ZOO KEEPER、つまり動物園の飼育係。
赤外線を見ることのできる特殊な目を持った主人公が、新米飼育係として動物園に勤務、その能力を以て次々に問題を解決してゆく……と書くとヒロイックだが、実際には主人公の役割は実に微々たるもの。話の中核は「動物園かくあるべきか」という点である。
学術的意味合いの強い動物飼育施設/種の保存施設でもあり商業施設としての見せ物小屋でもある動物園の本質の部分-----問題点や将来のあるべき姿も含め-----が見えてくる良作。
特殊能力を持った主人公が描写の中核とならず道具に徹する姿勢は、もやしもんとも通じるものがある。
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ZOOKEEPER 1 (イブニングKC) コミック – 2006/9/22
青木 幸子
(著)
動物(ズー)の守護者(キーパー)が見つめる、リアルな動物園の世界! ただ「見る」だけではわからない、人と動物の深い“つながり”がここにはある。新米飼育係、楠野香也(くすのかや)。彼女には“温度の変化が見えるという特殊な能力があった。何のための能力なのか? 自問を重ねながらも、香也は自らの能力を動物のために使う。「生命」という「未知」に魅せられた者・ZOOKEEPERとして――。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2006/9/22
- ISBN-104063521621
- ISBN-13978-4063521627
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商品の説明
著者について
青木 幸子
東京生まれ、趣味は読書というか活字好き。読む物が何もないとそわそわする。他には何年やってもうまくならないな~のスリークッションビリヤードと、某園長さんに触発されて始めた乗馬などが趣味。(しまったことにこちらも通う時間がなく、うまくなる気配がない)なんとなくゆるめに楽しく生きております。
東京生まれ、趣味は読書というか活字好き。読む物が何もないとそわそわする。他には何年やってもうまくならないな~のスリークッションビリヤードと、某園長さんに触発されて始めた乗馬などが趣味。(しまったことにこちらも通う時間がなく、うまくなる気配がない)なんとなくゆるめに楽しく生きております。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2006/9/22)
- 発売日 : 2006/9/22
- 言語 : 日本語
- コミック : 192ページ
- ISBN-10 : 4063521621
- ISBN-13 : 978-4063521627
- Amazon 売れ筋ランキング: - 348,882位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ただの飼育員物語?と思いきや、特殊な能力のある人のお話でした。
ひとつの話の長さも丁度良いです。
続きが読みたくなりました!
ひとつの話の長さも丁度良いです。
続きが読みたくなりました!
2010年2月9日に日本でレビュー済み
近年、もやしもん、とろける鉄工所などがちょっと特殊な人気漫画を排出してる、イブニング誌に掲載された作品。
主人公は熱を可視化できる能力を持ち作品冒頭では比較的重要なアイテムとして展開していくが、後に薄れていき作品の本質が現れていく。動物園の価値、動物園と人間との関わり、何故動物園が人間にとって必要なのかという哲学的命題、商業行為としての動物園事業の必要性を問いかけてくる。
主人公は特殊能力を持つのだが、それ以上に魅力的でいわゆるキャラ立ちをした登場人物が溢れている。
主人公を見出した熊園長、実業団に入っても可笑しくないくらいの走力をもちアスリートとしての一面をもつチーター飼育員、主人公はそれら魅力的な人間の観察者でもある。
主人公は熱を可視化できる能力を持ち作品冒頭では比較的重要なアイテムとして展開していくが、後に薄れていき作品の本質が現れていく。動物園の価値、動物園と人間との関わり、何故動物園が人間にとって必要なのかという哲学的命題、商業行為としての動物園事業の必要性を問いかけてくる。
主人公は特殊能力を持つのだが、それ以上に魅力的でいわゆるキャラ立ちをした登場人物が溢れている。
主人公を見出した熊園長、実業団に入っても可笑しくないくらいの走力をもちアスリートとしての一面をもつチーター飼育員、主人公はそれら魅力的な人間の観察者でもある。
2016年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
