『宙(そら)のまにまに』の第6巻。
2年生となった朔。新入部員も加え、夏の七夕まつりや合同合宿など様々なイベントを天文部たちと楽しむ彼ですが、進路についてある悩みが・・。
ほーんとさわやかな奴らばっかり(笑)。
まつりでの姫の告白大作戦とか合宿での望遠鏡の研磨体験とか、天文部は今年も超行動的!そこでの恋愛のキャーなやりとりとか研磨作業での純粋な驚きとかもう「キラキラ」っていう擬音がピッタリと似合う描写がとてもほほえましくも爽やか。
朔の「本が好きな自分、それだけでどこまでいけるだろう・・。」っていう進路の悩みは意外と切実な悩みじゃないだろうか。自分の興味があるものを進路に役立てたい、けどこれだけで大丈夫なのかという気持ちは誰にでもあると思うから。
後半の各々の夏休みの様子を朔から始まって順繰りに回って最後にまた朔の所で終わるのが良かった。特に江戸川家と藤村家のはよく家族構成がわかって面白い。それと武佐くんのしつこさはいっそ清々しい(笑)。
路万部長も出てますよー。
新入部員の笑ちゃんや藤村くんもイイキャラになってます。
ということで今巻もオススメです!
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宙のまにまに 6 (アフタヌーンKC) コミック – 2009/4/23
柏原 麻実
(著)
天空に輝く美しい星。仲間と見ればもっときれい!
幼なじみのハイテンション少女・明野美星(あけの・みほし)との奇跡の?再会から始まった、読書少年・大八木朔(おおやぎ・さく)のハイスクール・ライフ!
2人を中心に、個性的な部員たちが繰り広げる、ほのかな恋もちょっぴり詰まった、汗と涙と笑いの部活動!
2009年夏、テレビアニメ化もされて大好評を博した…「清く明るい天文部グラフィティ」!!
全力疾走で駆け抜けた人気連載、堂々完結です!
天文部に2度目の夏が到来! 他校との合同合宿で、望遠鏡研磨に初チャレンジだ!!はりきる美星や姫をよそに、なぜか浮かない顔の朔……。そこへ「応援します」と高見女子高校の杏さんがやってきて!?にぎやか天文部の青春ダイアリー、笑顔満天の第6巻!!
幼なじみのハイテンション少女・明野美星(あけの・みほし)との奇跡の?再会から始まった、読書少年・大八木朔(おおやぎ・さく)のハイスクール・ライフ!
2人を中心に、個性的な部員たちが繰り広げる、ほのかな恋もちょっぴり詰まった、汗と涙と笑いの部活動!
2009年夏、テレビアニメ化もされて大好評を博した…「清く明るい天文部グラフィティ」!!
全力疾走で駆け抜けた人気連載、堂々完結です!
天文部に2度目の夏が到来! 他校との合同合宿で、望遠鏡研磨に初チャレンジだ!!はりきる美星や姫をよそに、なぜか浮かない顔の朔……。そこへ「応援します」と高見女子高校の杏さんがやってきて!?にぎやか天文部の青春ダイアリー、笑顔満天の第6巻!!
- 本の長さ196ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2009/4/23
- ISBN-104063145603
- ISBN-13978-4063145601
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商品の説明
著者について
柏原 麻実
6月17日生まれ。福島県出身。漫画家、イラストレーター。1996年、『Hello,dear』でアフタヌーン四季賞・審査員特別賞を受賞し、デビュー。2001年にも『remain』で四季賞受賞。2005年より「アフタヌーン」にて『宙のまにまに』を連載中。
6月17日生まれ。福島県出身。漫画家、イラストレーター。1996年、『Hello,dear』でアフタヌーン四季賞・審査員特別賞を受賞し、デビュー。2001年にも『remain』で四季賞受賞。2005年より「アフタヌーン」にて『宙のまにまに』を連載中。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2009/4/23)
- 発売日 : 2009/4/23
- 言語 : 日本語
- コミック : 196ページ
- ISBN-10 : 4063145603
- ISBN-13 : 978-4063145601
- Amazon 売れ筋ランキング: - 484,284位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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漫画家、イラストレーター。福島県出身。双子座。10代で漫画家デビュー、現在「月刊アフタヌーン」にて高校の天文部を舞台にした青春ドラマ『宙のまにま に』を連載中。幼少の頃より星空を始めとする自然に興味を持ち、その知識と経験を取り入れた本格的天文部漫画として話題に。国際天文年である2009年に TVアニメ化も果たした(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『アフタヌーン新書012 宙のまにまに 天体観察「超」入門 機材ゼロでも大丈夫!』(ISBN-10:4063647838)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第6巻について:
