この4巻では奴隷に身を堕とし、しかし初めて外の世界に旅立った主人公が初めて自分の力で展開した ”最初のストーリー” のエンディングを迎える。 そしてそれがクライマックス=勇壮で切ない別れの物語が語られる。
クライマックスでは、村人一人一人に至る全登場人物のたったひとつのセリフ、一つの表情、ひとつの空白、一つの絵、 なにひとつとして見落とせない。
特に主人公の大演説後の、見開きページでの敵方の若大将(敵じゃあないんですけどね)の表情と村人たちの表情の対比、そして次ページの一コマ/1ページの彼女の涙。 ここにセリフは一切無い。しかし雄弁でとても悲しい物語のエンディングだ。
この様に少年が、初めて外の世界で一人の男になっていく様が見事に描かれている。才能を開花させ色んな意味(!)で男になっていき、悲しい恋の結末を迎え、そしてまた逞しく旅立っていく。
だからこそ巻末ではついにお話は少年期回想を終え現代に戻ってきます(1巻冒頭に戻る訳です)。
さあ、ここから主人公のリアルタイムの活躍が始まるぜ、、、って巻です、この4巻は。
ふう、、、、、いいいいいい漫画です。抱きしめたい、愛おしいです。 私のお宝です!!
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ヒストリエ(4) (アフタヌーンKC) コミック – 2007/7/23
岩明 均
(著)
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『寄生獣』で世を震撼させた岩明均氏が漫画家としてデビューする前から温めていた物語、それがこの『ヒストリエ』。舞台は紀元前、後にアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作です。蛮族スキタイの出身でありながらそれを知らず、都市国家カルディアでギリシア人養父母に育てられたエウメネスは、そのおかげでギリシア的教養を身につけることとなる。ある日養父がスキタイ人に殺され、自分の出自を知ったエウメネスは奴隷の身分に落とされてしまう。それが彼の波乱の旅の始まりだったのです。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/7/23
- 寸法13 x 1.4 x 18.3 cm
- ISBN-104063144607
- ISBN-13978-4063144604
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商品の説明
著者について
岩明 均
1960年7月28日生まれ。東京都出身。1985年、ちばてつや賞入選作品『ゴミの海』が「モーニングオープン増刊」に掲載され、デビュー。『寄生獣』で第17回講談社漫画賞(1993年)、第27回星雲賞コミック部門(1996年)受賞。2003年より「アフタヌーン」にて『ヒストリエ』の連載中。
1960年7月28日生まれ。東京都出身。1985年、ちばてつや賞入選作品『ゴミの海』が「モーニングオープン増刊」に掲載され、デビュー。『寄生獣』で第17回講談社漫画賞(1993年)、第27回星雲賞コミック部門(1996年)受賞。2003年より「アフタヌーン」にて『ヒストリエ』の連載中。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/7/23)
- 発売日 : 2007/7/23
- 言語 : 日本語
- コミック : 192ページ
- ISBN-10 : 4063144607
- ISBN-13 : 978-4063144604
- 寸法 : 13 x 1.4 x 18.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 48,941位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
頭の良いことがかっこいいと思える漫画です。
4巻は、若いせつない恋のお話がありました。
一つ一つの間の取り方、表情が良いです。
女の子の一本一本の髪の毛が美しいような気にさせられます。
女の子(サテゥラ)が、主人公の腕をつかんではいけない場面でつかんできていたとき、危険と感じつつも自分から振り払ったりはしなかったところ、素敵な男らしさだ、と思いました。(世の男性は見習って欲しいです)
もっと長く長く主人公の成長期のお話に浸りたかったけれど、
いよいよ第1巻の冒頭時期にお話が戻りました。
バルシアという魅力的な女性はいったい何者なのでしょうか?
どうして彼らはアリストテレスを追っているのでしょうか?
今まで面白すぎたので、次巻以降も面白さが続くのかな、と不安ながら、
5巻を購入できる日を待つ。
4巻は、若いせつない恋のお話がありました。
一つ一つの間の取り方、表情が良いです。
女の子の一本一本の髪の毛が美しいような気にさせられます。
女の子(サテゥラ)が、主人公の腕をつかんではいけない場面でつかんできていたとき、危険と感じつつも自分から振り払ったりはしなかったところ、素敵な男らしさだ、と思いました。(世の男性は見習って欲しいです)
もっと長く長く主人公の成長期のお話に浸りたかったけれど、
いよいよ第1巻の冒頭時期にお話が戻りました。
バルシアという魅力的な女性はいったい何者なのでしょうか?
どうして彼らはアリストテレスを追っているのでしょうか?
