前作「四年生」の続編となっている今作(四年生まだ読めていないけど)
リアル。さんざん言われてますが、木尾士目先生の作品全てに当てはまる言葉。
この作品も台詞、空気、間、だらだらの恋愛模様。リアルといえるのでしょう。
精神的に餓鬼じゃなければ楽しめる作品です。
少年誌好きからは「同じようなコマばかりでつまらない」という返答が返ってくるでしょう。
この一巻のあとがきマンガで作者は主役二人の今後のドロッドロを予感させるコメントをしています。
一巻ではその辺りはまだまだ序の口(というか全くない?)。ホントに怖いのは二巻からです。
わかりやすそうなところでいうと「NANA」辺りのドロドロでダウン、もしくはパスしてしまうような人に「五年生」はお勧めしません。
死ねますよ。高確率で。
そんな人は無理せずに「げんしけん」にしときましょう。ね?
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五年生 1 (アフタヌーンKC) コミック – 1999/1/1
木尾 士目
(著)
『四年生』の明夫と芳乃が学生と社会人に分かれ、微妙に変わってくる二人の関係。ライブ感覚恋愛論、新章の始まりです。
- 本の長さ198ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1999/1/1
- ISBN-104063141969
- ISBN-13978-4063141962
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商品の説明
著者について
木尾 士目
1994年アフタヌーン四季賞にて、『点の領域』で四季賞を受賞してデビュー。1997年から『四年生』(全1巻)『五年生』(全5巻)を連載。2002年から2006年にかけて『げんしけん』(全9巻)を描き上げた。2006年からは『くじびき・アンバランス』(全2巻)の原作を担当(画・小梅けいと)。
1994年アフタヌーン四季賞にて、『点の領域』で四季賞を受賞してデビュー。1997年から『四年生』(全1巻)『五年生』(全5巻)を連載。2002年から2006年にかけて『げんしけん』(全9巻)を描き上げた。2006年からは『くじびき・アンバランス』(全2巻)の原作を担当(画・小梅けいと)。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1999/1/1)
- 発売日 : 1999/1/1
- 言語 : 日本語
- コミック : 198ページ
- ISBN-10 : 4063141969
- ISBN-13 : 978-4063141962
- Amazon 売れ筋ランキング: - 337,722位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
留年経験者、もしくは友だちに留年を経験した人がいる方なら、共感できると思います。
周りが卒業し、就職を決めていく。
そんな中で、自分だけが「大学」という囲の中で過ごし、社会から取り残されていくことに無力さを感じつつも、
まだ「学生」でいられるという安心感からなる、矛盾。
主人公には先に卒業した彼女がいるので、その辺りの差が大きく伝わってきます。
それを丁寧に描いていると思います。
そして、これは電子書籍化の方法に問題があるのか…、
巻末コメントに「カバーを外した裏に4コマがある」と書いてあったので、
次のページをめくりましたが、カバー裏はスキャンされていませんでした。
今後、改善されるとは思いますが、ご注意を。
周りが卒業し、就職を決めていく。
そんな中で、自分だけが「大学」という囲の中で過ごし、社会から取り残されていくことに無力さを感じつつも、
まだ「学生」でいられるという安心感からなる、矛盾。
主人公には先に卒業した彼女がいるので、その辺りの差が大きく伝わってきます。
それを丁寧に描いていると思います。
そして、これは電子書籍化の方法に問題があるのか…、
巻末コメントに「カバーを外した裏に4コマがある」と書いてあったので、
次のページをめくりましたが、カバー裏はスキャンされていませんでした。
今後、改善されるとは思いますが、ご注意を。
2021年5月14日に日本でレビュー済み
四年生の終わり方がすっきりしていたので、蛇足に感じる人もいるかもしれません。
社会人と留年で遠距離恋愛になり、今のように携帯電話が当たり前に普及している時代じゃない。
社会人と学生の目線の違いや新しい環境での出会いも含めて、四年生では登場しなかった第三者たちが色々と引っ掻き回します。
遠距離恋愛の難しさはもちろんあるんでしょうが、それよりも昼ドラチックな泥沼展開が多いです。ある意味リアルなのかもしれませんが、人間関係を引っ掻き回す美人の後輩などを含めて女側の怖さがしっかり描かれてる感じ。読んでいて楽しい気持ちになる内容ではありませんが、雰囲気が好きな人にはおすすめ。
社会人と留年で遠距離恋愛になり、今のように携帯電話が当たり前に普及している時代じゃない。
社会人と学生の目線の違いや新しい環境での出会いも含めて、四年生では登場しなかった第三者たちが色々と引っ掻き回します。
