ホントに何も進展しない、日常系アパートコメディだった。
勿論、橋本君の失恋や多恵子の恋心や鳥飼と大塚のできちゃった婚とか美代さんの引っ越しとかいろんなことは起こるわけだが、それぞれが淡々と過ぎ去っていき、最後も元の日常に戻るだけ。
この物語のキモは、みんなで朝食を取ることだろう。
かつてのめぞん一刻には毎晩のような宴会があったが、この漫画はそれを朝食に換え、一つ屋根の下の疑似家族を表現しているのだろう。
またそれには、百合子さんの別居中の夫がいつでも帰ってこれるようにと言う想いも込められているようだが。
そういう物語の色々な意図はわかるのだが、やっぱり盛り上がりのなく、これと行って成果がなく最後もそのまま終わる日常系というのは、どうも締まりがない。
ただ、アットホームな雰囲気は良かった。
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すずめすずなり(3) <完> (アフタヌーンKC) コミック – 2006/5/23
秋山 はる
(著)
駅徒歩10分。コンビニ近し。築10年の木造アパート。単身者(男女不問)に最適。――ただし、入居条件がひとつ。「朝6時半からの朝食に出席できること」以上。
- 本の長さ184ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2006/5/23
- ISBN-104063144151
- ISBN-13978-4063144154
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2006/5/23)
- 発売日 : 2006/5/23
- 言語 : 日本語
- コミック : 184ページ
- ISBN-10 : 4063144151
- ISBN-13 : 978-4063144154
- Amazon 売れ筋ランキング: - 568,949位コミック
- カスタマーレビュー:
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