自分はリアルタイムで、
ヤンマガでこれを読んでた世代。
まだ無名の作者にも、
「なんかやたら線が太いマンガ描くなぁ」くらいでした。
しかし連載を追っておくうちにハマってしまった、
後天的に好きになったマンガです。
確かに人物の心理描写には
統一感の無さを感じる事があります。
しかし、それを許してしまうほど、
登場キャラクターは皆、個性的で魅力があります。
たぶん目の肥えた今なら、
多少の荒さを感じるかもしれません。
アシスタントも今ほど居なかったでしょうし、
哲学的な文章が絵の描写に勝ってしまっている部分もあります。
ただし、
プラスチックのように冷たくなった世の中を解体して欲しい!
という筆者の熱い想いが、
今現在読んでもバシバシ伝わってくるのは本物。
個人的には小ネタの関係で、
文学好きにオススメの一冊です。
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プラスチック解体高校 1 (ヤングマガジンコミックス) コミック – 1998/2/1
日本橋 ヨヲコ
(著)
クラス追試をきっかけに、ばらばらだったクラスメイトの心が1つにまとまり始める。順風は確実に吹き始めたかと思われたが……。
- 本の長さ218ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1998/2/1
- ISBN-104063367207
- ISBN-13978-4063367201
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商品の説明
著者について
日本橋ヨヲコ
1974年10月3日、香川県生まれ。1996年、『爆弾とワタシ』が第34回ちばてつや賞佳作を受賞。同年、『ノイズ・キャンセラー』でデビュー。単行本は『プラスチック解体高校』(全2巻)、『極東学園天国』(全4巻)、『日本橋ヲヨコ短編集 バシズム』(全1巻)、『G戦場ヘヴンズドア』(全3巻)がある。現在、「イブニング」にて『少女ファイト』を連載中。
1974年10月3日、香川県生まれ。1996年、『爆弾とワタシ』が第34回ちばてつや賞佳作を受賞。同年、『ノイズ・キャンセラー』でデビュー。単行本は『プラスチック解体高校』(全2巻)、『極東学園天国』(全4巻)、『日本橋ヲヨコ短編集 バシズム』(全1巻)、『G戦場ヘヴンズドア』(全3巻)がある。現在、「イブニング」にて『少女ファイト』を連載中。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1998/2/1)
- 発売日 : 1998/2/1
- 言語 : 日本語
- コミック : 218ページ
- ISBN-10 : 4063367207
- ISBN-13 : 978-4063367201
- Amazon 売れ筋ランキング: - 515,602位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年11月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2020年11月27日に日本でレビュー済み
その親の世代が主人公なのが「G戦場ヘヴンズドア」
その本での親世代が主人公なのが、この本。
作風とか作画とか、今と比べたら
流石に見劣る感があるけれど、
この作者が伝えたい事というのは、
この頃から今にかけて、何一つ変わってない。
本当に何一つ変わってない。
その本での親世代が主人公なのが、この本。
作風とか作画とか、今と比べたら
流石に見劣る感があるけれど、
この作者が伝えたい事というのは、
この頃から今にかけて、何一つ変わってない。
本当に何一つ変わってない。
2007年8月21日に日本でレビュー済み
毎週、毎週、誌面から、今までの作品になかった「熱さ」が伝わってきました。
学園ものを描き続ける著者ですが、ここが全ての原点ではないかと思います。
残念ながら、途中で打ち切りとなってしまいましたが、読者の土壌が出来ていなかったことが原因でしょう。
描ききれなかったであろうストーリーが悔やまれてなりません。
青春と呼ばれる時代、誰しもが何らかのトラウマや自分のコンプレックスを抱え、それを昇華させようと、無闇に足掻いていた。そんな当たり前で、言葉にすると安っぽいことを、この作品はてらいもなく熱く描いています。
なんでもない日常が、いつまでも続くと信じていた。
この世界に自分のことを分かってくれる人間なんて誰も居ないと思っていた。
息の詰まりそうな日々。
それでいて、何かがいつか変わると思っていた。
自分の可能性を信じていた。
そんな日々を思い出させてくれる良作です。
学園ものを描き続ける著者ですが、ここが全ての原点ではないかと思います。
残念ながら、途中で打ち切りとなってしまいましたが、読者の土壌が出来ていなかったことが原因でしょう。
描ききれなかったであろうストーリーが悔やまれてなりません。
青春と呼ばれる時代、誰しもが何らかのトラウマや自分のコンプレックスを抱え、それを昇華させようと、無闇に足掻いていた。そんな当たり前で、言葉にすると安っぽいことを、この作品はてらいもなく熱く描いています。
なんでもない日常が、いつまでも続くと信じていた。
この世界に自分のことを分かってくれる人間なんて誰も居ないと思っていた。
息の詰まりそうな日々。
それでいて、何かがいつか変わると思っていた。
自分の可能性を信じていた。
そんな日々を思い出させてくれる良作です。
2013年9月19日に日本でレビュー済み
23の若さでここまで複雑な人間模様を描き出せることにただ拍手。
一貫して何か重たいものを抱えた若者たちの乗り越えを表現し続けている作者は、
本人もストリップだと言っているように、本当にそのような経験をしてきているのだろうな、と。
だからこそ読んでいて重みが違う。
打ち切りになってしまったのがただただ残念。
弱冠23歳にして描いたこの濃密な群像劇には拍手しかありません。
一貫して何か重たいものを抱えた若者たちの乗り越えを表現し続けている作者は、
本人もストリップだと言っているように、本当にそのような経験をしてきているのだろうな、と。
だからこそ読んでいて重みが違う。
打ち切りになってしまったのがただただ残念。
弱冠23歳にして描いたこの濃密な群像劇には拍手しかありません。
2010年4月8日に日本でレビュー済み
日本橋ヨヲコの初期の作品だが、今の作品に繋がる部分が多く見られる。
むしろ洗練されていない感じが、良さにも思える。
最後は打ち切りということで多少物足りない感はあるが、買って悔いはない作品だと思う。
むしろ洗練されていない感じが、良さにも思える。
最後は打ち切りということで多少物足りない感はあるが、買って悔いはない作品だと思う。
2002年5月2日に日本でレビュー済み
あなたの青春の一ページ一ページを。
必ず共感できるはずです。
心に響くもの。
それを感じて欲しい。
必ず共感できるはずです。
心に響くもの。
それを感じて欲しい。