極めて現実的(まぁ、マンガ的な脚色はあるにせよ)な内容なのに、ただ一点、「主人公は、熱(赤外線)を目で見るコトができる」という超能力(?)を持っている。
この超能力の扱いが凄く中途半端。
これを軸にストーリーが進むのなら、それはソレでひとつの路線かも知れないけど、正直、超能力抜きでも(あるいは、別の超能力でも)成立するようなストーリー。
というか、変に超能力を登場させず、フツーの人間&動物ドラマにした方が良かったと思う。
ただ、主人公のキャラの設定や、食わせ物の園長の存在なんかは上手いと思う。
また、単に動物への愛情だけでなく、動物園の意義、人間のエゴ、ビジネスとしての動物園といった側面とキッチリ向き合ってるのは、単なる「動物大好きモノ」と一線を画していて良い。
この超能力の扱いが凄く中途半端。
これを軸にストーリーが進むのなら、それはソレでひとつの路線かも知れないけど、正直、超能力抜きでも(あるいは、別の超能力でも)成立するようなストーリー。
というか、変に超能力を登場させず、フツーの人間&動物ドラマにした方が良かったと思う。
ただ、主人公のキャラの設定や、食わせ物の園長の存在なんかは上手いと思う。
また、単に動物への愛情だけでなく、動物園の意義、人間のエゴ、ビジネスとしての動物園といった側面とキッチリ向き合ってるのは、単なる「動物大好きモノ」と一線を画していて良い。
2006年10月28日に日本でレビュー済み
名前を見かけたこともなかったし、おそらくそんなにキャリアのない漫画家さんだと思うのですが、「上手い」と言うのが第一印象。一話目のチンパンジーの話から考えさせられます。
主人公が特殊能力の持ち主(温度を視認出来る)だと言うのは、漫画では良くある手法ですが、それをメインにするのではなくて、あくまで動物を取り巻く環境、ひいては人間社会について正面から扱おうという姿勢が感じられて、好感が持てます。
動物に関する知識もなるほどと思うものが多いですし。読んでいて、玉井雪雄のIWAMALを思い出しました。
登場人物では、動物園の園長が非常に曲者と言うか、作者は、園長に自分の言いたい事を言わせている感じなのかな。とにかく、吐く一言一言が重い。
二巻収録分(イブニングで連載中)も、一巻と同じように結構重い内容を正面から扱ってますし、これからも注目したい漫画の一つです。
主人公が特殊能力の持ち主(温度を視認出来る)だと言うのは、漫画では良くある手法ですが、それをメインにするのではなくて、あくまで動物を取り巻く環境、ひいては人間社会について正面から扱おうという姿勢が感じられて、好感が持てます。
動物に関する知識もなるほどと思うものが多いですし。読んでいて、玉井雪雄のIWAMALを思い出しました。
登場人物では、動物園の園長が非常に曲者と言うか、作者は、園長に自分の言いたい事を言わせている感じなのかな。とにかく、吐く一言一言が重い。
二巻収録分(イブニングで連載中)も、一巻と同じように結構重い内容を正面から扱ってますし、これからも注目したい漫画の一つです。
2016年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
物の温度を視認できるという特殊能力を持った新米飼育員が主人公の物語。
動物園が舞台ですが、動物と飼育員との愛情物語という単純な物語ではありません。
特殊能力についても、それがメインに語られることはありません。
あくまでメインは“動物
なかなか面白いです
動物園が舞台ですが、動物と飼育員との愛情物語という単純な物語ではありません。
特殊能力についても、それがメインに語られることはありません。
あくまでメインは“動物
なかなか面白いです
2014年10月20日に日本でレビュー済み
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動物の生態と動物園の運営についてリアルでシビアな現状が描かれています。
好きなキャラは園長。仕事への姿勢が本当に素晴らしい。
社会人として尊敬できる人格。
主人公は漫画だからもっと熱血っぽさを誇張しても良かったのでは。
マイナス点として、主人公の特殊能力はなくてもこの漫画は変わらないと思う。
好きなキャラは園長。仕事への姿勢が本当に素晴らしい。
社会人として尊敬できる人格。
主人公は漫画だからもっと熱血っぽさを誇張しても良かったのでは。
マイナス点として、主人公の特殊能力はなくてもこの漫画は変わらないと思う。
2014年9月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
気に入ってます。
かんたんに買えてよかったです。
次もお願いしようと思います。
かんたんに買えてよかったです。
次もお願いしようと思います。