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オクターヴ(5) (アフタヌーンKC) コミック – 2010/8/23

4.6 5つ星のうち4.6 36個の評価

デビュー作『すずめすずなり』からコアな支持を獲得して
きた秋山はるが、女性作家ならではの視点と感性で取り組
んだテーマは、”恋愛”。揺らいで軋む心と性を、細やかな
描写で紡ぐ話題作。

誰かから愛されたい──そう願っていた宮下雪乃。そんな彼女を見つけた、岩井節子。体を重ねることから始まった、ふたりの恋。おぼれるように求め合う日々はいつしか色を変え、ふたりはふたりの未来を思い描く。そして芽生えたすれちがいに、かたくなになるふたり──自分の心は、誰よりも自分がわかっているのに。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2010/8/23)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/8/23
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 220ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 406310687X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4063106879
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 36個の評価

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秋山 はる
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カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
36グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2010年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 今巻は二人の心の揺れを軸に話が進みます。

 前巻で通じ合ったはずの二人ですが想う全てを言葉に載せたつもりでも、こぼれてしまう気持ちもまた多かったようです。自分の気持ちに正直になるほど求めるものと相手のくれるものが違うと感じ、なんとも間の悪いことに求めた時には引かれ、引いた時には求められ、理解している筈なのにすれ違う日々が続いてしまいました。
 隔たりなんて本当は無いのに、「心から好き」になった為にかえって大きな距離を感じてしまう二人の切なさがひしひしと伝わってきます。
 
 そんな、苦悩しながらも互いを求め、やっとのことで相手の心と結ばれるさまが隠す所無く綴られています。まるで、揺れる心が高く、低く、五線譜の上で昇り降りする音符の様でした。
 
 次巻が最後となりますが、どんな幸せな結び(happy endになるはずと勝手に信じ込んでいます)になっても、そこから先の生活こそが彼女たちの物語の本当のスタートではないかと思うのです。エンディングを越えた先で幸せになれます様に。

                          
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年8月24日に日本でレビュー済み
静かな巻でした。

・雪乃と節子さん、二人の誤解や妬み、すれ違いの話。
・なんだかんだで好き合っているのに進展しない二人でしたが、終盤にかけてさらに距離が縮まった気がしました。
・今回はいちゃいちゃシーンはありません。

次巻で完結だそうです。
途中いろいろあって多くの百合好きを発狂させたこの漫画ですが、やはり物語の完成度は高いと思います。
あとはもう余計なことはいらないので、このままハッピーエンドで纏めてほしいです。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年9月12日に日本でレビュー済み
主人公がまた心の弱みに付け込まれるのかと心配しましたが
好意をもたれてる女性とそういう関係にならなかったのでホッとした
相手が女だろうが男だろうが手抜きに性関係にもっていくのは駄作になりやすい

この巻で嫌いだった鴨ちゃんて友達がますます大嫌いになったな
友達の大きな問題を軽々しく恋人に話すか、そこからネタにされちゃってるし
主人公のケジメのつけかたが嘘で半端なのが気になるんだけど
この子と決別したことでいちおうの整理はつけられた

次で最終巻らしいですが、3巻でやったことが全体の質下げちゃったな
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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