季節は夏。夏祭りから夏合宿、望遠鏡の鏡磨きから始まる自作望遠鏡の話、電波望遠鏡の登場、そして
メンバーそれぞれにおける夏休みの過ごし方などが展開します。受験を巡る心の揺れ動きが描かれるのも
本巻の特徴です。
個人的にはこれまでの1〜5巻と比べてわずかに失速した感があり、心のほっこり感が薄れたように感じました。
個性の強いキャラが大学へと進学してしまったからでしょうね。本作品の連載をはじめた当初はいつまで
続くかわからない訳で、先に春夏秋冬の星空を一巡させたいと考えた作者の気持ちが何となく分かります。
「50話までは必ず続ける!」という契約があれば良かったのにと妄想もしますが、相変わらずの質を
維持しています。とりあえずは次の7巻を楽しみに待ちたいと思います。
作品の全体について:
素晴らしい作品です。先日、天体望遠鏡を購入したのを機に本書を手に取りましたが、
もし望遠鏡を買っていなければこの本とも出会うことがなかったと考えるとゾッとします。
それほどまでに、今までこの作品を知らずにいたことが悔やまれるほどの感激に巡り逢いました。
近頃では優れた漫画は少なくなっていますが、久々に誰にでも勧めたい作品に出会いました。
作品の内容は、主人公である男子高校生の朔(さく。星の知識なし)が、元気いっぱいの
幼なじみである美星(みほし。大の星好き)と、天文部、そして恋を形作っていく様を描いたものです。
魅力あるキャラクターがふんだんに登場し、どのキャラも個性にあふれているために
一度読み始めるとページをめくる手が止まりません。この作品には人を惹き付けてやまない、
もの静かながらも力強いパワーがあります。
そして登場する女の子がどれも可愛い!作者は女性ですが、よくぞここまで男性読者を虜にする
ツボにはまったキャラを幾つも立てられるものだと感心しました。読み進めていくうちに、
必ずやお気に入りの子が見つかるはずです。(個人的には近江さんがお気に入りです)
読み始めるにあたっては、天体や星空が好きか/知識があるかなどは関係のない構成となっています。
誰にでも手に取ることができ、いつの間にか天文部の一員として朔(さく)と一緒に成長していけます。
作者の星空に対する愛情と知識も十分。解説もふんだんにあり、安心して家族全員で楽しんでいます。
きわどい描写はないので、小学生レベルの子どもと一緒に楽しめる点も好印象です。
(大人が読めばニヤリとさせられる文章はありますのでご心配なく)
そして何よりも画力と構成力が素晴らしい。真面目一辺倒の絵ばかりでなく、コミカルな絵やギャグも
ふんだんに登場しますし、パロディ(例えば「あれが死兆星だ!」とか)やネット上のネタもあります。
元気が湧き出るストーリーが満載でありながらも、シリーズ中にはホロリとさせられる場面も登場し、
何巻読み進めても飽きません。というか、むしろ巻を重ねるごとに面白さが増してくる希有な作品です。
私もご多分に漏れず相当数の漫画を読破してきたクチですが、この「宙のまにまに(随に)」は
漫画として珠玉の出来。本当にスキのない完成度です。星空の好き嫌いなど関係なく、
どなたにもおすすめできます。まずは1巻だけを買ってみて自分に合う合わないを確かめるのも手です。
作者は自身の投影である美星を通じて、星空の素晴らしさ、そして何よりも星見の純粋な楽しさを
読者に伝えたかったのでしょう。事実、そのような描写は作品中のあちらこちらに登場します。
この漫画は、作者自身の願いと夢が込められた作品であるために、そこには一切の嘘がない。
この点が本作の一番の魅力であり、それこそ満天の星空のように、登場人物の描写を
いっそう煌(きら)びやかなものとしているのです。
このような素晴らしい作品を創ってくださった作者の方に心から感謝します。
そして何よりも、この作品との出会いを形作ってくれた夜空の星々に感謝します。
夜空の星々と同じように、我々もこの地面の上で人々の織りなす星座で結ばれている…
この作品との出会いを通してそう感じました。89番目の星座は我々の心の中にあるのかもしれません。
季節は夏。夏祭りから夏合宿、望遠鏡の鏡磨きから始まる自作望遠鏡の話、電波望遠鏡の登場、そして
メンバーそれぞれにおける夏休みの過ごし方などが展開します。受験を巡る心の揺れ動きが描かれるのも
本巻の特徴です。
個人的にはこれまでの1〜5巻と比べてわずかに失速した感があり、心のほっこり感が薄れたように感じました。