今まで面白すぎたので、次巻以降も面白さが続くのかな、と不安ながら、
5巻を購入できる日を待つ。
2021年2月10日に日本でレビュー済み
エウメネス、村を救う。みなぎる創意。
エウメネスの浮世離れ感が気になる。
これを達観というのか、俯瞰した視点というべきなのか。
エウメネスの浮世離れ感が気になる。
これを達観というのか、俯瞰した視点というべきなのか。
2009年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
エウメネスが故郷を尋ねるまでの回顧録が岩明氏解釈にて一段落して、いよいよという感じを持ちました。ただ追っ手であるバルシネのストーリーが???。後々の複線となっているんでしょうが西洋古代史に疎いため???のままです。果たして進捗具合からこのフリがオチつくのだろうか、と少々心配になります。期待していますが、願わくば熱が冷めないうちに「結」にたどり着いてほしいものです。
2017年6月5日に日本でレビュー済み
エウメネスが策略を駆使して、村に押し寄せた軍を撃退する。横山光輝さんの「三国志」を彷彿とさせるような展開。
「生まれて初めての戦 忘れ得ぬあの高揚感」
平和になって万事オーライと思いきや訪れる別れ・・・
3巻のエウメネスのセリフがここにつながってくる。
「パフラゴニアのサテュラ 忘れることはできぬ」
余計な戦がなかったら、エウメネスはこの村で平穏な生涯を送り、歴史に名を残すこともなかったのかも知れません。
エウメネスが村を離れる場面。サテュラの背中とエウメネスの「ごめんよ・・・」というセリフが印象的。
深く印象に残る巻でした。
「生まれて初めての戦 忘れ得ぬあの高揚感」
平和になって万事オーライと思いきや訪れる別れ・・・
3巻のエウメネスのセリフがここにつながってくる。
「パフラゴニアのサテュラ 忘れることはできぬ」
余計な戦がなかったら、エウメネスはこの村で平穏な生涯を送り、歴史に名を残すこともなかったのかも知れません。
エウメネスが村を離れる場面。サテュラの背中とエウメネスの「ごめんよ・・・」というセリフが印象的。
深く印象に残る巻でした。
2015年6月29日に日本でレビュー済み
主観になりますがマンガで『文章』と『絵』を合わせて最大限に活かした物でこれは最高峰の部類になるのではないでしょうか。。
まず、36話でのエウメネスに対するテレマコスと村人の表情の対比が素晴らしい。あれだけ村の事を罵っておきながら村人は感謝し、テレマコスは憎悪する様を見事に見開きで表現しています。
またエウメネスが村を出て行く時にサテュラに対して呟いた「ごめんよ」という言葉。お互い好きどおしで離れてしまう事への謝罪とは別に、英雄オデュッセウスのように知的にサテュラを『兵』として作戦に用いた事への謝罪をワザとボカしている点です。
休載がちとのことですがこれだけ丁寧に仕上げくれるのですから気長に完結を待ちたいと思います。
まず、36話でのエウメネスに対するテレマコスと村人の表情の対比が素晴らしい。あれだけ村の事を罵っておきながら村人は感謝し、テレマコスは憎悪する様を見事に見開きで表現しています。
またエウメネスが村を出て行く時にサテュラに対して呟いた「ごめんよ」という言葉。お互い好きどおしで離れてしまう事への謝罪とは別に、英雄オデュッセウスのように知的にサテュラを『兵』として作戦に用いた事への謝罪をワザとボカしている点です。
休載がちとのことですがこれだけ丁寧に仕上げくれるのですから気長に完結を待ちたいと思います。
2007年7月29日に日本でレビュー済み
岩明さんは、初の連載作「風子のいる店」の当時からずっと応援している作家です。
芯はしっかりしていながら、どこか揺らぎのある、独特のキャラの主人公を描くのが好きでした。
風子、新一、エウメネス…段々とその揺らぎは薄らぎ、自分に確信を持った主人公へと変化してきたのは、
作家自身の成長でもあるのだろうと思います(「寄生獣」の新一に関しては、初めと終わりでもかなりキャラが変化してます)。
この作家の物語の主人公はどれも一貫して、ある意味で作家自身の分身であるように、私には見えます。
そして、なぜか判らないのですが、彼の物語の主人公には、
つい自分を重ね合わせてしまう、という感じの共感をいつも持ってしまうのです。私だけなんでしょうか。。。
エウメネスも、並外れた知性と体力を持つ英雄的人物として現れていながらも、
芯の芯には、風子と共通する自分の存在への心細さを出発点として抱えているように思われるのです。
そこが岩明さんの物語の懐の深さであり、魅力ではないでしょうか。
ストーリーテリングの見事さは作を重ねるごとに素晴らしくなり、饒舌に説明しすぎることもなく、
こちらに考える余地を残してくれるネームも非常に完成度が高いと思います。
デビュー前から温めていた題材とのこと、是非この質をキープして、描き急がずに納得のいく作品に仕上げて
いただきたいです。この作品なら、私はいくらでも待てます。
エウメネスがボアの村を後にする際の村人たちとのやりとりには、胸が熱くなりました。
オデュッセイアを絡めながら回想風に綴られるシーンは圧巻です。これで映画が一本撮れると思いました。
芯はしっかりしていながら、どこか揺らぎのある、独特のキャラの主人公を描くのが好きでした。
風子、新一、エウメネス…段々とその揺らぎは薄らぎ、自分に確信を持った主人公へと変化してきたのは、
作家自身の成長でもあるのだろうと思います(「寄生獣」の新一に関しては、初めと終わりでもかなりキャラが変化してます)。
この作家の物語の主人公はどれも一貫して、ある意味で作家自身の分身であるように、私には見えます。
そして、なぜか判らないのですが、彼の物語の主人公には、
つい自分を重ね合わせてしまう、という感じの共感をいつも持ってしまうのです。私だけなんでしょうか。。。
エウメネスも、並外れた知性と体力を持つ英雄的人物として現れていながらも、
芯の芯には、風子と共通する自分の存在への心細さを出発点として抱えているように思われるのです。
そこが岩明さんの物語の懐の深さであり、魅力ではないでしょうか。
ストーリーテリングの見事さは作を重ねるごとに素晴らしくなり、饒舌に説明しすぎることもなく、
こちらに考える余地を残してくれるネームも非常に完成度が高いと思います。
デビュー前から温めていた題材とのこと、是非この質をキープして、描き急がずに納得のいく作品に仕上げて
いただきたいです。この作品なら、私はいくらでも待てます。
エウメネスがボアの村を後にする際の村人たちとのやりとりには、胸が熱くなりました。
オデュッセイアを絡めながら回想風に綴られるシーンは圧巻です。これで映画が一本撮れると思いました。