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キリコ 1 (モーニングKC) コミック – 1998/12/1

4.8 5つ星のうち4.8 13個の評価

目の前で兄の頭が銃弾で吹っ飛ばされた。渋谷の雑踏の中、一瞬、遊佐朗の視線が捉えた女。刑事としての直感が訴える。あいつが犯人だ!裏通りを抜け、廃墟と化したビルへ逃げ込む女。追いかける遊佐も廃ビルの中へ飛び込む。女は榊キリコ、暗殺者だった──。これが血にまみれ続けることになる2人の出逢いだった。

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (1998/12/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1998/12/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 238ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4063286118
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4063286113
  • カスタマーレビュー:
    4.8 5つ星のうち4.8 13個の評価

著者について

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木葉 功一
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新潟県出身。1997年、週刊モーニング誌上にて「カフェ・ボヘミア」でデビュー。主な漫画作品は「キリコ」「クリオの男」「フルーツ」「マリオガン」「ディザインド」「セツ」(Kindleのみ)など。現在はKindleにて小説作品を執筆中。最新作は「リンゴ・ロッソの恋」「ルビー・ザ・キッド」。

カスタマーレビュー

星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
13グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ハードボイルドなアクションだけでなく、話が面白いです。
オススメします。
2022年10月24日に日本でレビュー済み
自分が大学生の時に読んだ、思い入れの深い作品。
なぜこれ程の作品が、左程知られてないのか不思議でならない。(当時、新聞の記事とかになってた記憶もあるが)
ストーリーは、兄を殺された刑事「遊佐朗」が、暗殺者の少女「榊キリコ」と、師匠で父親「榊俊雄」を追うところから始まる。
中盤以降は台湾に舞台を移し、マフィア組織「天聯幫」の内部抗争に巻き込まれる遊佐とキリコの邂逅、歪な二人の関係を中心にストーリーが展開される。
他の方のレビューにもある通り、サブキャラの面々がまた濃い。遊佐の義姉でキャリア警察官僚の怜子や、ハッカーの土呂。榊親子を保佐する傭兵ウィリス、遊佐に惹かれる幫主の息子「蘚星」など、読後も印象に残ってやまない、クールで強烈なキャラばかり。
確かにストーリーの進行も疾風怒涛のようで、読者側からしてみれば「えぇ!?」となる場面も多々あるけれど、それも作者・木場功一氏の唯一無二で圧倒的な個性の発露であるかも知れないと思う。
最近読み返してみて、学生だった当時、分からなかった物語の綾のようなものも、少し理解できたような?
とくに、賛否両論ある鮮烈なラストシーン。アレは見た方の判断に依るか?(笑)
本作を読むと、90年代末(ネットがそこまで普及してなかった時代)の「街の雰囲気」や「空気感」を思い出します。その辺も含めて、おすすめです!
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作家にしか描けない暴力性と狂気、
破天荒なストーリーとキャラクター達の悲劇性、
全てが絶妙のバランスで同居した奇跡的な作品。

この作家の他の作品が好きでない人でも
マンガ読みならば、これだけは読んでおくべき。
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年12月29日に日本でレビュー済み
私は木葉功一のファンで、彼の単行本はほとんど持っていますが、(ファンの私が言うのもアレですが)評価が難しいマンガ家だと思います。

というのも、木葉先生は短編は非常にうまく、傑作が多いのですが(「カフェ・ボヘミア」や「フルーツ」収録作など)、長編はいずれもグダグダで、マトモに完結した作品の方が少ないのです。

この「キリコ」も、例外ではありません。序盤の面白さは圧倒的です。野獣のような風貌の破天荒な刑事、遊佐朗と、クールな美貌にサイコな暴力性を秘めた女暗殺者、榊キリコ。この二人の主人公は単体でも強烈な個性と魅力を放っていますが、面白いのは二人の関係です。最大の宿敵、ライバルでありながら、時と場合によっては共闘し、さらには異性としても強く惹かれ合ってしまうという、非常にいびつな関係なのです。

脇役も非常に個性的です。遊佐がキリコの身辺を洗うために雇う天才ハッカーの土呂や、キリコの用心棒として雇われている黒人ウィリスなど、一度目にしたら脳裏に焼きついてしまうキャラが次々と登場し、ワクワクさせられます。そういったキャラが、素手で殴り合ったりド派手なカーチェイスを繰り広げるのですから、面白くないはずはありません。

しかし、設定は面白いのですが、物語の展開が場当たり的というか、先のことを考えずに思いつきで話を進めてしまう悪癖が(この「キリコ」に限らず)あります。二巻以降は、物語の舞台を台湾に移し、遊佐とキリコがマフィア同士の抗争に参加していくのですが、ワンパターンな銃撃戦ばかりになってしまい、作品はどんどん暴走していきます。そして物語がどんどんあさっての方向に向かい、軌道修正できなくなった末に、物語は驚くべき結末を迎えます。初めて読んだ時、誇張抜きで目が点になってしまいました。現在でも、一部のマンガ好きの間では語り草になっている伝説の最終話です。ある意味、必見です。

木葉先生は、もともと映画監督を志望していたらしく、映画作品用に書いていたプロットやコンテを使ってマンガを描いているようですが、確かに構図やカット割りなどに映画の強い影響を感じます。過激な暴力シーンやスピード感などは、タランティーノ作品に近いものを感じますが、タランティーノ作品にあるユーモアは木葉作品にはあまり無く、代わりに殺伐とした雰囲気や、ヒリヒリした緊張感が漂っています。

ということで、良くも悪くも木葉功一という作家の個性が出揃った作品です。トータルな完成度はイマイチですが、序盤の面白さは保証します。近作では、「ディザインド」がなかなか面白かったのですが、諸般の事情により未完に終わってしまいました。残念です。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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