個性の強いキャラが大学へと進学してしまったからでしょうね。本作品の連載をはじめた当初はいつまで
続くかわからない訳で、先に春夏秋冬の星空を一巡させたいと考えた作者の気持ちが何となく分かります。
「50話までは必ず続ける!」という契約があれば良かったのにと妄想もしますが、相変わらずの質を
維持しています。とりあえずは次の7巻を楽しみに待ちたいと思います。
作品の全体について:
素晴らしい作品です。先日、天体望遠鏡を購入したのを機に本書を手に取りましたが、
もし望遠鏡を買っていなければこの本とも出会うことがなかったと考えるとゾッとします。
それほどまでに、今までこの作品を知らずにいたことが悔やまれるほどの感激に巡り逢いました。
近頃では優れた漫画は少なくなっていますが、久々に誰にでも勧めたい作品に出会いました。
作品の内容は、主人公である男子高校生の朔(さく。星の知識なし)が、元気いっぱいの
幼なじみである美星(みほし。大の星好き)と、天文部、そして恋を形作っていく様を描いたものです。
魅力あるキャラクターがふんだんに登場し、どのキャラも個性にあふれているために
一度読み始めるとページをめくる手が止まりません。この作品には人を惹き付けてやまない、
もの静かながらも力強いパワーがあります。
そして登場する女の子がどれも可愛い!作者は女性ですが、よくぞここまで男性読者を虜にする
ツボにはまったキャラを幾つも立てられるものだと感心しました。読み進めていくうちに、
必ずやお気に入りの子が見つかるはずです。(個人的には近江さんがお気に入りです)
読み始めるにあたっては、天体や星空が好きか/知識があるかなどは関係のない構成となっています。
誰にでも手に取ることができ、いつの間にか天文部の一員として朔(さく)と一緒に成長していけます。
作者の星空に対する愛情と知識も十分。解説もふんだんにあり、安心して家族全員で楽しんでいます。
きわどい描写はないので、小学生レベルの子どもと一緒に楽しめる点も好印象です。
(大人が読めばニヤリとさせられる文章はありますのでご心配なく)
そして何よりも画力と構成力が素晴らしい。真面目一辺倒の絵ばかりでなく、コミカルな絵やギャグも
ふんだんに登場しますし、パロディ(例えば「あれが死兆星だ!」とか)やネット上のネタもあります。
元気が湧き出るストーリーが満載でありながらも、シリーズ中にはホロリとさせられる場面も登場し、
何巻読み進めても飽きません。というか、むしろ巻を重ねるごとに面白さが増してくる希有な作品です。
私もご多分に漏れず相当数の漫画を読破してきたクチですが、この「宙のまにまに(随に)」は
漫画として珠玉の出来。本当にスキのない完成度です。星空の好き嫌いなど関係なく、
どなたにもおすすめできます。まずは1巻だけを買ってみて自分に合う合わないを確かめるのも手です。
作者は自身の投影である美星を通じて、星空の素晴らしさ、そして何よりも星見の純粋な楽しさを
読者に伝えたかったのでしょう。事実、そのような描写は作品中のあちらこちらに登場します。
この漫画は、作者自身の願いと夢が込められた作品であるために、そこには一切の嘘がない。
この点が本作の一番の魅力であり、それこそ満天の星空のように、登場人物の描写を
いっそう煌(きら)びやかなものとしているのです。
このような素晴らしい作品を創ってくださった作者の方に心から感謝します。
そして何よりも、この作品との出会いを形作ってくれた夜空の星々に感謝します。
夜空の星々と同じように、我々もこの地面の上で人々の織りなす星座で結ばれている…
この作品との出会いを通してそう感じました。89番目の星座は我々の心の中にあるのかもしれません。
2009年4月24日に日本でレビュー済み
堪らなく大好きです。描かれる絵は好みが分かれると思いますが日常なんだけど非日常的な感覚でとらえることの出来るマンガがアフタヌーンには多くあって大好きです。謎の彼女X、吉田家のちすじ、あたらしい朝、げんしけん、宙のまにまに、こりゃ外せないだな。アフタヌーン黄金期の1ページに名を刻んだ名作の1つ。アニメになってもいいクオリティを期待して星5つ
2009年10月13日に日本でレビュー済み
とても面白いんだけど…翔フラグ立て過ぎ。ないないと思ってたけど生徒会長まで…
話が進むにつれ想われ人が増えていくのはどうだろうか。
それ以外は文句なし。翔の将来への葛藤なんか自分の高校時代思い出す。今後恋愛方面に風呂敷広げ過ぎなければいいが。
話が進むにつれ想われ人が増えていくのはどうだろうか。
それ以外は文句なし。翔の将来への葛藤なんか自分の高校時代思い出す。今後恋愛方面に風呂敷広げ過ぎなければいいが。
2009年6月17日に日本でレビュー済み
あいかわらずキャラクターは立ってますし、まさかの近江先輩再登場も嬉しいんですがなぜか普通の印象です。姫ちゃんが報われなさすぎなせい?なんかパターンにハマリつつあるような…1・2巻はすごく好きだったんですけどね。