない夏だが、初めての楽しさにどんどん夢中になっていく! そんな夏とペアを組むのは、ある事情でやむなく入部したネクラ男子・端場。ダンスをバカにする端場に、夏は真っ向から反発! 社交ダンスは2人で1つ。正反対の夏&端場は果たしてペアになれるのか!?

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本の長さ

208ページ
言語

日本語
出版社

講談社
発売日

2010/7/23
ISBN-10

4063106829
ISBN-13

978-4063106824
すべての詳細を表示

登録情報

出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2010/7/23)
発売日 ‏ : ‎ 2010/7/23
言語 ‏ : ‎ 日本語
コミック ‏ : ‎ 208ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4063106829
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4063106824

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たのしい!!

2019年6月7日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

10代の頃、部活に夢中だったことを思い出させる。あの時のすごい集中力、何でも吸収する柔軟性。もうからだはそんな風に動かないけど、あの頃いつも感じてたワクワク感がお腹のそこから湧いてくる。読むと元気になる。続きが楽しみ。

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せきぐち

人物がおもしろい。

2011年1月18日に日本でレビュー済み

ＢＬ作家さんとしてファンでした。
だからこそノーマル作品は避けてきたのですが、最近なにやらそちらで名を上げてらっしゃるようなので、じゃあと。

新入生4人と先輩2名による高校の社交ダンス部の物語です。

ヒップポップダンスをやりたい元気っ子女の子
アニオタで根暗で卑屈でど素人の男の子

がメイン。残りの主要メンバーは、

背は高いけど猫背で地味目な三つ編眼鏡っ子
明るくなんでもこなしちゃう、宝塚に憧れてる男の子
おとなしそうに見えて実はものすごく部活をやりたかった隠れ熱血部長（男子）
ダンススキルは完璧、なんだかアンニュイ副部長（女子）

それぞれの悩みを抱えながら互いに切磋琢磨していくという、大変にありがちなストーリーです。
ただキャラクターがとにかく魅力的。個性的ながら妙にリアルです。
特に、頑張っている人を鼻で笑っちゃう端場くんには、すごく親近感を覚えてしまいました。私こんな奴だったな。

画力も発揮されてます。体の描き分けは見事。
立ち方の指導場面があるのですが、やはりキャラの個性が出てます。
なにより作品通して二宮副部長が美しいこと。

ダンス部が舞台ですが、情報は基礎のみで、マニュアルにはならないかと思います。
ダンス部ものが欲しいことに受けるかはちょっと謎。

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え

ステージの上の彼女たちはきっと無敵です。

2021年3月30日に日本でレビュー済み

数年前に全巻買いましたが、実家に置いてきてしまったのでkindle版で全て買い直しました。
初めて読んだのがちょうど高校生の頃で、私は演劇部だったのですが、主人公達の感情が本当にリアルで今まで読んだ中で一番好きな漫画です。文化系のあまり地位が高くない部活にしか分からない、好奇な目で見られた時の恥ずかしさ。背伸びしすぎて失敗して恥をかいた時の死にたくなる気持ち。それでも全部抱えてステージに立った時、自分たちは何者にも負けないんだと思える。それを教えてくれました。この本からヤマシタ先生の大ファンになりました。

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Amazonカスタマー

スポ根タイプではなくあくまで少女漫画

2020年4月20日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

社交ダンス部という題材はいいんだけれど、社交ダンスを漫画で描く限界を感じた。
ダンス系でも画力によっては臨場感やスピード感を感じられる作品もあるんだけど、これには感じられない。
ヤマシタトモコが描く、キャラクターだったり作風だったりは好きなんですが、あまり合わない作品だった。

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へべろー

台詞の生々しさが素晴らしい

2013年6月12日に日本でレビュー済み

あらすじ
　新入生の夏（主人公女）はあこがれだったヒップポップのダンスを始めるために勘違いして（社交）ダンス部へ入部。
　一方、同じく新入生の端場くん（主人公男）はいじめによって勝手にダンス部へと入部届けを出されてしまい、嫌々ながらもダンスを始めることになってしまったのだった。

感想
台詞の一つ一つが良い意味で非常に生々しく、高校生たちの等身大に、夢と希望と苦悩に溢れた部活もの。
何より素晴らしいのは、
主人公たちが全然主人公っぽくないこと。

夏（主人公女）は、
ダンスができるわけではなく、
リズム感があるわけでもなく、
飛びぬけて才能があるわけでもなく、
”ダンスって楽しい！みんなの前で踊れるなんてわくわくする！”とかそんな主人公気質でもない

端場くん（主人公男）もできるだけうらなりっぽく書かれている上に
世の中斜めに見てるわ、思ったことを全然はっきりいえない割りに言おうとうじうじするわもうやたらイライラする。
イライラするが、「そうだよなぁ、実際その場にいたら悩むよなぁ」と思ってしまう。

また、誰も「ちょっと努力しただけでうまくならない」
大会に出たってフツーな成績しか残らない。でも最終的には「ダンス楽しい」に収束する。
”リアル”とか”どこにでもある物語”とかそういう話では決してないが、
「やらないよりやることの大切さ、あるいは楽しさ」がひしひしと感じられる漫画。

