展開面白く、1頭の馬に注目するのではなく、あくまで騎手をはじめとした「関係者」中心となっている点が、好感持てました。
競馬知らない方でも、楽しめると作品だと思います。
ただ、競馬を知っている方には、つい「んな奴はいねーよ」とツッコミたくなると思いますし(笑)、競馬知らない方には専門用語(例えば『テキ』とか)が分からない部分が出てきたりするので、その辺りで評価が分かれるかと。
自分は『アリ、ナシ混在』が好きなので、星5つ付けました。
2巻も、この波を期待!
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トライアルライド(1) (アフタヌーンKC) コミック – 2008/8/22
魚住青時×小林知恵子、二人の才気溢れる新鋭タッグが贈る、最も魅力的な騎手の物語!!
今年デビューした新人騎手・沢田一己。天才の名をほしいままにした元騎手・遠野賢三。ふたりの師弟はただひたすらに勝利を信じ、人馬一体、遥かなる栄光を目指す!!
今年デビューした新人騎手・沢田一己。天才の名をほしいままにした元騎手・遠野賢三。ふたりの師弟はただひたすらに勝利を信じ、人馬一体、遥かなる栄光を目指す!!
- 本の長さ212ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/8/22
- ISBN-104063145247
- ISBN-13978-4063145243
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商品の説明
著者について
魚住 青時
誕生日:11月7日。出身;茨城県。血液型:O型。コミックス:『ぼくらの戦国白球伝』全1巻。現在「アフタヌーン」にて競馬漫画『TRIAL RIDE』原作者として連載中。
誕生日:11月7日。出身;茨城県。血液型:O型。コミックス:『ぼくらの戦国白球伝』全1巻。現在「アフタヌーン」にて競馬漫画『TRIAL RIDE』原作者として連載中。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/8/22)
- 発売日 : 2008/8/22
- 言語 : 日本語
- コミック : 212ページ
- ISBN-10 : 4063145247
- ISBN-13 : 978-4063145243
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
2グローバルレーティング
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年8月2日に日本でレビュー済み
おそらく打ち切りだろう。
全4巻。主人公が一度もG1に出ずに終わる競馬漫画なんてそうはない。
だがそれでも、私はこの作品を忘れることができない。
高い能力を秘めたアスリートが、慢性的な故障を克服できず、
実力を発揮できないまま一線を退くような…惜しまれる終わりだった。
なんといってもキャラクターが魅力的だった。
寡黙で実直な新人騎手、元天才騎手で今は自堕落な日々を過ごす調教師、
そんな調教師の騎手時代に憧れ、彼の元で働くも、今とのギャップにげんなりする女子厩務員。
レースに波乱を起こす騎手を排斥しようとする、馬の能力至上主義の女馬主。
男キャラはかっこよく、女キャラはかわいらしい。申し分ないキャラクターデザインだ。
画力も十分だし、強大な陣営に対抗する弱小厩舎という設定にも興味をそそられた。
名作になる要素は確かにあったのだ。
今作にあったわずかな欠点、それは、作者がキャラの心情をリアリズムに基づいてしっかりと描けなかったということ。
その一点だけと言ってもいい。
上にも書いたが、キャラデザとキャラの設定は良い。
だが作者はそれを活かせなかった。
恐怖に体を震わせていたキャラが、次のページでは唐突に穏やかな顔になっているなどという、
読者に違和感を覚えさせるシーンがたびたび登場し、その都度読者はつまずき、感情移入が難しくなっていく。
それは漫画にとって致命的な「故障」だったのだろう。
だがそれでも、一読の価値はあると最後に強調しておきたい。
打ち切りであろうと、この作品は数多の有名な漫画に負けない輝きを確かに持っているのだから。
全4巻。主人公が一度もG1に出ずに終わる競馬漫画なんてそうはない。
だがそれでも、私はこの作品を忘れることができない。
高い能力を秘めたアスリートが、慢性的な故障を克服できず、
実力を発揮できないまま一線を退くような…惜しまれる終わりだった。
なんといってもキャラクターが魅力的だった。
寡黙で実直な新人騎手、元天才騎手で今は自堕落な日々を過ごす調教師、
そんな調教師の騎手時代に憧れ、彼の元で働くも、今とのギャップにげんなりする女子厩務員。
レースに波乱を起こす騎手を排斥しようとする、馬の能力至上主義の女馬主。
男キャラはかっこよく、女キャラはかわいらしい。申し分ないキャラクターデザインだ。
画力も十分だし、強大な陣営に対抗する弱小厩舎という設定にも興味をそそられた。
名作になる要素は確かにあったのだ。
今作にあったわずかな欠点、それは、作者がキャラの心情をリアリズムに基づいてしっかりと描けなかったということ。
その一点だけと言ってもいい。
上にも書いたが、キャラデザとキャラの設定は良い。
だが作者はそれを活かせなかった。
恐怖に体を震わせていたキャラが、次のページでは唐突に穏やかな顔になっているなどという、
読者に違和感を覚えさせるシーンがたびたび登場し、その都度読者はつまずき、感情移入が難しくなっていく。
それは漫画にとって致命的な「故障」だったのだろう。
だがそれでも、一読の価値はあると最後に強調しておきたい。
打ち切りであろうと、この作品は数多の有名な漫画に負けない輝きを確かに持っているのだから。