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茄子 1 (アフタヌーンKC) コミック – 2001/7/1

4.8 5つ星のうち4.8 136個の評価

黒田硫黄の最新刊
「ナス」をテーマに自由自在。話題の連作短編登場!
「アンダルシアの夏」このおもしろさが判る奴は本物だ。――宮崎駿
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2001/7/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2001/7/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 196ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4063142728
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4063142723
  • カスタマーレビュー:
    4.8 5つ星のうち4.8 136個の評価

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黒田 硫黄
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
友人に薦められて購入したのですが、まさかこんな素敵なお話が入っているとは思いませんでした。

ド田舎で茄子を育て、半ば世捨て人のような暮らしをしているオッサン(どうやら元学者?)のようですが、そのオッサンの家の納屋に隠れていたのはなんと18歳の女の子と13歳の男の子。姉弟というわけではなく、男の子が女の子に声をかけ、そのままついてきた感じです。

女の子は年齢こそ男の子よりも5歳年上なのですが、兎に角主体性が無く、全てがどうでも良い感じで、行先を決めるも何をするも男の子のなすがまま。男の子は、ちょっぴりヤンチャそうな感じなのですが、女の子を「俺がいないとコイツは何も出来ないから」と健気にも守ろうとします。

学校も何もかもなげうって逃避行みたいなことをしている癖に、女の子がお酒を飲もうとすると「不良になるぞ」と窘めるのが可愛すぎて笑ってしまいました。

そしてこの男の子がとっても可愛いシーンがあるのですが、洗濯出来ていない汗臭い服を軒並み全部洗濯してしまったがために、朝目が覚めると「服がねぇ!」とパンツ一丁で障子をガターンと…。その姿を見て目が点になりました。そう、なんとその男の子の穿いていた下着は白ブリーフだったのです。

13歳のちょっとヤンチャで、ともすれば若干不良に片足をツッコミかけているような男の子のパンツが白ブリーフ…、今日日幼稚園児でも穿いているかどうか分からない白ブリーフ…、これも時代でしょうかね…?

しかも、この子達は家出をしてロクに服の洗濯も出来ていない筈なので、当然男の子の白ブリーフも洗濯されておらずおしっこ臭い筈ですし、マンガ的な表現技法としてあくまで描かなかっただけで、絶対に男の子の白ブリーフには黄色いおしっこのシミが付いてたに違いないのですよ。

更に、お風呂上がりにガキ用の白ブリーフ一丁姿で銀行(実際は銀行が無かったので農協)を襲うことを提唱する男の子…、もう噴き出しそうで噴き出しそうで…。是非その情けない白ブリーフ一丁の姿で農協を襲ってほしいですねw。警察呼ばれるどころか農協職員に鎮圧されてお漏らしでもしたら、替えのおむつくらいはお情けで貰えるかもしれません。

もし僕が主人公のおっさんだったら、この男の子にブリーフ一丁姿でおしっこを漏らしてもらったり、子ども用の紙おむつを穿かせておもらしをさせた上で沢山お金をあげるのですが…

ここからが急展開なのですが、庇護され続けることに嫌気が差したのかそれとも飽きたのか、女の子の方は勝手に家を出ていきます。その辺の人に道を聞いて駅まで送ってもらい、ひょいひょいと飲み屋で酒を奢ってもらう始末。ここら辺は主人公のおっさんの「若い女には価値があるが、若い男にはねぇからな~」という台詞が本当にその通りで、大抵の通常性癖の男には18歳の女の子の方が可愛く見えるんでしょうね…。僕は断然この2人なら13歳の男の子の方が可愛いと思いますが…。

というか、女の子が出ていった理由、男の子の白ブリーフ一丁姿(しかも間違いなく、表現されてないだけでおしっこのちびりシミも付いている)に幻滅したのではないでしょうか?5歳も歳下で自分のことを守ろうとしてくる健気な男の子なんて母性が湧いても良さそうですが、この女の子はそういうタイプに見えないし、「おしっこちびったブリーフ穿いてナニいっちょまえにイキがってんのこのガキ?おむつでも穿けば?」くらいに思っていたのかもしれません。

そして女の子に出て行かれたことに気付いた男の子は、なんと車を運転させて女の子を追いかけますが、即行で転落して事故に…。といっても死んだわけではなく、頭から血を流した程度です。そして勿論、この間ず~っと白ブリーフ一丁。描写はされてませんでしたが、事故った時はおしっこを漏らしたか、おもらしとはいかないまでもおしっこをちびったと信じたいです。この男の子かおしっこを漏らしたかちびったであろう白(と黄色の)ブリーフを見られる病院の人達が羨ましすぎます。