6巻で打ち切り気味に終わったのが本気で残念。非常に残念。まったく残念。
作者や雑誌構成等の問題だったなら、是非ともどこかで続いてほしい作品。

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みさき

画力が向上したら無敵！

2010年7月24日に日本でレビュー済み

ヤマシタさんが、今までどれだけセリフに頼ってマンガを描いていたのかが、よく分かります！なんせ社交ダンス、つまりはスポーツマンガ。回っている絵が全然回っているように見えない。動いている絵に動きがない。空間を切り取るのはうまいけど、その分、音楽のリズムが感じられない。
スポーツマンガって難しいんだーーー！！！！
そんな当たり前のことが発見できます。
でも、駄作ではない。私はこのマンガ好きです。
作家が、自分の得意分野や部屋の中から飛び出して、調べて、取材して、これまで描かなかった世界やキャラクターを必死で作り出そうとしているのを感じます。机上の空論じゃない、体を使って作品を描いている。
肉体の説得力って、やっぱりすごいんですよ。
中学から、嫌味な同級生から軽いイジメを受けているオタク少年が、ダンスを彼に見せることで一つ自分の殻を破る。それは、ぶつぶつ文句を呟いたり頭の中でぐるぐる考えていた数年間を振り返ればあまりに「あっけねー…」出来事。理屈じゃない。行動することで自分が変わる。自分が変われば世界も変わる。これまでのヤマシタさんだったら、モノローグで終わらせていたでしょう。でもそれをセリフではなく、あまり上手ではないにしろ必死な形相でダンスを踊るという行為で描いている。それがなんとも言えず、良かった。
お得意の不器用な人々の心の交流を、肉体の動きを中心に描こうとしているのだから、登場人物が愛しくなることこの上ない。

ひぐちアサといい、木尾士目といい、アフタヌーンは漫画家を脱皮させるのがうまい。
そんなわけで、作画さえ成長すれば、広い層に支持される人気作品に成長する連載だと思っています。がんばれ！ヤマシタトモコ！

56人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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ミノー

大人には恥ずかしくも懐かしい、現役高校生の右往左往

2011年2月6日に日本でレビュー済み

　高校生になった夏ちゃんは、憧れのヒップホップへの第一歩としてダンス部に入部。
しかしそこは社交(ソシアル/ボールルーム)ダンス部だった！
しかも部長(草食男子)と副部長(クール美女)によれば、校則で１学期の間は退部できない。

　副部長に「あなたは上手くなると思う」と言われやる気を出す夏だが、同時入部の一年生は
宝塚に憧れるイケメン男子・掛井くん、猫背を直したい長身暗めメガネ女子・柘さん、
そしてイジメで勝手に入部届けを出されたヲタ系男子・端場くん。

　端場くんの態度にイラつく夏だが、身長の関係でパートナーになることになり…

　レビュータイトルどおり、楽しく読めました。
ヤマシタさんは以前にもイジメっぽい話を描いておられましたが、
あの時は「イジメ」という言葉自体を意識して使っておられませんでしたよね。
（『られてるの!?』とか『アンタもられるよー！』とかだったと思う）
「イジメ」っていうもう聞き慣れちゃった言葉を使う事で、
大人たちの「想定の範囲内」になっちゃう事への抵抗？　とか思ったものです。

　で、今回の作品なんですが、ダンスシーンに厳しいレビューが多いですね。
でも正直、私はヤマシタ作品にそこまで求めてないかも。
高校生が主人公の漫画というと『フラワーオブライフ』(よしながふみ著)とか好きですけど、
アレに「漫研なのに漫画の描き方が載って無いじゃん！」と怒らないのと同じレベルで。

　まぁダンス漫画って銘打っちゃった責任はあるかも知れませんが、
私がヤマシタ作品に求めるのはあくまで心理描写とか、
誰も恥ずかしくて描かない、自分や友達が思春期(もう恥ずかしい)に経験したイロイロ…なので。

　これを機にダンス漫画読みたくなった！っていう方には
社交ダンスなら『パートナー』(名香智子著)、『ダンシング』（佐々木潤子著）をお薦め。
どちらも古いな〜。こうして見ると社交ダンス漫画って久しぶりかも…
しかも今回は主人公が決してブラックプール出場とかしなさそうだし(笑)。
　バレエなら『昴』『ＭＯＯＮ』(曽田正人著)、『テレプシコーラ』(山岸涼子著)、
『東京湾岸バレエ団』(朔田浩美著)あたりかな。トンデモ本もありますが。
　いっそ動画で、という人には『ダンシング・ヒーロー』(社交ダンス/バズ・ラーマン監督)を。
古い映画ですが、カッコイイですよー。

12人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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ppp

わくわく度高し!

2010年12月31日に日本でレビュー済み

かなり話題になっていて、
ずっと気になっていたのでついに買ってしまいました!
ちなみにヤマシタさんの作品は初めて読みました。

動きが感じられない…
という意見もありますが、
こちらの想像力を活かせばかなりの躍動感を感じることが出来、自分もその場にいるような感覚にさせてくれます。

話も登場人物全員のキャラがしっかりしておりとても楽しい。

私は思ってる以上にヤマシタさんの画力の高さを感じました。コマ割にもこだわりを感じますし、好感が持てます。

今後の展開にかなり期待!
2巻発売が待ち遠しいです☆★

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