40年も前の「8マン」のストーリーを実にうまく生かしていると感心する。続編として読んで全く違和感がなく、面白い。
本巻では、すっかり老いぼれたが、気概全く衰えない田中(元)課長もいよいよ活躍。東八郎との再会があるのかも注目して欲しい。
あの超人サイバーも登場する。40年前は、コンピュータという言葉は一般に普及しておらず、電子計算機、電子頭脳と表現されており、その原理の正しいところはほとんど知られていなかったが、それでもかなり人工頭脳の恐ろしさを味わえたと思う。そして、今回の超人サイバーは、IT時代に相応しい格段にグレードアップした存在となった。
前作で、谷博士がスーパーロボットであったことも含め、ほとんど謎であったエイトマン開発の経緯もドラマチックに描かれる。
いよいよ壮大さを増してきたストーリーは、気楽に読ませてくれないが、本当に面白い。
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8マンインフィニティ 5 (マガジンZコミックス) コミック – 2007/4/23
鷹氏 隆之
(著)
ついにマシナリー誕生秘話が語られる
- 本の長さ194ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/4/23
- ISBN-104063492834
- ISBN-13978-4063492835
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/4/23)
- 発売日 : 2007/4/23
- 言語 : 日本語
- コミック : 194ページ
- ISBN-10 : 4063492834
- ISBN-13 : 978-4063492835
- Amazon 売れ筋ランキング: - 344,624位コミック
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年5月12日に日本でレビュー済み
旧8マンとは違い「超音速」「8番目の刑事」等の部分は強調されず、今作では「マシナリー」としての8マンを描いている。そこに「電脳ネットワーク」「電子知性体」「新人類としてのサイボーグ」等のキーワードをちりばめ、現代に通ずるリファインをさせた七月鏡一氏の手腕はお見事。無論スタイリッシュなデザインを担当した永田大氏、高い画力で新たな8マンワールドを彩る鷹氏隆之氏も良い仕事をなさっている。新主人公「東(ヒガシ)光一」も命を何より重んじ、それを踏みにじる悪に対しては凛とした怒りをぶつける、といったヒーロー漫画の主人公としてに相応しい性格設定をされている。そしてその成長を見守る導き手として、旧作の主人公「東八郎」も登場する。
個人的には「仮面ライダーSpirits」「ウルトラマン0物語」などの作品にも劣らぬ出来だと思うのだが、注目度が低い印象を受けるのは残念である。
個人的には「仮面ライダーSpirits」「ウルトラマン0物語」などの作品にも劣らぬ出来だと思うのだが、注目度が低い印象を受けるのは残念である。