2011.3.11.東日本大震災。
9.11.は考え方の違いによる人の仕業だった。
今回は自然の驚異だ。
誰を責めることもできないほどの威力だった。
だからこそ、自分たちの日常を続けることが大切なのかもしれない。
いくつもあいたままのポケットはしめることができないかもしれないけれども,だからこそなのだと思う。
忘れない。
忘れられない。
だからこそ、つながる つなげる のだと思う。
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とりぱん(11) (ワイドKC) コミック – 2011/6/23
とりの なん子
(著)
野鳥・家庭菜園・猫・方言から、わんこそばやカマキリや夕焼けやガスタンクまで、“日常”のすべてをネタに綴られる北東北ベッドタウン・身の丈ワイルドライフ!ネタに綴る「身の丈ワイルドライフ」。
2011年3月11日、北東北・M市はこんな夜を迎えていた──モーニング掲載時に大きな反響を呼んだ「震災の記」前後編を収録。作者のサイン会で、来場者 に1コマずつ配られた幻の作品「100コマまんが」の全貌も明らかに! エサ台の野鳥から猫から町内会費まで、あらゆる“日常”を題材に送る大人気エッセイ漫画11冊目。福満しげゆき公認、『僕の小規模な生活』リスペクト企画 『私の小規模な鳥活』も収録!!
2011年3月11日、北東北・M市はこんな夜を迎えていた──モーニング掲載時に大きな反響を呼んだ「震災の記」前後編を収録。作者のサイン会で、来場者 に1コマずつ配られた幻の作品「100コマまんが」の全貌も明らかに! エサ台の野鳥から猫から町内会費まで、あらゆる“日常”を題材に送る大人気エッセイ漫画11冊目。福満しげゆき公認、『僕の小規模な生活』リスペクト企画 『私の小規模な鳥活』も収録!!
- 本の長さ132ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2011/6/23
- 寸法15 x 1.1 x 21 cm
- ISBN-10406337727X
- ISBN-13978-4063377279
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商品の説明
著者について
とりの なん子
岩手県出身。9月24日生まれ。2004年、「第17回MANGA OPEN」へ応募し、大賞を受賞。応募作『とりぱん』が2005年4月よりモーニングにて連載化。
岩手県出身。9月24日生まれ。2004年、「第17回MANGA OPEN」へ応募し、大賞を受賞。応募作『とりぱん』が2005年4月よりモーニングにて連載化。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2011/6/23)
- 発売日 : 2011/6/23
- 言語 : 日本語
- コミック : 132ページ
- ISBN-10 : 406337727X
- ISBN-13 : 978-4063377279
- 寸法 : 15 x 1.1 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 270,176位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2011年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いつもはつぐみんやヒヨちゃんの日常ですが、今回は東日本大震災に触れるなど一味違った感じです。いつもの日常と違った生活を送る人間といつも通り過ごすとり達…。なんかたくましく生きようと思える一巻です。
2013年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とりのなんこさんの世界観に引き込まれ、
自分の周りの小さな出来事にも気づけるようになり、
身近な野鳥の存在に改めて気付き、小さな幸せが味わえて楽しい本です。
癒されたいときに読みたくなる本です。
自分の周りの小さな出来事にも気づけるようになり、
身近な野鳥の存在に改めて気付き、小さな幸せが味わえて楽しい本です。
癒されたいときに読みたくなる本です。
2013年10月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
商品も綺麗で早く届きました。このシリーズに出会ってから、野鳥を観察するのがとても楽しくなりました。庭に来る鳥や散歩中、出かけたときなどその姿や囀りを聞くとなんだか楽しい気分になります。
2011年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
早いもので11巻ですか〜
東日本大震災の時は心配しておりましたが先生の無事とお兄様の話に胸が痛む思いでした
なにより母がこの本の大ファンですのでプレゼントしてます
東日本大震災の時は心配しておりましたが先生の無事とお兄様の話に胸が痛む思いでした
なにより母がこの本の大ファンですのでプレゼントしてます
2011年6月24日に日本でレビュー済み
いつも通り、鳥達のドタバタがかわいらしい1冊でした…が、今回の「最終2話(羽)」はすごく印象に残りました。
東日本大震災の津波被害以降、私も同じような事を漠然と感じてはいました。 土地が波に飲まれようが、地形が変わろうが、自然界の野生の動物達はそれを受け入れ、すぐに順応してしまう、そのたくましいこと。
一方、人間や人間に飼われている動物達は、電気が止まっただけでアウトだったりと(特に熱帯魚とか)、自然の猛威に対して、いかに薄っぺらな文明の上で繁栄を築いて来てしまっていた事かと…。
この巻の最終話(第290羽)で作者が
「つくづくアンタらって 地震とか別に関係ないのね〜」
…と野鳥達に語りかけるのに対し、ヒヨドリが、
「ええ、オレら 電気とかガスとか水道とか もとから関係ないですし、夜まっくらなのも 寒くてゴハンが無くて体力がなくなったら ひとりで死ぬのも、それがあたりまえの日常なんです」
…と飄々と返すこのシビアさ。 正直、このセリフには衝撃を受けました。 人間はいかに「非自然的」な生き物なのか…という、今まで漠然とは感じていた思いを、自然の側からハッキリと突き付けられたというか…。
作者も描かれてますが、だからと言って「人としての生き方」は、そう簡単には変えられるもんじゃない。それぞれの役割を淡々とこなして、徐々に日常を取り戻してゆくしかない。 文明を築いてしまった以上、それはそれでも良いのだとも思う。
最後になりますが、今回の災害で被災された方々、先は長いかもしれませんが、どうかくじけずに、「日常」を取り戻してください!
