私家版の戦記や秘史や秘話の興味深い点の詳しい図解。
ただ興味の幅が常人離れし取り留めないので分かりやすいストーリーが必要になる。
この作家のネームは引き算なのだそう。
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あたらしい朝(1) (アフタヌーンKC) コミック – 2008/8/22
黒田 硫黄
(著)
ヒットラーの台頭、ドイツの暴走、連合国の勝利。無垢なチンピラを叩きつぶさんと時代の荒波がこれでもかと押し寄せる。マックスは無事、「朝」を迎えることができるのか!? これは、1930年代のドイツでチンピラ的青春を謳歌していた若者が、ふとしたきっかけで軍隊に入り、戦火をかいくぐり、戦時をな ぜか箱根で過ごすという、数奇かつありふれた運命を描いた物語。チンピラドイツ兵青春記、幾度もの中断を経て、ここに完結!
ヒトラーが牛耳り世界中を敵に回しつつある1930~40年代のドイツ。チンピラとして 安い自由を満喫していたドイツの若者マックスは、大金をネコババしたことがきっかけでドイツ海軍へ志願。銃弾飛び交う命の危険より、差し迫った小さな危険を重視したチンピラの考えはどこまでも浅かった! 今なお史上最も有名な独裁者、総統アドルフ・ヒトラーの誤った野心は、彼らの2人のチンピラの想像をはるかに超えていたのだ!
ヒトラーが牛耳り世界中を敵に回しつつある1930~40年代のドイツ。チンピラとして 安い自由を満喫していたドイツの若者マックスは、大金をネコババしたことがきっかけでドイツ海軍へ志願。銃弾飛び交う命の危険より、差し迫った小さな危険を重視したチンピラの考えはどこまでも浅かった! 今なお史上最も有名な独裁者、総統アドルフ・ヒトラーの誤った野心は、彼らの2人のチンピラの想像をはるかに超えていたのだ!
- 本の長さ220ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/8/22
- ISBN-104063145239
- ISBN-13978-4063145236
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/8/22)
- 発売日 : 2008/8/22
- 言語 : 日本語
- コミック : 220ページ
- ISBN-10 : 4063145239
- ISBN-13 : 978-4063145236
- Amazon 売れ筋ランキング: - 275,198位コミック
- カスタマーレビュー:
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2009年1月2日に日本でレビュー済み
実のところ、黒田硫黄という漫画家の事をぜんぜん知らない。
ちょっと前にドラマか何かになった『セクシーボイスアンドロボ』という話の作者らしいが、そんな事も知らなかった。
で、この漫画。ササッと目を通せる感じの話ではない。ひょんな事から大金を手にしたマックスが、一目惚れしたベルタという娘に金を預け、身を隠す積もりで軍隊に入るが・・・という筋書き。
退廃から一転、窮屈でしかも死がすぐ傍にある緊張感の中に放り込まれた主人公。
戦友や上官は実に個性派ぞろい。
いつも死と隣り合わせなだけに、それぞれ独特の哲学を持って生きている。
生きると言う事の本当の意味に気づきかけている主人公の葛藤が、時に深刻に、時に明るく描かれていて、読む者の人生にも重なってくる。
人間がすがって生きるもの、必死に探し出す希望とは何か。それはどれほど確かなものだろうか。
そんな事をさりげなく問いかけてくる。
ただ、どうしても引っかかる点が一つ。なぜマックスはベルタにあれほど惹かれたのだろう。
特徴のあるキャラクターでもなく、マックスの求愛にさして乗り気でもない。偶然再会しただけの、幼馴染のパン屋の娘。
単なる刹那主義なのか、それとも何かの理由が後に明らかになるのであろうか。
いずれにしても、自分の命運を託すほどのインパクトを受けたはずの、その場面が欠落している。
この出だしの重要な部分がもし明確に提示されなかったら、物語自体がずいぶん陳腐なものになってしまうだろう。運命を信じる生き方はあっても、突飛なだけの行動の先に未来はないのだから。
むろん杞憂に終わる事を望むのだが…。
ちょっと前にドラマか何かになった『セクシーボイスアンドロボ』という話の作者らしいが、そんな事も知らなかった。
で、この漫画。ササッと目を通せる感じの話ではない。ひょんな事から大金を手にしたマックスが、一目惚れしたベルタという娘に金を預け、身を隠す積もりで軍隊に入るが・・・という筋書き。
退廃から一転、窮屈でしかも死がすぐ傍にある緊張感の中に放り込まれた主人公。
戦友や上官は実に個性派ぞろい。
いつも死と隣り合わせなだけに、それぞれ独特の哲学を持って生きている。
生きると言う事の本当の意味に気づきかけている主人公の葛藤が、時に深刻に、時に明るく描かれていて、読む者の人生にも重なってくる。
人間がすがって生きるもの、必死に探し出す希望とは何か。それはどれほど確かなものだろうか。
そんな事をさりげなく問いかけてくる。
ただ、どうしても引っかかる点が一つ。なぜマックスはベルタにあれほど惹かれたのだろう。
特徴のあるキャラクターでもなく、マックスの求愛にさして乗り気でもない。偶然再会しただけの、幼馴染のパン屋の娘。
単なる刹那主義なのか、それとも何かの理由が後に明らかになるのであろうか。
いずれにしても、自分の命運を託すほどのインパクトを受けたはずの、その場面が欠落している。
この出だしの重要な部分がもし明確に提示されなかったら、物語自体がずいぶん陳腐なものになってしまうだろう。運命を信じる生き方はあっても、突飛なだけの行動の先に未来はないのだから。
むろん杞憂に終わる事を望むのだが…。
2008年11月29日に日本でレビュー済み
一目では理解できない構図や雑にも見える絵。
ヘタウマっぽくも見えるが、実は上手い。
登場する物のディティールにもこだわりがみえて
物語りも浅そうでいて深みが有る。
何度か読んで理解できる部分も多い漫画です。
やっぱり黒田硫黄は面白いや。
文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を取ったのはまぐれじゃない。
ヘタウマっぽくも見えるが、実は上手い。
登場する物のディティールにもこだわりがみえて
物語りも浅そうでいて深みが有る。
何度か読んで理解できる部分も多い漫画です。
やっぱり黒田硫黄は面白いや。
文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を取ったのはまぐれじゃない。
2008年8月28日に日本でレビュー済み
黒田氏の軍オタ(特に海軍)趣味が炸裂。
また、氏は本当に食べ物を美味そうに描く。
そんなところも宮崎駿に通じるものがあるかも。
また、氏は本当に食べ物を美味そうに描く。
そんなところも宮崎駿に通じるものがあるかも。