これまでのシリーズの集大成である。
王泥棒が盗みを働く美学。
盗む=賛辞なのだと断言する一冊。
思えば今まで王泥棒が何故物体のないものも盗んで来たのか。パルフェタムール然りインビジブル然りペスカギガンテッサ然り。
そして盗品を売り捌くような蓮っ葉なコソ泥とも違うのだと。
その目的が明らかになる一冊。
それでいて旧シリーズの最終巻と比較せざるを得ない芸術ネタ。
旧最終巻→絵画、新最終巻→服飾
ボンボン連載時から芸術ネタは散見されますが。
今ここで昇華しませりといったところ。
端的に言えば最高。
最早漫画というサブカルチュアを超越してると断言出来はしまいか。(反語
残念ながらこれで王泥棒の物語は終焉とあいなりますが、それすらも納得のいく結末であります。
原画展も終わりQ&Aの再出発に願いを込めて。
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KING OF BANDIT JING(7) (マガジンZKC) コミック – 2005/7/22
熊倉 裕一
(著)
輝くものは星さえも、貴きものは命すら、森羅万象たちまち盗む王ドロボウ!! 伝説の怪盗の奇想天外な冒険を描く幻想譚が復活だ!!
- 本の長さ172ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2005/7/22
- ISBN-104063492125
- ISBN-13978-4063492125
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2005/7/22)
- 発売日 : 2005/7/22
- 言語 : 日本語
- コミック : 172ページ
- ISBN-10 : 4063492125
- ISBN-13 : 978-4063492125
- Amazon 売れ筋ランキング: - 317,378位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年9月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ボンボンの頃からコミックスを集めていましたが、やはり新訂版もほしくなり購入してしまいました。
何回引っ越たりしても、このシリーズだけは紙媒体で手元に置いておきたい作品です。
何回引っ越たりしても、このシリーズだけは紙媒体で手元に置いておきたい作品です。
2017年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品を電子書籍で読める事がなんと幸せな事か! 改めて読んでも素晴らしい作画とストーリー。 ボンボン時代に比べると些か難解になったもののその面白さは健在です!
2014年4月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
連載停止して実質上最終巻でしたが、なぜ当時買わなかったのか。
そろってないのがいやで探しましたが、すでに手に入らない刊でしたので、こうして帯つきで買えたのはラッキーだったと思っています。
そろってないのがいやで探しましたが、すでに手に入らない刊でしたので、こうして帯つきで買えたのはラッキーだったと思っています。
2012年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
相変わらずのキレのいい台詞回しと抜群の画力です。 ストーリーも長年のファンにとっては感慨深いものがあるのではないでしょうか。
2005年8月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
連載10年。やって来た(?)街は世界中がオシャレを求めるがあまり滅びた都。利便性を求めすぎた『究極の服』は肉体を締めつけ、やがて肉体が滅びても魂さえ締めつけてしまう。『王ドロボウ』の10年間という局面、物語の終演をも思わせるジンの言葉。
今回も相変わらずハイセンス&芸術的作画で、リアルと非リアルな世界観は健在。
ご覧あれ。
「全ての服は大いなる眠りの前に着せられるパジャマにすぎない。」
今回も相変わらずハイセンス&芸術的作画で、リアルと非リアルな世界観は健在。
ご覧あれ。
「全ての服は大いなる眠りの前に着せられるパジャマにすぎない。」
2013年2月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絵はいいんですが、ストーリーがいまいちです。期待してたのとはちょっと違うかな。
2013年5月16日に日本でレビュー済み
なんというか、この巻は今までのどの話とも違う雰囲気が漂っていて、ラストシーンはファンにとっては涙が出る、そんな感じでした。
最終話とも最終巻とも記されてませんが、どこか最後のような...
ピコンへの最後のメッセージを読むと、どうしてもそう思えてしまいます。
全てを盗み続けてきたジン。
もし盗む物が無くなったとしても、王ドロボウは盗み続ける。
その信念というか、ジンの「人が生み出す物への想い」というものが感じられました。
またいつか、ジンとキールが駆け(飛び)回る姿が見れることを、心から願っています。
最終話とも最終巻とも記されてませんが、どこか最後のような...
ピコンへの最後のメッセージを読むと、どうしてもそう思えてしまいます。
全てを盗み続けてきたジン。
もし盗む物が無くなったとしても、王ドロボウは盗み続ける。
その信念というか、ジンの「人が生み出す物への想い」というものが感じられました。
またいつか、ジンとキールが駆け(飛び)回る姿が見れることを、心から願っています。