遠距離恋愛の難しさはもちろんあるんでしょうが、それよりも昼ドラチックな泥沼展開が多いです。ある意味リアルなのかもしれませんが、人間関係を引っ掻き回す美人の後輩などを含めて女側の怖さがしっかり描かれてる感じ。読んでいて楽しい気持ちになる内容ではありませんが、雰囲気が好きな人にはおすすめ。
2016年12月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
五年生って、そっちの五年生ね、が読み始めてすぐの感想。
優秀な女性とちょっと頼りない男性の物語ですが、
よくありそうな設定なのに、先が読めない。この後どうなるのかがすごく気になる。2巻も買っちゃおうかな(^_^)
優秀な女性とちょっと頼りない男性の物語ですが、
よくありそうな設定なのに、先が読めない。この後どうなるのかがすごく気になる。2巻も買っちゃおうかな(^_^)
2009年9月25日に日本でレビュー済み
本作抜きに恋愛漫画は、いや、恋愛の精髄は語れない。
舌打ち、独り言、作り笑い、或いは芳乃の裸体が描く起伏に齎される細かな影や、鳩山と本田の手の繋ぎ方――そうした、現実の襞に取り込まれてしまいがちな些細な事柄に目を向けてこそ、複雑な人心の機微は捉え得る。大学生カップルの有り触れた日常は、作者の丁寧な眼差しによって、類稀なリアリティをもって描かれる。「暴」かれる、と言った方がよいか。
誰もが経験する恋愛という甘い蜜。そこに潜む苦味も酸味も余さず掬い取るその手付きは、ただの露悪や皮肉を越えた真の誠実に溢れている。我々が生きる現実は、欺瞞という潤滑油なくして回らないかも知れないが、だからこそ、物語はそれを暴かねばならない。時に、心の闇の奥底に潜む裸のエゴイズム同士の削り合いというものは、相手の首を絞めかねぬ(『エヴァンゲリオン旧劇場版-まごころを君に-』での碇シンジのように!)修羅場をも導くが、しかし、デストルドーの交換なくしてリビドーへと至る止揚もまた有り得ない。嘘や誤魔化しなく実直に人間に向き合った本作の痛切なマテリアルは、飽く迄も我々が生きる現実の襞に潜んでいる事を自覚し、そうしてエゴイズムの荒波の中を我々もまた主人公らと同様に渡っていかなければいけない。
舌打ち、独り言、作り笑い、或いは芳乃の裸体が描く起伏に齎される細かな影や、鳩山と本田の手の繋ぎ方――そうした、現実の襞に取り込まれてしまいがちな些細な事柄に目を向けてこそ、複雑な人心の機微は捉え得る。大学生カップルの有り触れた日常は、作者の丁寧な眼差しによって、類稀なリアリティをもって描かれる。「暴」かれる、と言った方がよいか。
誰もが経験する恋愛という甘い蜜。そこに潜む苦味も酸味も余さず掬い取るその手付きは、ただの露悪や皮肉を越えた真の誠実に溢れている。我々が生きる現実は、欺瞞という潤滑油なくして回らないかも知れないが、だからこそ、物語はそれを暴かねばならない。時に、心の闇の奥底に潜む裸のエゴイズム同士の削り合いというものは、相手の首を絞めかねぬ(『エヴァンゲリオン旧劇場版-まごころを君に-』での碇シンジのように!)修羅場をも導くが、しかし、デストルドーの交換なくしてリビドーへと至る止揚もまた有り得ない。嘘や誤魔化しなく実直に人間に向き合った本作の痛切なマテリアルは、飽く迄も我々が生きる現実の襞に潜んでいる事を自覚し、そうしてエゴイズムの荒波の中を我々もまた主人公らと同様に渡っていかなければいけない。
2008年9月11日に日本でレビュー済み
友人に進められ全巻読んだのですが私にはこの種の作品の意図がよくわかりません。とても楽しめる内容ではありませんでした。背景が暗い作品には光が必要であるというのが個人的に思うところなのでオススメはできません。
2006年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この「五年生」は、前作の「四年生」から設定を引き継いだ続編である。四年生が五年生になったということで、冒頭から主人公のアキオは留年をしてしまう。堕落するアキオと夢に進む芳乃の関係は再びズレ始めていく…という風にストーリーは展開していく。四年生の終わり方がやたらと綺麗だったこともあり、連載が始まったときは蛇足的なものになってしまうのではとハラハラしていた。実際のところ、独特の「間」はそのままに、更に細かく2人の関係を描写している。四年生のような「世界」は作られていないが、より過激に恋愛のゴチャゴチャを書こうとしているような思惑が見受けられた。まだまだ展開は遅いが、ダラダラとした流れに身を任せて読んでみると一層楽しめるかもしれない。
2003年7月2日に日本でレビュー済み
主人公は大学を卒業間際に自分の手違いで留年してしまった男と普通に卒業し司法試験を目指す女。
その二人が大学では彼氏彼女として普通に付き合えていたが、学生と社会人の壁を感じはじめる。
っていうお話ですが、ちょっとリアリティーあるお話です。普通の大学生活を送っている人だとかなり共感する部分がある漫画で、留年してるヤツはそのまんま自分に当てはまります。
留年してるやつが読むとちょっとへこむかも。
その二人が大学では彼氏彼女として普通に付き合えていたが、学生と社会人の壁を感じはじめる。
っていうお話ですが、ちょっとリアリティーあるお話です。普通の大学生活を送っている人だとかなり共感する部分がある漫画で、留年してるヤツはそのまんま自分に当てはまります。
留年してるやつが読むとちょっとへこむかも。