1や2の前半でのギャグ性も殆どありませんし、2の後半からのどシリアスムードをここで究極の域に高めてしまった作品でしょう。
月のマザーは漫画“メダロット”におけるイッキ編最終ボスという点では越える存在はいないでしょう。
ゲームでの『宇宙人からのプレゼント』という設定が根本から破壊される『侵略兵器』という設定は怖く、夢の無い物の様に感じてしまいますが、実際に宇宙人等がいた場合…果たして最初から優しい対話から始まるよりも悪意や恐怖から始まってしまう事の方が遥かに多いでしょう。
だからこそ、月のマザー以外は使命を拒否したのは争うと言う事を拒絶した…彼等は当然地球人類側の立場に立たなくとも“正しい”のではありますが、結局の所使命に従う月のマザーも“生き物として正しい”のです。月のマザーの最後の理論は、生き物が生き物であり続ける限り超えられない限界を語っています。
悪意的に見れば究極的に自己弁護をしつつ、反論を許さないどころか最悪相手の自爆を誘える理論です。
しかし、そんな安っぽくはない月のマザーの最後の台詞…一流です。兎に角読んでください。
主人公の仇の一員が作者のお気に入りだとか、美形やら同上要素があるやらで人気があるとか…その手の類の作品の敵っぽいキャラなんてのが安っぽく感じる様になってしまいます。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
メダロット4 2 (コミックボンボンデラックス) コミック – 2001/12/1
ほるまりん
(著)
おりてきた災い。目の前に現れた大いなる存在。
ヒト、メダロット、マザー……それぞれの思惑が交差する中でイッキとメタビーは何を思いそして何をするのか?
その名の通りイッキに駆け抜けたふたりの友情の物語(ストーリー)、ついに完結!!
ヒト、メダロット、マザー……それぞれの思惑が交差する中でイッキとメタビーは何を思いそして何をするのか?
その名の通りイッキに駆け抜けたふたりの友情の物語(ストーリー)、ついに完結!!
- 本の長さ131ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2001/12/1
- ISBN-104063344789
- ISBN-13978-4063344783
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2001/12/1)
- 発売日 : 2001/12/1
- 言語 : 日本語
- コミック : 131ページ
- ISBN-10 : 4063344789
- ISBN-13 : 978-4063344783
- Amazon 売れ筋ランキング: - 415,348位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中5つ
5つのうち5つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
10グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2005年1月28日に日本でレビュー済み
かつてのコミックボンボンにおける名作。
決して万人向けとは言えず、少年漫画としての爽快感はありません。
ですが、その本質に気づけたなら、きっとその人にとって名作となるでしょう。
自分達が気づかなかった、「当たり前」と言う命の搾取。
決して目を逸らしてはいけない現実。
それを突きつけられ、なおもイッキとメタビーは手を取ります。
子供ゆえの純粋さ。どんなに残酷な現実を目にしても、彼等は歩んでいきます。
どんなに困難な未来をも、現実にするために。
「上手くやっていこうと思う。上手くやっていけると思う」
その、確かな希望を胸に。
決して万人向けとは言えず、少年漫画としての爽快感はありません。
ですが、その本質に気づけたなら、きっとその人にとって名作となるでしょう。
自分達が気づかなかった、「当たり前」と言う命の搾取。
決して目を逸らしてはいけない現実。
それを突きつけられ、なおもイッキとメタビーは手を取ります。
子供ゆえの純粋さ。どんなに残酷な現実を目にしても、彼等は歩んでいきます。
どんなに困難な未来をも、現実にするために。
「上手くやっていこうと思う。上手くやっていけると思う」
その、確かな希望を胸に。