東日本大震災の津波被害以降、私も同じような事を漠然と感じてはいました。 土地が波に飲まれようが、地形が変わろうが、自然界の野生の動物達はそれを受け入れ、すぐに順応してしまう、そのたくましいこと。
一方、人間や人間に飼われている動物達は、電気が止まっただけでアウトだったりと(特に熱帯魚とか)、自然の猛威に対して、いかに薄っぺらな文明の上で繁栄を築いて来てしまっていた事かと…。
この巻の最終話(第290羽)で作者が
「つくづくアンタらって 地震とか別に関係ないのね〜」
…と野鳥達に語りかけるのに対し、ヒヨドリが、
「ええ、オレら 電気とかガスとか水道とか もとから関係ないですし、夜まっくらなのも 寒くてゴハンが無くて体力がなくなったら ひとりで死ぬのも、それがあたりまえの日常なんです」
…と飄々と返すこのシビアさ。 正直、このセリフには衝撃を受けました。 人間はいかに「非自然的」な生き物なのか…という、今まで漠然とは感じていた思いを、自然の側からハッキリと突き付けられたというか…。
作者も描かれてますが、だからと言って「人としての生き方」は、そう簡単には変えられるもんじゃない。それぞれの役割を淡々とこなして、徐々に日常を取り戻してゆくしかない。 文明を築いてしまった以上、それはそれでも良いのだとも思う。
最後になりますが、今回の災害で被災された方々、先は長いかもしれませんが、どうかくじけずに、「日常」を取り戻してください!
2011年6月25日に日本でレビュー済み
あの3月11日に起こったこと。
直接の被害も間接の被害もほとんどなかった私の地域。
体験した人でないと書けない内容の重さ。
いつもはゆるゆるしたカントリーライフを綴っている作者が書いた重い10ページ。
内容が内容だけに、最後に掲載されてますが、最初から読んでいて少しだけ、あの日を境に
作者の描くものが変わったような気がしました。
日常であり続けることに難しさを野鳥たちはあるがままに受け止めてます。
最初から余分なものを持たない彼ら。
その反対のスタンスの人間たち。
ふつうの、何もないあたりまえの日常の脆さ。
自然のバランスの中の一部でしかない人間の生活。
その脆い日常は、一瞬の災害で崩れるということが今回のことでわかりました。
その脆い日常が、一番、ありがたくて大切なものということが今回のことで身に染みました。
作者は作品中では「自然を大切にしよう」とか「こうすれば地球にやさしい」、「こんなことをしてると
いつか自然がなくなる」…そんなことは言いません。
目に見えるもの、季節の移り変わりやその時の実り。。。そんなことを描くことで
私たちに「見守る」ことの大切さを伝えてるかのように思います。
11巻は作者にとってのターニングポイントになるかもしれませんね。
直接の被害も間接の被害もほとんどなかった私の地域。
体験した人でないと書けない内容の重さ。
いつもはゆるゆるしたカントリーライフを綴っている作者が書いた重い10ページ。
内容が内容だけに、最後に掲載されてますが、最初から読んでいて少しだけ、あの日を境に
作者の描くものが変わったような気がしました。
日常であり続けることに難しさを野鳥たちはあるがままに受け止めてます。
最初から余分なものを持たない彼ら。
その反対のスタンスの人間たち。
ふつうの、何もないあたりまえの日常の脆さ。
自然のバランスの中の一部でしかない人間の生活。
その脆い日常は、一瞬の災害で崩れるということが今回のことでわかりました。
その脆い日常が、一番、ありがたくて大切なものということが今回のことで身に染みました。
作者は作品中では「自然を大切にしよう」とか「こうすれば地球にやさしい」、「こんなことをしてると
いつか自然がなくなる」…そんなことは言いません。
目に見えるもの、季節の移り変わりやその時の実り。。。そんなことを描くことで
私たちに「見守る」ことの大切さを伝えてるかのように思います。
11巻は作者にとってのターニングポイントになるかもしれませんね。
2011年6月23日に日本でレビュー済み
「とりぱん」11巻。今回の東日本大震災について描いた作品もあって、一部まじめです。「震災の記」後編の原稿を広げる作者氏の姿に、「描くしかない」「描く事でしかこの事を残せない」というような、「ものを造る人」の強さを感じました。
他は大体いつも通りです。鳥いっぱい、たまに猫、魚、その他もろもろ。ベースはほのぼのギャグ、ちらほら絵で詩を描くような一くさり。
面白かったです。特に作者氏の飼ってる金魚の「きんちゃん」と「まるちゃん」が可愛くてもう! いちおしは84ページの『強烈アピール』。もうめちゃくちゃバカ。だがそれが良いw
巻末にサイン会で一コマずつ配られたという「100コマまんが」も付いてます。野良猫と鳥のヒナの話。ほのぼの絵本のような味わいです。
99コマ目のにゃんこの表情にぐっときました。
今は揺らいでしまった、何でもない日常に焦がれる方に。
他は大体いつも通りです。鳥いっぱい、たまに猫、魚、その他もろもろ。ベースはほのぼのギャグ、ちらほら絵で詩を描くような一くさり。
面白かったです。特に作者氏の飼ってる金魚の「きんちゃん」と「まるちゃん」が可愛くてもう! いちおしは84ページの『強烈アピール』。もうめちゃくちゃバカ。だがそれが良いw
巻末にサイン会で一コマずつ配られたという「100コマまんが」も付いてます。野良猫と鳥のヒナの話。ほのぼの絵本のような味わいです。
99コマ目のにゃんこの表情にぐっときました。
今は揺らいでしまった、何でもない日常に焦がれる方に。