とこんな風に、ヤンチャで馬鹿でそれでも女の子を守ろうという意識だけはあって無鉄砲な、男の子というイキモノの可愛らしいところを全て煮詰めたような可愛らしい少年が、これからの人生で幸せになってくれることを願ってやみません。あとたまにでいいからおねしょをしてほしいと思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
SFや時代劇、スポーツなど様々なジャンルの短編集なんですが、全ての話にナスが出てきます。
なぜナスを選んだかは黒田さん本人も覚えていないそうです。
話によっては筆を使って描いているので、いろいろな画風を楽しめました。
そして、何気ない一瞬を見開きのコマにしているので「その瞬間こそがキャラクター達にとってかけがえのないものなんだ」ということを気づかせてくれました。
そんな解釈ができたのはこの漫画が初めてです。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年10月26日に日本でレビュー済み
『アフタヌーン』に戻ってきた黒田硫黄の名作、その第一巻。

第一話「3人(前編)」、インテリ農家な高野さん宅に若すぎる男女の逃避行。
第二話「3人(後編)」で事件的に物語が発展。
続く「2人」は、大人のプラトニック・ラブ的な?

人間関係の緊張感を描きつつ、コミカルな脱力感があるのは、絵柄とキャラクター、展開、コマ割りだろうか。
グイグイと引き込ませる。この妙の味わいは月刊誌よりも、まとめて読める単行本の方が、効果は大きいのかもしれない。
まあ、インクの香りに包まれながら、手を黒くさせながらゆっくり読み込む連載時も、別の雰囲気はあったが。

初期作にあった尖った作風から、絵柄も設定も丸みを帯びた。ハードコアからメロコア的な転換。と言っても、やはり連載開始当初は、緊張感が高めな作風にまとめられている。
きっと、作者も古巣へのカミングバックに緊張していたのではないか、と妄想する。

本巻には、アニメ『茄子 アンダルシアの夏』の原作も収録。比べてみると、アニメ版は原作に忠実ではあるけれど、原作にはない細かな描写が加えられ、より感情移入しやすい作品になっている事が分かる。

オススメは次巻だが、1巻から読まないと面白さは分からないから、避けては通れない。

しかし鶏肉料理が美味そうだ。
若隠居には憧れたなぁ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年7月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アニメになった「アンダルシアの夏」の原作が読みたくて買って満足。アニメではわからなかったギャグ(選手の一人がカステラアンコという名前だったりとか)や茄子の浅塩漬けだと信じて疑わなかった料理が「茄子のアサディージョ漬け」という凝った料理であった。発見もいっぱい。
ストーリーの柱は、高間センセーと周辺の人々にあるわけだが、ほとんどの人物があくせく働きたくない人たち。第1話で転がり込んできた若い男女は悪い方向に走った典型だけど、国重ちゃんと有野クンはいいですねぇ。まったりと若隠居。
バリバリのキャリアウーマンの大西さんは「働く人」だけど、それが気に入らないから不眠症になっているわけだし、高間センセーに惹かれている。こういう生活はいいかげんに止めませんか、というのが著者のメッセージかも。
ところが、唯一、高橋の綾ちゃんだけが前向きに働く価値観を是としている。破産で父親が逃げて、弟妹を養っているのだから、そうならざるを得ないのだが、綾ちゃんは本質的に働くのが好きだし、人と関わり合うのが好きな人なんだと思う。そうそう、いろんな人がいていいんだ。
こういう、さまざまな人間をからませながら、少しずつストーリーを描いていく筆力に脱帽。
絵筆のような描線は好みが別れるだろう。すっと一気に描いた勢いを感じておもしろいと思った。
27人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年4月13日に日本でレビュー済み
何回読んでも、また読みたくなる。

登場人物がのんびり暮らす姿を見るとホッとする。
本作はせわしい現代社会への反抗なのかもしれない。

生きるって面倒くさいなあ。
人間って面倒くさいなあ。

そんなメッセージが隅々に散らばっているように思えた。
現代に対する心地よい諦めとささやかな反抗を感じた。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年11月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「アンダルシアの夏」は、面白かった。
これが、ああなるのかと思いながら、読みました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年12月27日に日本でレビュー済み
「味」とは、

食べ物がもつ才能なのか。

それとも

食した者が見つけ出す宝物なのか。

茄子の「味」。

このマンガには「味」がある。あらゆる場所に散りばめられている。

そして読者は試されているのだ。

宝探しの才能を。

味覚は誰もに平等に。でもどんな「味」かは百人百色。

どうぞご賞味あれ。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年8月28日に日本でレビュー済み
黒田硫黄の連載2作目。毎回茄子がどこかに登場することだけが共通する一話完結型の物語。
基本は現代劇だが、時代劇やSFアクション?にもなったりする、変幻自在の作品群。
映画にもなった「アンダルシアの夏」も傑作だが、高橋さんや国重早苗のようにさらっと力強く生きる少女達が魅力的。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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