他の人がコメントしているように”子供向け”ではないですね。でも個人的には高校生くらいなら問題ないような気がするし、差別や性について考えるきっかけになればいいなと思う。
内容はTV版の長~いストーリーを煮詰めて無駄な水分を飛ばし、ドロドロの液体に濃縮した感じ。キャラクタが少ない分、シンプルで分かりやすく、ストーリー展開も早い。TV版も切なく悲しいストーリーだったが、小説はそれ以上に切ない。あともう少しでもしかしたら全てが良い方向に変わっていくかも…というところで希望の光が消え、さらに深い闇に飲まれてしまった感じ。
子供向けでないのでTV向きではないが、泉さんが生きてたらTV版のキャストで舞台(お芝居)として観てみたかったなと読んでいて思った。心理描写が多く、戦闘シーンなど演出面ではかなり大変だと思うけど。
同時期に他で「小説 仮面ライダーファイズ」も購入し、そちらを先に読んでしまったので、内容的には丸被りになってしまったが、「異形の花々」の方は井上敏樹氏と村上幸平氏のあとがきがあり、村上氏のカイザ愛が僕の思っていたよりももっと真剣で深いものだということが分かった。
この本をTV版のキャストに演じてもらうとしたら、草加役の村上さんには申し訳ないな、と物語を読んでいて感じたが、あとがきを読んで、村上さんなら小説の草加雅人も快く演じてくれるかも…と思うくらい。
ネタばれになるといけないが、木場勇治と海堂直也が子供の名前で言い争う場面は読んでいて「木場勇治らしく無い」と感じた。でもそれだけその子供の存在が木場勇治にとって最後の希望だったのかもしれない。
そしてこの物語を読んで一番強く感じたのは、「海堂直也」と「菊池啓太郎」はやっぱり凄いな!っでことでした。
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仮面ライダーファイズ正伝-異形の花々- (Magazine Novels Special) コミック – 2004/8/17
仮面ライダーファイズの謎のすべてが解ける平成ライダーシリーズ全ての脚本を手がけた井上敏樹氏が書き下ろした仮面ライダーファイズの小説です。テレビ版ファイズの謎。その答の全てがこの一冊のなかに!
- 本の長さ262ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2004/8/17
- ISBN-104063304132
- ISBN-13978-4063304138
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2004/8/17)
- 発売日 : 2004/8/17
- 言語 : 日本語
- コミック : 262ページ
- ISBN-10 : 4063304132
- ISBN-13 : 978-4063304138
- Amazon 売れ筋ランキング: - 636位漫画・アニメ・BL(イラスト集・オフィシャルブック)
- - 93,316位コミック
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2020年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
後書きを見れば、設定を変えた理由は書かれているが、小説として成功しているかと言えば果たしてどうだろう?
2018年12月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本編もドロドロしていたけれどそれを何桁も上回るもので心がへし折られそうになりました。ありがとうございます
2016年8月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前からその存在を聞いていたので、興味本位で購入いたしました。
詳しく内容は言えませんが、何と書き表せばよいのやら。
ネタばれにならない程度に書きますが、鬱多し希望少な目と言ったところでしょう。
ファイズテレビ本編とはまた違った世界観が感じられますので、お勧めいたします。
詳しく内容は言えませんが、何と書き表せばよいのやら。
ネタばれにならない程度に書きますが、鬱多し希望少な目と言ったところでしょう。
ファイズテレビ本編とはまた違った世界観が感じられますので、お勧めいたします。
2012年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
井上敏樹さんはこれをテレビでやりたかったのか…話は読みやすく鬱な気分にもなりますが読み終わったあとはまた読みたくなるそんな作品です。
2006年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
やはりTV版と違って内容はとても激しいです。
しかし、幻滅することは無く最後までスラリと読めてしまいました。
最後の巧にはおもわず「あ…」と声を出してしまう内容で、
555の真髄を知りたい人にはお勧めなのではないでしょうか。
しかし、幻滅することは無く最後までスラリと読めてしまいました。
最後の巧にはおもわず「あ…」と声を出してしまう内容で、
555の真髄を知りたい人にはお勧めなのではないでしょうか。
2007年3月15日に日本でレビュー済み
内容と心理描写は天才的
が、文章が脚本やプロットそのままの様な感覚を覚えた
皮肉だが、これには井上氏のやる気のなさをしみじみと実感できる
ハッキリいってこの小説に井上は鼻クソ程の実力も発揮していないだろう
買って損はしなかったが、期待して読むと文学好きは馬鹿をみる
面白いかどうかは文章よりも全て想像力の問題
が、文章が脚本やプロットそのままの様な感覚を覚えた
皮肉だが、これには井上氏のやる気のなさをしみじみと実感できる
ハッキリいってこの小説に井上は鼻クソ程の実力も発揮していないだろう
買って損はしなかったが、期待して読むと文学好きは馬鹿をみる
面白いかどうかは文章よりも全て想像力の問題
2007年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
はっきり言って、こんなものは「仮面ライダー」と呼べません。ヒーローの活躍は描いていないし、ヒーローとしての苦悩なども描いてはいません。あるのはどす黒い男女間のいざこざ。
ファイズの二次創作物として読むならばそこそこ面白いかもしれません。
ファイズの二次創作物として読むならばそこそこ面白いかもしれません。