待ち焦がれた 五巻発売!
夏芽もコウ、お互い心の中に情熱とも呼べる光を持っていて、その存在も力も信じて疑わないのに、若さ故に熱い光を持て余して、熱さを保つのに必死で、使い方がわからない二人。そんな二人がぶつかりあって、近づいて、素敵で無敵な世界を構築していく筈だったのに―。ナニ!?この展開!!切ないって…ジョージはやっぱり思春期なりたて位の未完成な感情を描かせたら本当に凄い。「十代の自意識」て表現、ピッタリ…。
それと、作者も言ってましたが、この漫画は背景も主人公であり、ジョージの美的感覚が余すところなく活かされてる。単にお綺麗で上手いだけじゃない、圧倒的な力を感じる、骨太の線、でも妖艶な魅力が溢れる画。田舎の風景をこんなにも神秘的に描けるなんて!方言の使い方もうまいし。
続きが気になりすぎて溜め息が出るよ…嗚呼。
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溺れるナイフ(5) (講談社コミックス別冊フレンド) コミック – 2007/2/13
ジョージ 朝倉
(著)
どうすればいいのか わからないけど 欲しいのはこの子だけだ――。せめぎあい、追い上げ、追い込んでいく、破裂寸前の十代のこころを描いたジョージ朝倉の最新作!
あんなにキラキラしてて、あんなに愛おしかったのに――。ジョージ朝倉の、気高くあやうい10代を描く最新刊!!誘拐事件(あの日)を境に汚され、踏み荒らされた「世界」を元に戻すことはできないと、思い知らされた夏芽とコウちゃん。心ない周囲の目が、追い討ちをかけ――……。気高くあやうい10代が大きく軋む。喪失の第5巻!!
あんなにキラキラしてて、あんなに愛おしかったのに――。ジョージ朝倉の、気高くあやうい10代を描く最新刊!!誘拐事件(あの日)を境に汚され、踏み荒らされた「世界」を元に戻すことはできないと、思い知らされた夏芽とコウちゃん。心ない周囲の目が、追い討ちをかけ――……。気高くあやうい10代が大きく軋む。喪失の第5巻!!
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/2/13
- 寸法11.3 x 1.2 x 17.3 cm
- ISBN-104063415112
- ISBN-13978-4063415117
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/2/13)
- 発売日 : 2007/2/13
- 言語 : 日本語
- コミック : 176ページ
- ISBN-10 : 4063415112
- ISBN-13 : 978-4063415117
- 寸法 : 11.3 x 1.2 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 344,035位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年2月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2007年3月19日に日本でレビュー済み
この5巻切な過ぎます。見ていて凄く胸が痛みました。
あの日の事件の所為で、二人のキラキラした世界は汚されてしまった。
もう元に戻すことは出来ないのだと思い知らされた夏芽とコウちゃん。
確かに惹かれあい想いあっているのに、他の誰かでは駄目なのに
離れていく二人の距離。
危うく切ない十代の少年少女の恋愛。
今回カナちゃん視点のお話もあり、それもとてもよかったです。
切なくも、どこか清々しい。
今後のコウちゃんとカナちゃんの関係にも注目したいです。
兎にも角にも、心理描写も風景もキャラの表情の一つ一つがとても素晴らしい。
どんどん惹き寄せられて、ジョージさんの大ファンになる事は間違いないでしょう。
こんなに惹きつけられて、ドキドキさせられる漫画はないです。
あの日の事件の所為で、二人のキラキラした世界は汚されてしまった。
もう元に戻すことは出来ないのだと思い知らされた夏芽とコウちゃん。
確かに惹かれあい想いあっているのに、他の誰かでは駄目なのに
離れていく二人の距離。
危うく切ない十代の少年少女の恋愛。
今回カナちゃん視点のお話もあり、それもとてもよかったです。
切なくも、どこか清々しい。
今後のコウちゃんとカナちゃんの関係にも注目したいです。
兎にも角にも、心理描写も風景もキャラの表情の一つ一つがとても素晴らしい。
どんどん惹き寄せられて、ジョージさんの大ファンになる事は間違いないでしょう。
こんなに惹きつけられて、ドキドキさせられる漫画はないです。
2007年2月13日に日本でレビュー済み
とにかく画面が美しい。
水の飛沫 風 雲の動き
全てが綺麗で心が奪われてゆく。
ぐいぐいとストーリーに引き込まれ、一気に読み終えてしまった。
キャラクタ-の表情は凄く繊細で、微妙な感情の揺れの表現も上手くて唸らされます。話の方向も、予想外な方向に進み、見ているだけで胸が痛くなる。
この作者さんはとても表現力があるんだな、と強く思いしらされました。
ゆっくりと、そして確実に大きな変化が起きる第5巻
水の飛沫 風 雲の動き
全てが綺麗で心が奪われてゆく。
ぐいぐいとストーリーに引き込まれ、一気に読み終えてしまった。
キャラクタ-の表情は凄く繊細で、微妙な感情の揺れの表現も上手くて唸らされます。話の方向も、予想外な方向に進み、見ているだけで胸が痛くなる。
この作者さんはとても表現力があるんだな、と強く思いしらされました。
ゆっくりと、そして確実に大きな変化が起きる第5巻
2007年2月16日に日本でレビュー済み
もちろん、「ピースオブケイク」の大人な恋愛も良い。
けれどもジョージ朝倉に細い綱の上を危うく渡る十代の少年少女の恋愛を書かせたら、圧倒的の一言に尽きる。目線で、言葉で互いを傷つけあいながら、一人になると満たされぬ思いに自らの心がずたずたになるまで煩悶する。でも考えれば考えるほど、二人の溝は深まっていく。たった一つのシンプルな“好き”の思いに到達するのが難しい、十代って誰しもがそんなもんですよね。夏芽とコウちゃんも例外なくそう。そして今回の巻でそんな二人の関係が決定的になったシーン、夏芽にコウちゃんが耳打ちするところでジョージ朝倉の描写力にうなってしまった!徐々に近付く二人を様々なアングルからとらえ、映画のようにその様が流れていく。ワンカットワンカット、相手への思いの中で逡巡する二人の息遣いが聞こえるよう。
また元々絵はうまい方でしたが、どこか神秘的で力強い自然描写も素晴らしく、この「溺れるナイフ」こそジョージ朝倉の真骨頂といえるのではないかと個人的には思っております。
けれどもジョージ朝倉に細い綱の上を危うく渡る十代の少年少女の恋愛を書かせたら、圧倒的の一言に尽きる。目線で、言葉で互いを傷つけあいながら、一人になると満たされぬ思いに自らの心がずたずたになるまで煩悶する。でも考えれば考えるほど、二人の溝は深まっていく。たった一つのシンプルな“好き”の思いに到達するのが難しい、十代って誰しもがそんなもんですよね。夏芽とコウちゃんも例外なくそう。そして今回の巻でそんな二人の関係が決定的になったシーン、夏芽にコウちゃんが耳打ちするところでジョージ朝倉の描写力にうなってしまった!徐々に近付く二人を様々なアングルからとらえ、映画のようにその様が流れていく。ワンカットワンカット、相手への思いの中で逡巡する二人の息遣いが聞こえるよう。
また元々絵はうまい方でしたが、どこか神秘的で力強い自然描写も素晴らしく、この「溺れるナイフ」こそジョージ朝倉の真骨頂といえるのではないかと個人的には思っております。