地球の地底には「ムー人」がいて、地上への侵攻を企図しているという。
それを防ぐのが鬼太郎とその仲間たち。
なんとも奇っ怪で、かつ子どもじみた発想。
しかし、これこそ紙芝居で才能を培った水木先生ならではの名作だ。
一応、一話完結ながら、最後にはちゃんと次のネタを仕掛けている。
紙芝居でいかに読者を集めるかで苦労した軌跡が残っている作品といえる。
鬼太郎をはじめとするレギュラーメンバーに加えて、唐突ともいえるゲスト妖怪が出現しては消えていく。
先の展開は先生すら描いてみないとわからなかったのでは。
この作品にどっぷりはまると、膨大なスクラップブックをめくりつつ、「次はどの妖怪を出そうか?」と妄想を膨らませている先生の姿が浮かんでくるのである。
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鬼太郎国盗り物語 1 (講談社コミックスボンボン) コミック – 2007/7/20
水木 しげる
(著)
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/7/20
- ISBN-10406332088X
- ISBN-13978-4063320886
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/7/20)
- 発売日 : 2007/7/20
- 言語 : 日本語
- コミック : 176ページ
- ISBN-10 : 406332088X
- ISBN-13 : 978-4063320886
- Amazon 売れ筋ランキング: - 495,792位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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1922年、鳥取県生まれ。漫画「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」など著書多数。1991年、紫綬褒章受章。妖怪と精霊を求めて全世界を旅する。1996年 に郷里の境港市に「水木しげるロード」を設立し、「世界妖怪協会」の会長に就任、「世界妖怪会議」を開催する。2003年、旭日小綬章受章(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『姑娘』(ISBN-10:406276735X)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年7月19日に日本でレビュー済み
このシリーズの鬼太郎は、マガジンやサンデーに連載されていた頃の怪しげな空気、ゆったりとした間、社会への警鐘などといった雰囲気は抑えられており、丸っこくて整った絵柄、テンポ良く進むアクション、仲間の妖怪やゲスト妖怪の登場が多いサービス精神満載の「明るい」雰囲気となっています。つまり非常にエンターテインメント性の高い「楽しい」作品です。
では鬼太郎”らしさ”はないかと言えば全然そんなことはなく、これもまた「ゲゲゲの鬼太郎」に間違いないといえる、独特の”雰囲気”がしっかりと底に流れています。「鬼太郎」という作品の懐の深さに驚かされる、子供から大人まで楽しめる傑作です。
では鬼太郎”らしさ”はないかと言えば全然そんなことはなく、これもまた「ゲゲゲの鬼太郎」に間違いないといえる、独特の”雰囲気”がしっかりと底に流れています。「鬼太郎」という作品の懐の深さに驚かされる、子供から大人まで楽しめる傑作です。
2007年5月28日に日本でレビュー済み
コミックボンボンに連載され、5巻の単行本で発表されたシリーズが文庫3巻で再発。かつての単行本は、発行部数が少なかったためか、古本が高価で取引されているようだ。
鬼太郎のシリーズとしては、墓場シリーズ、オリジナル、その後、SF、死神大戦記などのシリーズを経て、「新編ゲゲゲの鬼太郎」の後の最終シリーズである(単発の鬼太郎霊団モノを除く)。
掲載誌がコミックボンボンだけに、かなりストレートな活劇ものだが、絵柄としては新編よりも緻密で、水木本来のタッチが戻っている。オリジナル鬼太郎のファンとしては鬼太郎モノのジャンク・シリーズのような印象をもっていたが、文庫本を改めて読むと、なかなか読み応えのある妖怪活劇になっていて、つい読みふけってしまう。
鬼太郎のシリーズとしては、墓場シリーズ、オリジナル、その後、SF、死神大戦記などのシリーズを経て、「新編ゲゲゲの鬼太郎」の後の最終シリーズである(単発の鬼太郎霊団モノを除く)。
掲載誌がコミックボンボンだけに、かなりストレートな活劇ものだが、絵柄としては新編よりも緻密で、水木本来のタッチが戻っている。オリジナル鬼太郎のファンとしては鬼太郎モノのジャンク・シリーズのような印象をもっていたが、文庫本を改めて読むと、なかなか読み応えのある妖怪活劇になっていて、つい読みふけってしまう。
2010年9月27日に日本でレビュー済み
鬼太郎も色々なシリーズが出ていますが、
本著は
「コミックボンボン」
1990年11月号〜1991年8月号掲載作
を収録
鬼太郎の兄(?)、寝太郎が登場しますが、
いまいち活躍しません
次巻以降で活躍するのか?
地底に雌伏していたムー人との戦いが描かれます
本著は
「コミックボンボン」
1990年11月号〜1991年8月号掲載作
を収録
鬼太郎の兄(?)、寝太郎が登場しますが、
いまいち活躍しません
次巻以降で活躍するのか?
地底に雌伏していたムー人との戦いが描かれます