私は稲中の前半よりも後半(末期)に凄くひかれたのですが、
そういう人にはこの「僕といっしょ」はひきつけられやすい傾向にあるかと思います。
稲中のギャグ的要素を少し減らして、古谷さんの哲学というか描きたいテーマ性のようなものを少し強めた。というような印象を受けました。
ラストは予め決まったいたのかな?
予め4巻くらいで描こうと決めていたようにも感じます。
ネタばれになってしまいますが、
ラストの壮絶なシーンから「上野行く?」の台詞には(ちょっと切なさみたいなものところもあるんですけれども、)爆笑させられたし名台詞だと思います。
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僕といっしょ 4 (ヤングマガジンコミックス) コミック – 1998/12/1
古谷 実
(著)
日本中を騒然とさせた「稲中」に続き、また古谷実がやってくれました。「なんでボクらはこんななんだろう」古谷ギャグ第2弾!!
- 本の長さ244ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1998/12/1
- ISBN-10406336772X
- ISBN-13978-4063367720
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (1998/12/1)
- 発売日 : 1998/12/1
- 言語 : 日本語
- コミック : 244ページ
- ISBN-10 : 406336772X
- ISBN-13 : 978-4063367720
- Amazon 売れ筋ランキング: - 262,628位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年2月9日に日本でレビュー済み
表面だけ見ると、下品なギャグマンガであるが、練り込まれた論理や作者の主張が物語に文学的なまでの深みを与えている。
他のどの漫画とも似ていない、良い意味で全く異質な作品だったように思う。面白かったし、考えさせられた。
他のどの漫画とも似ていない、良い意味で全く異質な作品だったように思う。面白かったし、考えさせられた。
2008年8月3日に日本でレビュー済み
大人が読めば、彼らの行き着く先は、ある程度見えてくると思います。だって、結局「何もしない」のだから。ただ、周りの大人が放任し過ぎ。そのせいで、当然行き着く結末から子供が逃避して、馬鹿騒ぎしているだけに見えてしまう・・・と言っては言い過ぎ?この最終刊ではある結末に向かって彼らが行動を起こすのですが、それも大人が考えると理不尽なもの。
まあ、ギャグマンガなので、サラッと読めば良く、自分の読み方が間違っているのかもしれませんが・・。
それにしても、「ヒミズ」の警官(一種の職務放棄)といい、この作品の床屋のオヤジ(普通警察か児童相談所に届ける、高校生の娘と同居させない)といい、現実では絶対あのような対応はありえないと思うのだが・・・
まあ、ギャグマンガなので、サラッと読めば良く、自分の読み方が間違っているのかもしれませんが・・。
それにしても、「ヒミズ」の警官(一種の職務放棄)といい、この作品の床屋のオヤジ(普通警察か児童相談所に届ける、高校生の娘と同居させない)といい、現実では絶対あのような対応はありえないと思うのだが・・・
2022年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
稲中卓球部からのファンです。
本作はギャグありシリアスありで面白いです。
すっとんきょうな展開はあるものの、ある意味ではリアルな筋で、この世の中を渡っていくにはどうしたらいいのか、という問いが常に流れているような気がします。
これからどのように折り合いを付けていくのか、彼らの将来が色々想像されて良い終わり方だと思います。
本作はギャグありシリアスありで面白いです。
すっとんきょうな展開はあるものの、ある意味ではリアルな筋で、この世の中を渡っていくにはどうしたらいいのか、という問いが常に流れているような気がします。
これからどのように折り合いを付けていくのか、彼らの将来が色々想像されて良い終わり方だと思います。